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第二章
運命(さだめ)
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_東宮、凛花の部屋_
四神が部屋の回りを見ながら、話し合っている。
青龍が冷静に喋る
『…皇女様が消えてから、もう1年になるのか……。』
朱雀が青龍に言う。
『私達が悪かったのかしら……皇女様の気持ちを考えてあげれなかった……。』
玄武が言う。
『そんなことないわよ。私達の母や父に…そして凛花様の母上さまが私達を、凛花様の護衛として…選んでくださったのですよ……?』
白虎が言う。
『…でも、これからどうする?もう…凛花様の母上は、この世にはいらっしゃらない…。
それに……』
白虎が宮廷の外を見つめる。
ワイワイ…ガヤガヤ…ザワザワ……
村人達が、騒いだり喧嘩が勃発している
朱雀が外を見て言う。
『…凛花様が消えてから……この半島は、また荒れてしまっている……。』
玄武が言う。
『…でも、私達に何か出来ないかしら……。』
青龍が立ち上がる。
『行こう。私達で……凛花様が戻れる環境を造るんだ。』
_森の国、白い狼の住処_
凛花が白い狼の住民と同じ服に着替えてる。
『…これでいいのかしら……私がここに居ても……』
薫が凛花の着替えを手伝いながら言う。
『何言ってるんですか、大丈夫ですよ。凛花は…もう私達と同じ同族よ。それにしても、貴女が来てから…この住処は平和になったわ…』
凛花が首を傾げる。
薫が続けて話す。
『この森の国は、毎回の如く…襲撃やら争いが絶えなかったの……。でも、貴女が来てからそんなことはなくなったわ。ありがとう。』
凛花が慌てながら言う。
『…そんな…お礼する程では…。私は何もしてませんし…。』
薫が驚いて問う。
『そうなの?でも、東宮の巫女様なんでしょ?』
トコトコ……
白髪に近い髪色に深い蒼い瞳をした、高齢の女性が現れる。
薫が驚いてしゃがむ。
『…長老様…。』
凛花は、その場で固まってしまう。
長老は、喋る。
『これはこれは…貴女様は…!!』
凛花の前で長老様がしゃがみ込む。
凛花が慌てて言う。
『長老様、立ってください…!!私はもう宮廷の巫女ではありませんよ…?』
長老様は、立ち上がり凛花に言う。
『…貴女様は、我々…白い狼の先祖の生まれ変わり……。
その蒼く美しい瞳が何よりの証。
先祖は、風を司り…平和をもたらしました。
しかし我々は、風を操る能力も平和にする能力もありません。』
薫は、唖然としながら長老に問う。
『…確かにあの時も、凛花は風をまといながら白い狼の姿をして現れたわよね……。』
長老が答える。
『そうじゃ…あれもまさしく先祖の生まれ変わりの証。龍騎様にふさわしい方だ。』
薫が凛花に説明する。
『龍騎はね、この森の国…白い狼の長なのよ。龍騎のご両親は我々の先祖の子孫なの。』
凛花が驚く。
長老が凛花の手を取り、話す。
『…龍騎を…我々の長を愛してくれてありがとう。私からもお礼を言うわ……。
でも、貴女は突然ここに来たから【あの場所】に案内するわ…』
凛花は頷き、長老について行く。
_歩いてる最中、長老様から色々聞いた。
私の前世である白い狼は、最初は能力もない人間だったこと。【ある場所】は、先祖と関わりがある場所だと言うこと。_
トコトコ……
長老が足を止めて、凛花に言う。
『着きました。ここです。』
目の前には、巨大な石が重なっていて洞窟みたいになっている。
凛花が長老に問う。
『…ここは……?』
長老が凛花に答える。
『…ここはね。先祖が白い狼に変化した場所でもあり…龍騎様が生まれた場所ですよ。そして……』
凛花が耳を疑う。
『…えっ…!?』
_私達は、運命【さだめ】を背負っているのだとこの時思った瞬間だった…_
coming soon……
四神が部屋の回りを見ながら、話し合っている。
青龍が冷静に喋る
『…皇女様が消えてから、もう1年になるのか……。』
朱雀が青龍に言う。
『私達が悪かったのかしら……皇女様の気持ちを考えてあげれなかった……。』
玄武が言う。
『そんなことないわよ。私達の母や父に…そして凛花様の母上さまが私達を、凛花様の護衛として…選んでくださったのですよ……?』
白虎が言う。
『…でも、これからどうする?もう…凛花様の母上は、この世にはいらっしゃらない…。
それに……』
白虎が宮廷の外を見つめる。
ワイワイ…ガヤガヤ…ザワザワ……
村人達が、騒いだり喧嘩が勃発している
朱雀が外を見て言う。
『…凛花様が消えてから……この半島は、また荒れてしまっている……。』
玄武が言う。
『…でも、私達に何か出来ないかしら……。』
青龍が立ち上がる。
『行こう。私達で……凛花様が戻れる環境を造るんだ。』
_森の国、白い狼の住処_
凛花が白い狼の住民と同じ服に着替えてる。
『…これでいいのかしら……私がここに居ても……』
薫が凛花の着替えを手伝いながら言う。
『何言ってるんですか、大丈夫ですよ。凛花は…もう私達と同じ同族よ。それにしても、貴女が来てから…この住処は平和になったわ…』
凛花が首を傾げる。
薫が続けて話す。
『この森の国は、毎回の如く…襲撃やら争いが絶えなかったの……。でも、貴女が来てからそんなことはなくなったわ。ありがとう。』
凛花が慌てながら言う。
『…そんな…お礼する程では…。私は何もしてませんし…。』
薫が驚いて問う。
『そうなの?でも、東宮の巫女様なんでしょ?』
トコトコ……
白髪に近い髪色に深い蒼い瞳をした、高齢の女性が現れる。
薫が驚いてしゃがむ。
『…長老様…。』
凛花は、その場で固まってしまう。
長老は、喋る。
『これはこれは…貴女様は…!!』
凛花の前で長老様がしゃがみ込む。
凛花が慌てて言う。
『長老様、立ってください…!!私はもう宮廷の巫女ではありませんよ…?』
長老様は、立ち上がり凛花に言う。
『…貴女様は、我々…白い狼の先祖の生まれ変わり……。
その蒼く美しい瞳が何よりの証。
先祖は、風を司り…平和をもたらしました。
しかし我々は、風を操る能力も平和にする能力もありません。』
薫は、唖然としながら長老に問う。
『…確かにあの時も、凛花は風をまといながら白い狼の姿をして現れたわよね……。』
長老が答える。
『そうじゃ…あれもまさしく先祖の生まれ変わりの証。龍騎様にふさわしい方だ。』
薫が凛花に説明する。
『龍騎はね、この森の国…白い狼の長なのよ。龍騎のご両親は我々の先祖の子孫なの。』
凛花が驚く。
長老が凛花の手を取り、話す。
『…龍騎を…我々の長を愛してくれてありがとう。私からもお礼を言うわ……。
でも、貴女は突然ここに来たから【あの場所】に案内するわ…』
凛花は頷き、長老について行く。
_歩いてる最中、長老様から色々聞いた。
私の前世である白い狼は、最初は能力もない人間だったこと。【ある場所】は、先祖と関わりがある場所だと言うこと。_
トコトコ……
長老が足を止めて、凛花に言う。
『着きました。ここです。』
目の前には、巨大な石が重なっていて洞窟みたいになっている。
凛花が長老に問う。
『…ここは……?』
長老が凛花に答える。
『…ここはね。先祖が白い狼に変化した場所でもあり…龍騎様が生まれた場所ですよ。そして……』
凛花が耳を疑う。
『…えっ…!?』
_私達は、運命【さだめ】を背負っているのだとこの時思った瞬間だった…_
coming soon……
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