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第1章:広がりの章 〜運命の出会い〜
18 想定外の新学期に怒りが頂点に達する
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午前12時。 時計の針が頂点を回った瞬間、嘉位はゆっくりと瞼を上げた。
まだ昼前だ。雪晴れの陽光がカーテン越しに部屋を柔らかく照らし出し、暖房の効いた室内は春のような微睡みに満ちている。
隣を見れば、香織が安らかな寝息を立てていた。
長い睫毛が頬に影を落とし、唇はわずかに緩んでいる。昨夜――いや、今朝方の激情が嘘のように、その寝顔は幼く、無垢だった。
この穏やかな時間が永遠に続けばいい。そう願いながらも、嘉位は現実の時間を意識して声をかけた。
「……香織」
名を呼ぶと、長い睫毛が震え、彼女はゆっくりと目を開けた。
「ん……? あら、おはようございます」 「おはよう。お昼だけど、どうする? 先にお風呂にする? それとも食事?」
香織は猫のように小さく伸びをしてから、むくりと起き上がった。
「うーん……お腹が空いたので、ごはんを食べてから考えます」
「わかった。じゃあ、着替えて食堂に行こうか」
二人が身支度を整えて部屋を出ると、廊下にはすでに三人のメイドが控えていた。
一斉に深々とお辞儀をする彼女たちに、嘉位は立ち止まって小声で告げる。
「シーツの交換を、お願いします」 「かしこまりました」
顔色一つ変えずに答えるメイドに、嘉位は内心で感謝しつつ、何食わぬ顔で戻ってきた。 その様子を不思議そうに見つめる香織の手を取り、彼は微笑む。
「行こうか」 「……はい?」 (何か重要な話だったのかしら? それともただの業務連絡?)
香織は小首を傾げながらも、差し出されたその手をしっかりと握り返した。
食堂に着くと、すでに温かい食事が用意されていた。 湯気を立てる椀物を運びながら、千佳がにこやかに現れる。
「おはようございます。電気、ガス、水道、すべて復旧確認済みでございます。本日はお祝いですので、お赤飯をご用意いたしました」
「……また、気が早いな。千佳さんはもう……うん、いただきます」
嘉位は苦笑しつつ匙を手に取ったが、香織には何の話かわからない。 (お祝い? 地震が収まったから?) 不思議に思いながら箸をつけようとしたその時、二人のスマートフォンが同時に震えた。
通知を見た瞬間、香織の手から箸が滑り落ちた。 カラン、という乾いた音が響く。
「か、嘉位! 見ましたかこれ!? 学校からの連絡です!」
彼女は慌てて画面を嘉位に突きつけた。
「明日からの新学期はフルリモートですって! まずホームルームをリモートで行い、そのまま授業。明後日もリモート。週明けの月曜日から登校再開……って!」
「うん。交通網の混乱を避けるためだろうね。妥当な判断だ」
嘉位が冷静に頷くと、香織の中で何かが弾けた。
「なんでそんなに冷静なんですか!」 「えっ?」
「明日から新学期ということはですよ? 私は今日中に寮へ帰らなきゃいけないってことじゃないですか! でもリモートなら、次に嘉位に会えるのは来週の月曜日になっちゃうんですよ!?」
香織の怒涛の勢いに、嘉位はたじろぐ。
「いや、あのね、香織」
「学校に連絡して、リモートは希望者のみにしましょう! この美味しいお食事だって、今日が最後かもしれないのに!」
がつがつと赤飯を口に運びながら、香織は涙目で訴える。 嘉位はなんとか口を挟もうと試みる。
「だから、その件についてなんだけど」
「なんで嘉位はさっきから他人事なんですか!」 「いや、そうじゃなくて……」
「そうだわ! 嘉位が私の実家に来ればいいんです! うちで一緒にリモート授業を受けましょう!」
名案だとばかりに目を輝かせる香織に、嘉位は完全にタイミングを失った。
「……わかりました。わかりましたから、落ち着いて」 「はい、決まりです!」 「いや、そうじゃなくて……」
困惑する嘉位を見て、香織はさらに苛立ちを募らせる。
(嬉しくないの? 私はこんなに一緒にいたいのに!) お茶を一気に飲み干し、おかわりを要求しようとしたところで、千佳が静かに割って入った。
「香織様、よろしいでしょうか」 「はい、なんですか千佳さん!」 「間もなく、蓬田のお母様が到着されます」
香織は「えっ」と固まったが、すぐに決意の表情に変わった。
(お母さんが迎えに来たんだわ。絶対に連れて帰られるものですか。よし、嘉位も一緒に連れて行く!)
「食べ終わりました! 嘉位、行きますよ!」 「ちょ、香織、待って」
嘉位の言葉も聞かず、香織は彼の手を引いて食堂を飛び出した。
***
玄関に到着すると、そこには確かに母の姿があった。
だが、その後ろにはなぜか大型トラックが停まっており、数人の業者が忙しなく荷物を搬入している。
「あら、二人とも。お正月ぶりね」 「お義母さん、昨夜は大変でしたね。どうぞ奥へ」
「ええ、嘉位さんには本当に助けられたわ。今後とも娘をよろしくお願いしますね。あ、荷物のほうは?」
すかさず千佳が進み出る。 「搬入については私共にお任せください。蓬田様は奥の応接室へどうぞ」
母はにこやかに頷き、家に上がり込んだ。 香織は訳が分からないまま、嘉位と共に応接室へ通される。
――ソファに座るなり、母が改めて頭を下げた。
「ありがとうございます。昨夜の迅速な対応、本当に感謝しています」 「いいえ、当然のことです」 「あのっ! お母さん!」
香織がたまらず声を張り上げた。
「私、嘉位を連れて帰るから! これからずっと一緒なの!」
唐突な宣言に、母はきょとんとして嘉位を見た。
「あら? 嘉位さん、伝わってないの?」 「……はい。何度も伝えようとしたんですが、僕のターンが回ってこなくて」
嘉位が肩をすくめると、母は「まあ」と笑った。
「香織、ダメとかいいとかじゃなくてね。あなたは今日から、ずっとここでお世話になることになったのよ」 「……え?」
「昨夜、山本のお母様と連絡を取り合ってね。もう家族なんだし、向こうで暮らしたほうが安全だし安心だろうって。私の寂しさは我慢するから、年に数回は顔を見せなさいね」
香織は口をぽかんと開け、ゆっくりと嘉位の方を向いた。
「……そういう、こと?」 「うん。それを言おうとしてたんだよ、ずっと」 「もう! 私だけ一人でイライラして……バカみたい!」
香織は顔を真っ赤にして叫んだが、次の瞬間には安堵の涙が溢れ出していた。
離れなくていい。ずっと一緒にいられる。
その事実に胸がいっぱいになり、恥ずかしさも忘れて泣きじゃくった。
母はそんな娘を生温かい目で見守り、いたずらっぽく尋ねた。
「ところで、お二人さん。姫始めはお済みかしら?」
香織はきょとんとした。「ヒメハジメ?」 だが嘉位は即座に、背筋を伸ばして答えた。
「はい」 「まあ! 若いって素晴らしいわねえ。香織、良かったわね」
母が嬉しそうに言うので、香織もよく分からないまま満面の笑みで答えた。
「はい! お母さん! とっても良かったです!」
その無邪気すぎる返答に、嘉位がわずかに咳払いをしたのを、香織は気づかなかった。
***
用件を済ませた母が帰った後、静けさを取り戻した玄関で、香織は嘉位を睨みつけた。
「なんで早く言ってくださらなかったんですか! 私だけパニックになって、バカみたいじゃないですか!」 「だから、食事の時に何度も言おうとしたんだけど……」 「……あ」
香織は自分の一方的な話し方を思い出し、みるみる赤面した。 人の話を聞かずに暴走し、勝手に実家へ連れて行こうとして……。
「ごめんなさい、嘉位……。一人になるのが嫌で、必死で……」
「わかってるよ。僕も同じ気持ちだ。これからもずっと一緒だよ、香織」 「……はい」
嘉位は優しく微笑むと、ふと思い出したように尋ねた。
「ところで香織。意味、わかっててお義母さんに返事したの?」
「えっ? お正月の特別な儀式か何かですよね?」 嘉位は頭を下に向けて、スマートフォンを差し出した。
「えっ……?」
――香織の思考が停止した。 数秒後、その意味が脳に浸透し、顔から火が出るほどの熱気が噴き出した。
(お母さんに……私、満面の笑みで『とっても良かったです』って……!?)
「あ、あわわわ……!」 「元気よく返事してたね。『はい!』って」 「嘉位のいじわる!!」
その時、玄関のチャイムが鳴り、新たな宅配便が届いた。
嘉位が受け取りに出ると、それはかなり大きな荷物だった。 数人の男性スタッフが現れ、「責任を持って運びます」と奥へ運んでいく。
それを見送った千佳が、二人に提案した。
「搬入が終わるまでの間、お二人でお風呂に行かれてはいかがですか?」 「えっ、二人で……?」
香織は一瞬戸惑ったが、すぐに表情を引き締めた。 もう子供じゃない。ずっと一緒にいると決めたのだ。
「はい。二人で行きます」
「かしこまりました。雪見風呂ができる露天風呂がよろしいかと」 「じゃあ、そこで」
迷いのない香織の返答に、嘉位は目を丸くした。 昨夜までの彼女なら、恥ずかしがって逃げ出しただろうに。 (これが、大人になるってことかな……)
頼もしさと愛おしさを同時に感じながら、嘉位は少し大人びた彼女の手を引いて、湯気の立つ方へと歩き出した。
まだ昼前だ。雪晴れの陽光がカーテン越しに部屋を柔らかく照らし出し、暖房の効いた室内は春のような微睡みに満ちている。
隣を見れば、香織が安らかな寝息を立てていた。
長い睫毛が頬に影を落とし、唇はわずかに緩んでいる。昨夜――いや、今朝方の激情が嘘のように、その寝顔は幼く、無垢だった。
この穏やかな時間が永遠に続けばいい。そう願いながらも、嘉位は現実の時間を意識して声をかけた。
「……香織」
名を呼ぶと、長い睫毛が震え、彼女はゆっくりと目を開けた。
「ん……? あら、おはようございます」 「おはよう。お昼だけど、どうする? 先にお風呂にする? それとも食事?」
香織は猫のように小さく伸びをしてから、むくりと起き上がった。
「うーん……お腹が空いたので、ごはんを食べてから考えます」
「わかった。じゃあ、着替えて食堂に行こうか」
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「行こうか」 「……はい?」 (何か重要な話だったのかしら? それともただの業務連絡?)
香織は小首を傾げながらも、差し出されたその手をしっかりと握り返した。
食堂に着くと、すでに温かい食事が用意されていた。 湯気を立てる椀物を運びながら、千佳がにこやかに現れる。
「おはようございます。電気、ガス、水道、すべて復旧確認済みでございます。本日はお祝いですので、お赤飯をご用意いたしました」
「……また、気が早いな。千佳さんはもう……うん、いただきます」
嘉位は苦笑しつつ匙を手に取ったが、香織には何の話かわからない。 (お祝い? 地震が収まったから?) 不思議に思いながら箸をつけようとしたその時、二人のスマートフォンが同時に震えた。
通知を見た瞬間、香織の手から箸が滑り落ちた。 カラン、という乾いた音が響く。
「か、嘉位! 見ましたかこれ!? 学校からの連絡です!」
彼女は慌てて画面を嘉位に突きつけた。
「明日からの新学期はフルリモートですって! まずホームルームをリモートで行い、そのまま授業。明後日もリモート。週明けの月曜日から登校再開……って!」
「うん。交通網の混乱を避けるためだろうね。妥当な判断だ」
嘉位が冷静に頷くと、香織の中で何かが弾けた。
「なんでそんなに冷静なんですか!」 「えっ?」
「明日から新学期ということはですよ? 私は今日中に寮へ帰らなきゃいけないってことじゃないですか! でもリモートなら、次に嘉位に会えるのは来週の月曜日になっちゃうんですよ!?」
香織の怒涛の勢いに、嘉位はたじろぐ。
「いや、あのね、香織」
「学校に連絡して、リモートは希望者のみにしましょう! この美味しいお食事だって、今日が最後かもしれないのに!」
がつがつと赤飯を口に運びながら、香織は涙目で訴える。 嘉位はなんとか口を挟もうと試みる。
「だから、その件についてなんだけど」
「なんで嘉位はさっきから他人事なんですか!」 「いや、そうじゃなくて……」
「そうだわ! 嘉位が私の実家に来ればいいんです! うちで一緒にリモート授業を受けましょう!」
名案だとばかりに目を輝かせる香織に、嘉位は完全にタイミングを失った。
「……わかりました。わかりましたから、落ち着いて」 「はい、決まりです!」 「いや、そうじゃなくて……」
困惑する嘉位を見て、香織はさらに苛立ちを募らせる。
(嬉しくないの? 私はこんなに一緒にいたいのに!) お茶を一気に飲み干し、おかわりを要求しようとしたところで、千佳が静かに割って入った。
「香織様、よろしいでしょうか」 「はい、なんですか千佳さん!」 「間もなく、蓬田のお母様が到着されます」
香織は「えっ」と固まったが、すぐに決意の表情に変わった。
(お母さんが迎えに来たんだわ。絶対に連れて帰られるものですか。よし、嘉位も一緒に連れて行く!)
「食べ終わりました! 嘉位、行きますよ!」 「ちょ、香織、待って」
嘉位の言葉も聞かず、香織は彼の手を引いて食堂を飛び出した。
***
玄関に到着すると、そこには確かに母の姿があった。
だが、その後ろにはなぜか大型トラックが停まっており、数人の業者が忙しなく荷物を搬入している。
「あら、二人とも。お正月ぶりね」 「お義母さん、昨夜は大変でしたね。どうぞ奥へ」
「ええ、嘉位さんには本当に助けられたわ。今後とも娘をよろしくお願いしますね。あ、荷物のほうは?」
すかさず千佳が進み出る。 「搬入については私共にお任せください。蓬田様は奥の応接室へどうぞ」
母はにこやかに頷き、家に上がり込んだ。 香織は訳が分からないまま、嘉位と共に応接室へ通される。
――ソファに座るなり、母が改めて頭を下げた。
「ありがとうございます。昨夜の迅速な対応、本当に感謝しています」 「いいえ、当然のことです」 「あのっ! お母さん!」
香織がたまらず声を張り上げた。
「私、嘉位を連れて帰るから! これからずっと一緒なの!」
唐突な宣言に、母はきょとんとして嘉位を見た。
「あら? 嘉位さん、伝わってないの?」 「……はい。何度も伝えようとしたんですが、僕のターンが回ってこなくて」
嘉位が肩をすくめると、母は「まあ」と笑った。
「香織、ダメとかいいとかじゃなくてね。あなたは今日から、ずっとここでお世話になることになったのよ」 「……え?」
「昨夜、山本のお母様と連絡を取り合ってね。もう家族なんだし、向こうで暮らしたほうが安全だし安心だろうって。私の寂しさは我慢するから、年に数回は顔を見せなさいね」
香織は口をぽかんと開け、ゆっくりと嘉位の方を向いた。
「……そういう、こと?」 「うん。それを言おうとしてたんだよ、ずっと」 「もう! 私だけ一人でイライラして……バカみたい!」
香織は顔を真っ赤にして叫んだが、次の瞬間には安堵の涙が溢れ出していた。
離れなくていい。ずっと一緒にいられる。
その事実に胸がいっぱいになり、恥ずかしさも忘れて泣きじゃくった。
母はそんな娘を生温かい目で見守り、いたずらっぽく尋ねた。
「ところで、お二人さん。姫始めはお済みかしら?」
香織はきょとんとした。「ヒメハジメ?」 だが嘉位は即座に、背筋を伸ばして答えた。
「はい」 「まあ! 若いって素晴らしいわねえ。香織、良かったわね」
母が嬉しそうに言うので、香織もよく分からないまま満面の笑みで答えた。
「はい! お母さん! とっても良かったです!」
その無邪気すぎる返答に、嘉位がわずかに咳払いをしたのを、香織は気づかなかった。
***
用件を済ませた母が帰った後、静けさを取り戻した玄関で、香織は嘉位を睨みつけた。
「なんで早く言ってくださらなかったんですか! 私だけパニックになって、バカみたいじゃないですか!」 「だから、食事の時に何度も言おうとしたんだけど……」 「……あ」
香織は自分の一方的な話し方を思い出し、みるみる赤面した。 人の話を聞かずに暴走し、勝手に実家へ連れて行こうとして……。
「ごめんなさい、嘉位……。一人になるのが嫌で、必死で……」
「わかってるよ。僕も同じ気持ちだ。これからもずっと一緒だよ、香織」 「……はい」
嘉位は優しく微笑むと、ふと思い出したように尋ねた。
「ところで香織。意味、わかっててお義母さんに返事したの?」
「えっ? お正月の特別な儀式か何かですよね?」 嘉位は頭を下に向けて、スマートフォンを差し出した。
「えっ……?」
――香織の思考が停止した。 数秒後、その意味が脳に浸透し、顔から火が出るほどの熱気が噴き出した。
(お母さんに……私、満面の笑みで『とっても良かったです』って……!?)
「あ、あわわわ……!」 「元気よく返事してたね。『はい!』って」 「嘉位のいじわる!!」
その時、玄関のチャイムが鳴り、新たな宅配便が届いた。
嘉位が受け取りに出ると、それはかなり大きな荷物だった。 数人の男性スタッフが現れ、「責任を持って運びます」と奥へ運んでいく。
それを見送った千佳が、二人に提案した。
「搬入が終わるまでの間、お二人でお風呂に行かれてはいかがですか?」 「えっ、二人で……?」
香織は一瞬戸惑ったが、すぐに表情を引き締めた。 もう子供じゃない。ずっと一緒にいると決めたのだ。
「はい。二人で行きます」
「かしこまりました。雪見風呂ができる露天風呂がよろしいかと」 「じゃあ、そこで」
迷いのない香織の返答に、嘉位は目を丸くした。 昨夜までの彼女なら、恥ずかしがって逃げ出しただろうに。 (これが、大人になるってことかな……)
頼もしさと愛おしさを同時に感じながら、嘉位は少し大人びた彼女の手を引いて、湯気の立つ方へと歩き出した。
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