僕の調教監禁生活。

まぐろ

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「ん゛ーーっ…!」

目が覚めて伸びをする。もうおじさんは帰ったかな。そう思ったがいた。お兄さんの後ろで気まずそうに僕のことを見ている。

「お兄さん、おはよ。」

「うんおはよう。よく寝てたねー?いい夢見た?」

「ううん、お兄さんにくっついて…眠くて座り込んでからの記憶が…夢見なかった」

お兄さんは面白そうにふーん、と相槌を打った。何がそんなに面白いんだろう。

「ここに来たばっかのときはうなされてたけど……最近静かだったのはそういうことか…」

「なぁ…ショタ坊は鈴谷って苗字だよな。で、お前お父さんはもしかして…」

「あっ、駄目!悠佳くんっ…!」

お父さん…?僕のお父さん。小学校のときはいた。いたはずなのに思い出せない。あれ…?本当にいたっけ…?どこで抜けた?僕はお父さんに

「あっ、あっ、あれ…?い、痛いっ…お兄さん頭痛いぃっ!!」

「悠佳くん…!大丈夫、大丈夫だよ、ほらぎゅーってして…目瞑って……」

涙をボロボロこぼしながら、ただただお兄さんに抱きつかれる。頭がズキズキする。前までこんなことなかったのに。
僕はそのまま、がくんと脱力するように気絶した。

「わ…わりぃ…そんな風になると思わなくて…」

「悠佳くんのお父さんは…お前の言うとおり有名会社のあの人だよ。でも、悠佳くんに酷いことしたんだよ。家から泣き声が聞こえてたから…小学校のときに出ていって…何があったかはしらないけど、悠佳くんはその次の日から、お父さんの記憶がごっそり無くなったみたいになってた。」

「まてよ、なんでお前そこまで知ってんの?」

「え?だって俺悠佳くんのストーカーだし」

認めやがった…とおじさんは呟く。お兄さんは全く気にしていない様子で、僕に声をかけた。

「悠佳くん、悠佳くん…」

「う……お兄さん…?ごめん…いつから寝てたんだろ…?」

僕は目を開け、一生懸命思い出す。おじさんが確か、僕の名字がどうのこうの……ああ、そうか。

「僕の苗字とおんなじ会社がね、扇風機とか作ってるよ。おじさん、それが気になったんだよね?」

「あ………ああうん、そうだ。涼しくていいなーってな…」

「悠佳くん、頭痛くない?」

お兄さんは心配そうにしていたが僕は全然平気だ。むしろたくさん寝て元気だった。


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