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抜き差しならない事情にて!

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「は、ぁ…んぅっ…」
「んっ、ぅ‥ん…」

彼方先輩に半分支えられるように脱衣所に入って、荒々しく口づけながら拘束を解いてもらった手で制服を脱がしてく。

「みつくんの、もうすごいことになってる…」
「彼方、先輩も──」

すこし、反応してる…

「ふふっ、こんな色っぽいみつくんを間近で見せられたらね…」

その反応してる彼方先輩を見て、俺は誘惑されるまま舌を這わした。

触れた肌はすべすべしてて気持ちよくて、ちょっとしょっぱかった。
ソレがすごく、興奮して──

あぁ、もぅダメむしゃぶりつきたい。

欲望のまま彼方先輩の足元にしゃがみこんで、きわどいところに舌を伸ばす。
でも、それは寸でのところで彼方先輩の手で止められた。

「…んっ、舐めちゃ駄目…ボク眠って汗かいちゃったから、シャワー浴びなきゃ」
「ん、ぅ…そんなの…っ‥どうでもいい、です…んっ」

止められた手に舌を這わせながら返事をする。

あ…彼方先輩の手、俺の唾液で濡れてグチョグチョ…
エロい眺め──

彼方先輩はタチ、だよね?
コレで、早く気持ちよくしてくれればイイのに…

もっと濡らしたら、してくれるかな?

「ん…‥」
「だから舐めちゃ駄目だって…どうでもよくないから、ほらこっち…っ」
「あ…っ」

もう一度舐めようとしてたのを止められて、つかんでた手を引っぱられて浴室へと押しこまれた。
それから蛇口を捻る音がして、上からお湯が降ってくる。

ダメだ…
薬のせいでお湯にまで感じちゃうよ…っ

立ってるコトができなくて、後ろの壁にもたれかかる。
そのままズルズルと座りこむと、その上に彼方先輩がまたがってきた。

「ここなら汗も流せるし、ローションの代わりもあるから…」
「え?」

そう言って彼方先輩が手を伸ばしたのはボディソープの容器。
出した液体を手に絡ませると、のばしたのは自分の後ろで──

「彼方、先輩…?」
「んっ、ぁ…もぅ、我慢しなくて、いいよ…?」

誘うように笑う彼方先輩が俺を見おろしてくる。

彼方先輩…ネコ、だったの…?
いや、でも──

「どう、したの?…ぁ、んっ」
「ぁ…」

ちょっと迷ったけど…
もぅ、そんなコトどうでもいいや。

今は、この熱をなんとかしたい。

「彼方先輩…っ」
「あっ…みつ、くんっ!」

俺は衝動の赴くまま彼方先輩を抱きよせて口づけて、ヌルつく後ろに指を這わせた。

慣らしはじめたばっかだし、今入れたら苦しい…よね?

そう思って我慢してたら──

「ぅん…は、ぁ…指、入れていい、よ……んっ」
「…っ」

そう耳元で囁かれて、ダメだって思うより先に先輩のなかに指を突きいれてた。

「んぁぁあ…っ!!」

3本目の指を飲みこんだソコは俺の暴挙のせいかキツく締めつけてくる。
それでもボディーソープのおかげか、ケガさせるのは免れたみたい。

「先輩‥すみま、せん…」
「…いいよって、言ったのはボク…んっ、だし…早く、一緒に気持ちよくなりたいの…‥」
「っ、勘弁してください…」

そんな可愛いコト言われたら──

「今すぐ入れたくなる…っ、じゃないですか…」
「ぁふっ…流石にそれは、ぁ…無理、だね…」
「確実に…流血沙汰、です…」

さっきより解れてきてるけど、俺のを入れるにはまだキツい。

今はまだ、ガマンしなきゃ…

「はっ、ん……前、っ‥辛い、よね‥?」
「さ、すがに…薬入って、たら…ね…」
「んぅっ…なら──」

そう言って赤く上気した顔で艶やかに笑うと、彼方先輩は自分のと俺のを触れあわせて一緒に扱きはじめた。

「っ、ぁ…!」
「ふぁぁあっ!」

思ったよりも強い刺激で、俺はおもわず彼方先輩のなかにある指に力を入れちゃった。
ソレがイイトコに当たったみたいで、彼方先輩は甲高いをあげて身体を震わせてる。

彼方先輩、可愛い…

もっと声聞きたい。
感じてるトコ、見たい…

その欲求に抗えなくて、彼方先輩の身体を弄る。

耳に舌を這わせて、甘噛んで。
それから首筋にも吸いついたあと、やさしく舐めて。
胸も空いたほうの手で撫でたり摘んだりして嬲る。

もちろんそのあいだ、後ろを嬲る手も忘れない。

「んぅっ…ぁ…みつくん、駄目ぇっ…手、動かせないっ…よぉ!」

彼方先輩は震える手を懸命に動かして、後ろを慣らしながら前を扱いてる。

そんなトコも可愛くて、ますます嬲る手に力が入った。

「ん、そんなの…いいですから」
「ふ、ぁ……ぃ、やぁっ‥みつ、くん…一緒に気持ち、よく…ぁあっ」

彼方先輩の身体が跳ねて、俺にもたれかかってきた。

今、イイトコいっぱい刺激したもんね。
なかも前も、ヒクヒクしてる…

けっこう限界が近いのかな?

前がもうグチョグチョ…
つぎからつぎへと粘ついた液体が溢れてくる。

エロい眺め…
んっ…早くなかに入れたくなってきちゃった。

「みつ、く…おねがっ…入れてぇ! も、イっちゃうよぉっ!!」

そんなコト思ってたら彼方先輩からのおねだり。
後ろもじゅうぶん解れたし、俺も我慢の限界ってコトで──

「了、解…っ」

そう短く返事をしてなかから彼方先輩の指も一緒に抜くと、硬く勃ちきった自身を2、3度擦りつけてからやわらかな内部に押しいれた。

「っ、ふぁぁああっ!!」
「くぅ…っ!」

甘い嬌声、のけ反る身体に俺を締めつけるキツくて熱い内部──
それからお腹に飛びちる熱い雫に、俺は感じるままになかへ白濁を吐きだした。

「ふ、ぁ、ぁ…ぁ…っ」

彼方先輩は脱力して俺にしな垂れかかりながら、なかにドクドク吐きだされるのに合わせて恍惚の表情を浮かべて喘ぐ。

ヤバい、エロい、可愛い…

ただでさえ薬飲まされてヤバいのに、こんなの見ちゃったら──

「彼方先輩…すみません…っ!」
「ん、あっ!」

抑えなんか効かない!

俺はシャワーで温まった床に彼方先輩を押したおして、ヒクつくなかを蹂躙する

「だ、めぇ…!ボクっ…イったばっ、かぁあっ!!」

今、攻められたらツラいよね…
俺もやられたコトあるからスッゴくわかる。

けど、止められない

「ひぁっ、んっ…ふぁあっ!!」
「す、みませ…っ」

それならいっそ──
そう思って、もう1度あやまってから抽挿を早める。

イったばっかはツラいけど、気持ちイイのもたしかだから…
彼方先輩の気持ちイイトコを攻めながらなかを穿つ。

ごめんね、彼方先輩。
これで、おわらせるからっ。

「ぁっ…はぁっ…ん、ぁっ、あっ!」
「はっ、くぅ…っ」

最初はツラそうだった彼方先輩の声が、攻めつづけるうちにだんだん愉悦に溶けたソレに変わってく。

よかった…
あとはさっさとおわらせて休ませてあげなきゃ。

ソレも、あとすこし──

「彼方、先輩…っ」
「みつ・…んぅっ!」

俺は彼方先輩に深く口づけながら、自身を奥まで突きいれた。

「く、ぅ…っ!」
「っ、ぁ……ぁ、ぁああっ!!」

そのまま奥に白濁を吐きだす。
ジワリ、と熱が広がっていくのを感じた。

それと同時にお腹に感じた熱。
視線を下ろすと、ソコには新しく散った白濁が。

あ…
彼方先輩もイったんだ…

なかがスゴいヒクヒク蠢いてる。
全部、絞りとろうとしてるみたい。

その気持ちよさに浸ってると、彼方先輩が余韻に濡れた声で囁いた。

「ぁ…みつくんの、まだ硬い…」
「…っ」
「みつくんのせいで…スイッチ、入っちゃった…まだイけるよ、ね?」

腰を誘うように揺らしながら、彼方先輩が唇をよせてくる。

「はい…」

俺はそううなづいて、寄せられた唇にやさしく、深く口づけた。




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