奴隷を飼いました。

まぐろ

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オナホール

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「ご…ご主人様なんですかそれ…っ…」

「え?これ?オナホールっていって、性処理とかに使うんだよ。」

「そうじゃなくてっ…!!」

春紫苑は俺からオナホを取り上げると、ばっと背中に隠してしまった。

「春紫苑くん、それ使いたいから返してくれる?」

「なんでですか!!?嫌だ!!」

説得しようとしても返してくれない。
追いかけ回しても擽っても、春紫苑は返してくれなかった。

「ちょっと…、返してよほんとに、今大変なんだよ?」

「そんなこと言って!!僕というものがありながらぁぁ!!」

「だって春紫苑くん使いたくないんだもん」

「えっ…?」

春紫苑はなぜか後ずさりして泣きだしてしまった。なんでだ?

「え?なんで泣くの春紫苑くん、」

「うぇぇえええっ…ぐすっ…ご主人様僕のこと好きってぇええ言ってたのにぃいいい」

「好きだよ??なんで泣いてるの、」

とりあえず撫でようとした、が、手を払われてしまった。

「いたっ、」

「ゔぁぁぁああんご主人様のばかぁああああ」

馬鹿って…俺何かしたか?
全く思い当たりもないが、春紫苑はやっぱりオナホを返してくれない。

「に…ぁあ…にゃ、ぁ…」

俺と春紫苑が騒いでいると、顔色の悪いねこがやってきた。

「あ、ね、ねこ、大丈夫か?」

「に………にゃぁ……」

「ぐすっ…天使くん…?」

春紫苑が油断した瞬間にオナホを取り上げる。そしてねこに渡した。

「はい。これで、大丈夫そう?」

「にゃぁ…ありがとうございます……」

「え?それ天使くんが使うの?」

春紫苑が困惑している。ああ、俺が使うと思って嫉妬してたのか。

「ねこが発情期だからね、部屋に籠もるって言ってて。それで、頼まれて買ってあげたんだよ。」

「…な、なんだぁ、そうだったんですね!良かったぁー」

「ねこに春紫苑くん貸したら俺が春紫苑くんとできなくなるじゃん?だからそれはやだなーって。」

「えぇ~?最初から言ってくださいよ~もー」

春紫苑はにやける。

「ねぇ春紫苑くん、春紫苑くんはさぁ、俺に愛されたいって言ってたじゃん?俺はもう春紫苑くん大好きなんだけど…具体的には何がしたいの?」

そう聞くと、春紫苑は俯いて口ごもった。
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