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第1章
出会い 2
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葵「え? 灼と帝人! てか、帝人! それ私のコーラ!!」
コーラを先に取ったのは、帝人だった。灼と帝人もこのスーパーに買い物に来ていたのだ。
「いや、お前まだ買ってないから先に取った俺のだ。」
葵「帝人だってまだ買ってないじゃん! それは、私が先に目を付けてたの!」
帝人と葵がコーラをめぐって争っていた中、ひさきがあたふたしていると
「やあ、ひさき。 さっきぶりだね。 体調の方はどう?」
「灼君。うん、もう大丈夫だよ。 それより、あの二人ほっといていいの?」
「いいさ。あと、君付けしなくていいよ。」
「う、うん。」
(やっぱり、この二人何処かであった気がする。この光景も懐かしい。葵じゃなくて違う子がよく帝人と喧嘩してて、何もできなくて泣いている私を横で灼が慰めてくれる。そんな光景が浮かんでくる。気になるし、少し探ってみようかな?)
「ねえ、灼達はこの近くに住んでるの?」
「そうだよ。今、引っ越しの片付けの真っ最中で全く終わってなくてね、息抜きがてら帝人とお弁当買いに行こうってなったんだけど、オートロックなの忘れてて鍵を部屋に置いたまま出てきちゃって入れないんだ。」
「お前、気を抜きすぎんだよ。」
「ごめんて、帝人。 しばらく、漫喫かビジネスホテルかな。」
ようやく言い合いが終わった二人が会話にはいってきた。
葵「管理人に連絡すれば開けてくれるんじゃない?」
結局、帝人からコーラを取れなかった葵は不服そうに言った。
「管理人さん、しばらく休暇で海外に行ってるんだ。どうしても、外せない用事らしくて。」
「まあ、俺らも平気だっていっちゃったからな。」
灼「君たちは?二人で買い物?」
葵「そう。今日から、ひさきの家でお泊りだから。」
「仲いいんだな、お前ら。」
葵「悪い?」
葵は帝人にコーラをとられていることが、まだ気に食わないらしい。喧嘩腰だ。一同は、話しながら買い物を済ませスーパーを出た。
「ねぇ…、ところで2人とも、いつまでついてくるんで?」
帰り道、葵が立ち止まり、後ろをくっつくように歩いていた帝人と灼をじろりと見た。すでに、ひさきの家についていたのだ。
「最後まで? 俺たちも、そのお泊りパーティーに参加しようかと思って」
「( ゚Д゚)ハァ?」
帝人は「当たり前」のような態度で言った。あまり驚いていないひさきに、申し訳なさそうに笑っている灼。一人だけ状況をつかんでいない葵は、驚きを隠せないでいた。見かねた、ひさきは状況を説明した。
「ごめん、葵。 葵がさっきトイレに行ってる間に話したんだ。 帰る家がないって言われて、ほっとけなくて…」
「いや、だからって。帝人だよ?灼は良い奴だけど、帝人は私のコーラ取ったんよ?」
「おい、全部聞こえてるぞ」
「でも、ほっとけないでしょ? ちょっとの間だけだから、ね? お願い!」
「…、ひさきは優しすぎるよ…」
ひさきの説得で、同意した葵は帝人たちのほうを向いた。
「ひさきに免じて許可するけど、私らに手出したらつぶすから! 」
「…そんな真似、しねーよ。需要ないだろ、それ」
帝人が馬鹿にしたように、言いながらひさきの家に入っていった。葵も帝人の言葉に怒りながら、入っていった。
「ごめんね、迷惑かけて。」
「ううん、にぎやかの方が楽しいし。しばらくよろしく。」
ひさきは髪を耳にかけながら、笑った。
コーラを先に取ったのは、帝人だった。灼と帝人もこのスーパーに買い物に来ていたのだ。
「いや、お前まだ買ってないから先に取った俺のだ。」
葵「帝人だってまだ買ってないじゃん! それは、私が先に目を付けてたの!」
帝人と葵がコーラをめぐって争っていた中、ひさきがあたふたしていると
「やあ、ひさき。 さっきぶりだね。 体調の方はどう?」
「灼君。うん、もう大丈夫だよ。 それより、あの二人ほっといていいの?」
「いいさ。あと、君付けしなくていいよ。」
「う、うん。」
(やっぱり、この二人何処かであった気がする。この光景も懐かしい。葵じゃなくて違う子がよく帝人と喧嘩してて、何もできなくて泣いている私を横で灼が慰めてくれる。そんな光景が浮かんでくる。気になるし、少し探ってみようかな?)
「ねえ、灼達はこの近くに住んでるの?」
「そうだよ。今、引っ越しの片付けの真っ最中で全く終わってなくてね、息抜きがてら帝人とお弁当買いに行こうってなったんだけど、オートロックなの忘れてて鍵を部屋に置いたまま出てきちゃって入れないんだ。」
「お前、気を抜きすぎんだよ。」
「ごめんて、帝人。 しばらく、漫喫かビジネスホテルかな。」
ようやく言い合いが終わった二人が会話にはいってきた。
葵「管理人に連絡すれば開けてくれるんじゃない?」
結局、帝人からコーラを取れなかった葵は不服そうに言った。
「管理人さん、しばらく休暇で海外に行ってるんだ。どうしても、外せない用事らしくて。」
「まあ、俺らも平気だっていっちゃったからな。」
灼「君たちは?二人で買い物?」
葵「そう。今日から、ひさきの家でお泊りだから。」
「仲いいんだな、お前ら。」
葵「悪い?」
葵は帝人にコーラをとられていることが、まだ気に食わないらしい。喧嘩腰だ。一同は、話しながら買い物を済ませスーパーを出た。
「ねぇ…、ところで2人とも、いつまでついてくるんで?」
帰り道、葵が立ち止まり、後ろをくっつくように歩いていた帝人と灼をじろりと見た。すでに、ひさきの家についていたのだ。
「最後まで? 俺たちも、そのお泊りパーティーに参加しようかと思って」
「( ゚Д゚)ハァ?」
帝人は「当たり前」のような態度で言った。あまり驚いていないひさきに、申し訳なさそうに笑っている灼。一人だけ状況をつかんでいない葵は、驚きを隠せないでいた。見かねた、ひさきは状況を説明した。
「ごめん、葵。 葵がさっきトイレに行ってる間に話したんだ。 帰る家がないって言われて、ほっとけなくて…」
「いや、だからって。帝人だよ?灼は良い奴だけど、帝人は私のコーラ取ったんよ?」
「おい、全部聞こえてるぞ」
「でも、ほっとけないでしょ? ちょっとの間だけだから、ね? お願い!」
「…、ひさきは優しすぎるよ…」
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「ひさきに免じて許可するけど、私らに手出したらつぶすから! 」
「…そんな真似、しねーよ。需要ないだろ、それ」
帝人が馬鹿にしたように、言いながらひさきの家に入っていった。葵も帝人の言葉に怒りながら、入っていった。
「ごめんね、迷惑かけて。」
「ううん、にぎやかの方が楽しいし。しばらくよろしく。」
ひさきは髪を耳にかけながら、笑った。
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