最後の魔法使いはただ幸せになりたい

Hkei

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プロローグ

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  「この子は…」

産まれたばかりの女の子・・・を見つめながら歳おいた産婆が両親に警告する。

「隠した方がいいかもしれん。この子は危険じゃ」

「危険って…」

「目の色が金色じゃった…ワシが小さい頃ババ様から金色の目は不思議な力を発揮すると聞いたことがある」

「知られたら国に奪われるやもしれん」

ジャンとハンナは今すやすやと眠ってる我が子を見る

「まさか…今もう何十年とそんな力を使う人間は産まれてきてないって」

「私たちにもなんの力もないわ」

少し大きな声だったのでびくっと赤子が起き泣き出した。ハンナがあやすように抱き抱えるとぱあっと赤子が金色に光る。
お乳を飲み落ち着いてくると光も徐々に消えた。

「なるべく早く王宮より遠くに!ワシから漏れることは絶対にないから安心せい」

ハンナが動けるようになるのを待ち、2人は子供を連れて街を出た…
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