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2.誠司
シュール
しおりを挟む3人で話をしていたが、途中で本田さんが呼ばれて2人になってしまった。
最初、自分と8つも歳の離れた子と何を喋ろうかと思ったが、今回のイベントの話や実生活のことなど意外と話すことがあって助かった。
何より、酒を飲みながらの女の子との会話は久しぶりだったので、とても楽しかった。
だが、徐々に彼女の方が酒に呑まれていった。
「いーなー。りさも、猫ちゃん飼いたーい。」
俺の家に2匹猫がいるという話の時。
だんだんと口調が砕け、もう彼女に大人っぽいイメージはなかった。
まるで、無邪気で無垢な子供が頑張って大人ぶってる感じ。
そりゃあ、本田さんもイジメたくなるわな。。。
実感。
「じゃあ、今度見に来る?」
聞いた途端、右肩に重みを感じた。
ドキっ。
スヤスヤと寝息をたてるりさ子。
柔軟剤のいい匂いがした。
「りさちゃん。眠いの?」
緊張しつつ聞く
うーんと返事なのか寝言なのか定まらないりさ子。
動いたと思ったら、俺の膝を枕に小さく丸まって本当に寝てしまった。
膝に掛かる重みが俺の緊張をリアルにさせる。
可愛い女の子が、俺の膝で寝てるということがシュールで、興奮する。。。
そして、変なことをしないかと緊張。
ほどなくして、お開きとなり、二次会の段取りを組み出す場内。
やっと緊張から解放される。。。
相変わらずご就寝のりさちゃん。
うーん
どうしよう
「りさちゃん」
呼んでも、揺すっても起きない。
ほっぺたをツンツン突っついたら
やっと「うーん」って言い出して、目を覚ました。
「りさちゃん。終わったよ。
帰れますか?」
「帰れますよ。
りさ。寝てました?」
眠たげな声で、まるで子供みたいに喋るのが可愛いかった。
目を擦ったまま立ち上がった彼女は、まだ酒が抜けてないのか、フラフラと危なっかしい。
コケそうになったところを腕を掴んだら、りさちゃんは二ヘラと笑った。
「俺、送るから、帰ろう」
頭で考えるより先に口に出していた。
そのまま2人で店先に止まっていたタクシーに乗り込んだ。
彼女は俺の右腕をしっかりと掴んで、また寝てしまった。
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