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level one
まいなすに(ご)
しおりを挟む「今日、先輩と天の川見に行くんだ」
とかおるからの報告。
その日は7月7日。
自分は彼女がいるくせに、純粋無垢なかおるを狙っているのかと思うと、彼に対し内心腹が立ちました。
「そう。夜、晴れるといいね😊」
かおる自身も先輩に彼女がいることを知っていて、その上でお互い了承済みでのデート。
それならば私が口を挟むことではないと思い、あくまで普段の笑顔で返しました。
「うん!だから、聖もいこ?」
ん?なんで?😅
「私、今日は夜12時までバイトだから無理だよ?💦」
慣れた手つきでLINEを打つかおる。
「先輩。待つって。終わったら私にLINEしてくれる?」
「わかった」
と答えたが、内心はあまり理解出来ていなかった。
バイトが終わり、シャワーを浴びていると2人が家に来た。
髪は少し濡れていたけれど、そのまま湖のある高台へと出かけた。
明らかに、場違いな空気。
高台には他にも数台、車が止まっていてカップルだらけ。
かおると先輩もイチャイチャしたいんだよね?
気を使い、私1人、離れた場所で星空を見上げた。
夏と言えど湖の近くなだけあって風が冷たい。
髪や身体に容赦なく強風が当たり、私の体温を奪った。
すると、
「1人で何してんの?」
と上着を持って彼が近づく
着とけと言われ、それを羽織る。
「かおるとの仲を邪魔しないようにと思って気を使ってるんですよ?」と可愛くない言葉を返す私。
「ごめんなさいね?私、付いてきちゃって」
あくまで笑顔で。おどけた風に言う
彼は一瞬考えてから
「俺は、あいつ(かおる)を誘えばお前が来ると思ったから」
と真顔で言い放った。
途端に、私は彼の手の中で踊らされていたんだと気づく。
かなり衝撃を受けた。
と同時に、かおるはフェイクで私とのデートなのだと嬉しくも思った(勘違いかもだが。。。)
そして、彼は少女マンガのヒーローの様な甘い言葉を囁くのだ。
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