ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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第1章:広がりの章 〜運命の出会い〜

34 京都から帰宅

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「あっというまでしたね、京都、明日で帰るのがもったいないです、また、来たいですね」

「物凄く濃厚な旅行だったね、明日帰るのはもったいないけど、学校がはじまるからね」
「明日は、お昼過ぎには、新幹線に乗るからね、また来たいよね」

夜景を見つめて、そっと嘉位に寄り添っていた。外は静かである。窓に立ち、ライトアップの京の夜を見ると、少し寂しくなり、手をとりあい、旅行を振り返り、スマートフォンの写真を見ながら、話しが弾み、既に0時を過ぎて、日付が変わっていた。


もう時間は朝の6時を過ぎていた。
嘉位は、アラームがセットしてあることを確認して、香織にやさしく口づけをした。香織は夢ではないのかと、思いながら、いつのまにか眠りについていた。着物で、月明りを殿方と寄り添い居ながら、そんな夢をみていたかのように、眠りについた。


目を閉じたつもりが、既にアラームがなっていた。
嘉位が、がばっと起き上がったらしいが、私はまだ夢の中。

「あれ!まばたきしたくらい、のつもりが...」既に10時前。今日は10時朝食にしていた
(そろそろ、起きて、朝食、そして帰り支度をしなくてはならない。)

「かおり、かおり、朝だよー」

まもなく、朝食が運ばれてくる時間だからだ。

うっすらと目をあけて、お姫様が、御殿様の唇をもとめ...。

嘉位はやさしく、耳元で
「かおりさーーん、かおーーーりーーさーん と、髪をなでて、そろそろ朝ごはんのお時間ですよーー」と呼び掛けてくれた。

目をこすりながら、スマートフォンの時計をみて、外は既に朝というか・・・「え!」
すかさず、布団を軽くたたみ、髪を整えてもらい、なぜか正座をしてまっていた。

朝食が届き、おいしく頂いた。湯葉が美味しく、おかわりできないのかと、・・・。
帰り支度をしなくてはならないため、嘉位は直ぐに、整理を始めていた。

私が最後に綺麗に、整頓して帰宅の準備を済ませた。
二人でフロントに行き、嘉位は会計をすませ、二人は京都駅についた。



   ***



なにかきょろきょろと、まわりを見渡している。京都駅は混雑していた。外国人さんも多くみられる。家族ずれはあわただしく、みどりの窓口に向かっていた。

「嘉位、まだ時間はありますか?」

「うん、30分くらい」

千佳さん、八重にお土産を買っていかなくてはと思いつつ、何を買えばよいのかがわからなかった、嘉位なら千佳さんのお土産わかるのかな?

「嘉位、千佳さんにお土産を買っていきたいのですが、お家の方々にもですけど、何が良いのかは?」
(昨年の事を思い出した、千佳が郵送できたものの中から30箱を選び、毎日食べていたことに。そう、あれは楓が棚ぜんぶくださいとか言って、お店の方をこまらしていたのを思い出した。)嘉位は、手を打ち、思い出したといわんばかりに

「千佳さん八つ橋がだいすきだよ、生八つ橋、うちに勤めている方もすきだよね」

「では、それを全部買いましょう!それで、良いですね。千佳さん喜ぶだろうな、こーんなに、いっぱいですからね」


(・・・それじゃ、楓とかわらんじゃないのか、女子ってそういうものなのか、楓だけ壊れていると思ってはいたが、香織も。・・・女子わからん。)何か、嘉位の視線が下を向いていた。わたし、おかしいのかな?

「あ、それでは5つだけは、手持ちにして、その棚全部というのは、直送してもらおうね」
「ほら、全部買ってしまったら、ほかの観光でこられているかた、困ってしまうからね」

口に手をひらいて、あてて、は!たしかに、というように目をまんまると、みひらいて、嘉位をみた

「そ、そ、そうですね、嘉位のいう通りです。あ!見てください、楓ちゃんはこのマウスパット、手が楽になるやつだ。


民芸日らしいですが、何か見たことあるような、イケメンお侍さんのイラストが施されておりめずらしいです。
一人で、あれよ、これよと手にとり、戻したり、また、手にとって、これだ、いや、これだと

「よし楓ちゃんはこれ、八重は500Mlの水筒!」
「京都っぽいこの水筒2つ買ってよいですか?同じのを」

「もちろんだよ、あとは少し飲み物とか、お菓子とかをね」


京都を出て、嘉位は千佳にSNSで迎えを依頼してくれている様子であった。
席でゆったりし、手をつないでいると、次第に眠くなってしまい、髪を撫でてもらいながら・・・。

アナウンスが流れていた。まもなく終点 東京 東京 と・・・。
軽く目を閉じたはずが、もう東京駅であった。

迎えの車に乗って、なぜだろうか、すごく久しぶりに帰ってきた感じであった。



   ***



ただいまー!玄関をあけると、
そこには
楓が立っていた。なぜか、腕を組んで、強い眼差し、そう、仁王立ちで

どうしたの、楓ちゃんと胸のなかで、呟いた。
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