45 / 52
事態の始まり
しおりを挟む
「次は何が観たい?」
「え、ええと……ファンタジーものとか、どうですか? 確か指輪の話の……すごい長編だったと思うんですけど、私観たこと無くて」
私達は昼の太陽が降り注ぐリビングで、大きな液晶テレビに表示された映画のアイコンを眺めながら、画面を指差し次はあれにしようか、これにしようかと話していた。
今は昼食の後片づけも終わり、午後の一息といったところである。
課長の家に来た昨日。
夜に専務から一度連絡があったものの、二日目となる今これといった変化はない。まだ昨日の今日なためか、いたって普通だった。
専務には新聞記者等から接触される可能性があると言われていた分、少し拍子抜けだった。
と言っても、課長がすぐ傍に居るせいで終始ドキドキしっぱなしなのはちょっと困るところではあるのだけど。
「そういえば俺も観てないな。一時期流行っていたのは知っていたが」
「ほ、本編と前日譚合わせると六部くらいあるそうですから、時間がないと中々手が出しにくいですよね」
私の返事に課長は頷いて、リモコンで画面を操作した。少し前のめりになったせいか、彼の凛々しい喉元が私の目の前に来てしまう。男性の喉仏が色っぽい、なんて思うのはきっと課長が相手だからだ。
しかし、一つ疑問なのは……なぜ私は今日も彼の膝の上に乗せられているのだろう? という事で。
昼食後に昨日と同じく「おいで」をされてしまい、その通りにした結果なのだけど、まるで当たり前のようにそうする課長がなんというか、可愛くて……ええとつまり、正直かなり照れるのだ。
映画でも観ようかと言ってくれたのは課長だ。もしかしたら、こうすることが目的だったのかもしれないと、嬉しそうな彼の顔を下から眺めつつ思う。
ただ筋肉がしっかりついた彼の太ももの上は安定感はあれど、座り心地は羞恥心が邪魔をして良いとは言えないし、頬は熱くなるし、私の体重で足が痺れるんじゃないかと気が気じゃないしで、この膝抱っこからどう逃れればいいのか内心悩んでいた。
しかもすでに一本映画を見終わった後だ。絶対痺れていると思うのだけど、どうしてこの人は平気な顔をしているのだろう。
好きな人にずっとドキドキしっぱなしなんて、まるで十代の女の子になった気分だわ。
年齢の事を考えてはいけないとわかっていても、課長の言動に一々心が反応してしまって、心がふわふわと浮いているようだった。
彼はどうも、自分の懐に入れた人にはとことん甘くなってしまう性質らしい。なんというか、ズルい。
こんな風に甘やかされたら、ずぶずぶと深く彼に嵌り込んで抜け出せなくなりそうだ。もう手遅れな気もするけど。
実は結構な映画好きという課長の部屋では、ネットとテレビが繋がっていて、現在画面には某有名動画配信サービスの一覧が表示されている。
テレビはあまり観ないらしく、最近はもっぱら隙間時間に映画ばかり見ているとのことだった。
情報収集にはニュースアプリを利用しているらしい。スマホをはいと私に手渡した彼は、横から指を滑らせてインストールされているアプリ画面を見せてくれた。誰もが知る経済新聞の有料アプリや、株などの金融ニュース系なども入っていて、会社でも効率よく仕事している彼らしいと思った。
「あ、それです。映像がすごいって、律子が言ってました」
「なるほど巽君か。昨日の彼女は……少々強烈だったな」
「ふふ。私も吃驚しました」
私がファンタジー超大作と書かれた映画のアイコンを指差すと、課長は少し苦笑いしながらリモコンで紹介画面を表示してくれた。恐らく昨日の会話を思い出しているのだろう。
律子には昨夜のうちに連絡して私の居場所を教えてあった。課長がそうして良いと言ってくれたからだ。
けれどその際、彼女に通話を課長に代わるように言われて代わったところ……『茜を巻き込んどいて、守れなかったら只じゃおかないわよ!!』という怒声が大音量でスマホから聞こえた、というわけである。
「他人に怒られたのは久しぶりだった」
「あ、はは……なんていうか、すみません」
「いや、おかげで背筋が伸びた。助かったよ」
律子の怒声に課長は真剣な表情と声で「必ず守る」と答えてくれていた。
普段はざっくばらんな律子の私への気持ちも嬉しかったし、それに真摯に対応してくれた課長の姿もとても嬉しかった。
私は得難い二人に囲まれていたのだと今更知った。
「全部落ち着いたら……律子に何かお礼がしたいです」
「そうか。俺にも何か出来ることがあったら、言ってくれ」
「ありがとうございます」
この事態が終わったら、律子には彼女の大好きな旅行をプレゼントしたいと思う。もちろん私も一緒に行けたら嬉しい。着物が好きで隠れ歴史オタクな彼女には、京都巡りなんかも良いかもしれない。二人で着物を着て、美味しい京料理に舌鼓をうちながら女子旅が出来たら最高だ。
そんな風に考えていると、テレビ画面に海外で絶大な人気を得ているのファンタジー映画の紹介動画が流れた。
レビュー件数も膨大で評価も高く、ファンの熱意が感じられる。
律子から強く勧められていたものの、本編が三部作、前日譚も三部作という構成のため、観るとなると結構な体力を要する気がして長期休暇の時にと先延ばしにしてしまっていたのだ。課長も興味があるようだし、この際観てしまってもいいかもしれない。
律子と話す時の良いネタにもなるだろう。
けれどまず先に、この膝から降りてからにしないと。
「あの課長、流石にこのままじゃ足が痺れて大変だと思いますから、そろそろ降ろし―――」
「……来たか」
私がそう口を開いた時、室内に高い電子音が響き渡った。
来訪者を知らせる呼び出し音だ。課長は私を膝からソファに降ろすと、すっと立ち上りインターホンに近付いた。
通話のボタンを押すと、小さな画面に来訪者の映像が映し出される。
「あー……すみません」という中年くらいの男性の声が聞こえた。
私も立ち上がって課長の傍に行くと、画面に映っている人間の上半身が見えた。
四十代くらいの中年男性だ。緑色のジャケットに、首からは社員証のようなネームプレートを下げている。明らかに業界関係者、といった風情だ。
「本庄尚人さんでいらっしゃいますか。わたくし『週刊文考社』の平内と申しますが、カイズ・エリアル会長について少々お伺いしたい事が———」
「申し訳ありませんが、お答え出来ることは何もありません。お帰り下さい」
ぷつり、と画面が消えて暗くなる。課長が通話を切ったからだ。彼の顔を横から見上げると、ちょうど深い息を吐いていた。
「どうやら、始まったらしい」
課長が苦く告げた。彼が私を片手で引き寄せ、耳元で小さく「すまない」と告げる。
私はそれに大丈夫ですと答えながら、先程まで私達が座っていたソファを横目に見た。
昼の太陽が降り注いでいたソファに、今は大きな雲の影が掛かっている。たった今まで過ごしていた穏やかな休日が、一気に霧散したようだった。
今日の予報は晴れ。けれどこの感じでは、夕方には雨が降り出すのかもしれない。
どんどん雲が空を覆いつくしていくその光景に、私はこれから始まる事態への前触れを感じていた。
窓の横では一才桜の鉢植えが、私達を心配するようにしょんぼりと花弁を雲の影に染めていた。
「え、ええと……ファンタジーものとか、どうですか? 確か指輪の話の……すごい長編だったと思うんですけど、私観たこと無くて」
私達は昼の太陽が降り注ぐリビングで、大きな液晶テレビに表示された映画のアイコンを眺めながら、画面を指差し次はあれにしようか、これにしようかと話していた。
今は昼食の後片づけも終わり、午後の一息といったところである。
課長の家に来た昨日。
夜に専務から一度連絡があったものの、二日目となる今これといった変化はない。まだ昨日の今日なためか、いたって普通だった。
専務には新聞記者等から接触される可能性があると言われていた分、少し拍子抜けだった。
と言っても、課長がすぐ傍に居るせいで終始ドキドキしっぱなしなのはちょっと困るところではあるのだけど。
「そういえば俺も観てないな。一時期流行っていたのは知っていたが」
「ほ、本編と前日譚合わせると六部くらいあるそうですから、時間がないと中々手が出しにくいですよね」
私の返事に課長は頷いて、リモコンで画面を操作した。少し前のめりになったせいか、彼の凛々しい喉元が私の目の前に来てしまう。男性の喉仏が色っぽい、なんて思うのはきっと課長が相手だからだ。
しかし、一つ疑問なのは……なぜ私は今日も彼の膝の上に乗せられているのだろう? という事で。
昼食後に昨日と同じく「おいで」をされてしまい、その通りにした結果なのだけど、まるで当たり前のようにそうする課長がなんというか、可愛くて……ええとつまり、正直かなり照れるのだ。
映画でも観ようかと言ってくれたのは課長だ。もしかしたら、こうすることが目的だったのかもしれないと、嬉しそうな彼の顔を下から眺めつつ思う。
ただ筋肉がしっかりついた彼の太ももの上は安定感はあれど、座り心地は羞恥心が邪魔をして良いとは言えないし、頬は熱くなるし、私の体重で足が痺れるんじゃないかと気が気じゃないしで、この膝抱っこからどう逃れればいいのか内心悩んでいた。
しかもすでに一本映画を見終わった後だ。絶対痺れていると思うのだけど、どうしてこの人は平気な顔をしているのだろう。
好きな人にずっとドキドキしっぱなしなんて、まるで十代の女の子になった気分だわ。
年齢の事を考えてはいけないとわかっていても、課長の言動に一々心が反応してしまって、心がふわふわと浮いているようだった。
彼はどうも、自分の懐に入れた人にはとことん甘くなってしまう性質らしい。なんというか、ズルい。
こんな風に甘やかされたら、ずぶずぶと深く彼に嵌り込んで抜け出せなくなりそうだ。もう手遅れな気もするけど。
実は結構な映画好きという課長の部屋では、ネットとテレビが繋がっていて、現在画面には某有名動画配信サービスの一覧が表示されている。
テレビはあまり観ないらしく、最近はもっぱら隙間時間に映画ばかり見ているとのことだった。
情報収集にはニュースアプリを利用しているらしい。スマホをはいと私に手渡した彼は、横から指を滑らせてインストールされているアプリ画面を見せてくれた。誰もが知る経済新聞の有料アプリや、株などの金融ニュース系なども入っていて、会社でも効率よく仕事している彼らしいと思った。
「あ、それです。映像がすごいって、律子が言ってました」
「なるほど巽君か。昨日の彼女は……少々強烈だったな」
「ふふ。私も吃驚しました」
私がファンタジー超大作と書かれた映画のアイコンを指差すと、課長は少し苦笑いしながらリモコンで紹介画面を表示してくれた。恐らく昨日の会話を思い出しているのだろう。
律子には昨夜のうちに連絡して私の居場所を教えてあった。課長がそうして良いと言ってくれたからだ。
けれどその際、彼女に通話を課長に代わるように言われて代わったところ……『茜を巻き込んどいて、守れなかったら只じゃおかないわよ!!』という怒声が大音量でスマホから聞こえた、というわけである。
「他人に怒られたのは久しぶりだった」
「あ、はは……なんていうか、すみません」
「いや、おかげで背筋が伸びた。助かったよ」
律子の怒声に課長は真剣な表情と声で「必ず守る」と答えてくれていた。
普段はざっくばらんな律子の私への気持ちも嬉しかったし、それに真摯に対応してくれた課長の姿もとても嬉しかった。
私は得難い二人に囲まれていたのだと今更知った。
「全部落ち着いたら……律子に何かお礼がしたいです」
「そうか。俺にも何か出来ることがあったら、言ってくれ」
「ありがとうございます」
この事態が終わったら、律子には彼女の大好きな旅行をプレゼントしたいと思う。もちろん私も一緒に行けたら嬉しい。着物が好きで隠れ歴史オタクな彼女には、京都巡りなんかも良いかもしれない。二人で着物を着て、美味しい京料理に舌鼓をうちながら女子旅が出来たら最高だ。
そんな風に考えていると、テレビ画面に海外で絶大な人気を得ているのファンタジー映画の紹介動画が流れた。
レビュー件数も膨大で評価も高く、ファンの熱意が感じられる。
律子から強く勧められていたものの、本編が三部作、前日譚も三部作という構成のため、観るとなると結構な体力を要する気がして長期休暇の時にと先延ばしにしてしまっていたのだ。課長も興味があるようだし、この際観てしまってもいいかもしれない。
律子と話す時の良いネタにもなるだろう。
けれどまず先に、この膝から降りてからにしないと。
「あの課長、流石にこのままじゃ足が痺れて大変だと思いますから、そろそろ降ろし―――」
「……来たか」
私がそう口を開いた時、室内に高い電子音が響き渡った。
来訪者を知らせる呼び出し音だ。課長は私を膝からソファに降ろすと、すっと立ち上りインターホンに近付いた。
通話のボタンを押すと、小さな画面に来訪者の映像が映し出される。
「あー……すみません」という中年くらいの男性の声が聞こえた。
私も立ち上がって課長の傍に行くと、画面に映っている人間の上半身が見えた。
四十代くらいの中年男性だ。緑色のジャケットに、首からは社員証のようなネームプレートを下げている。明らかに業界関係者、といった風情だ。
「本庄尚人さんでいらっしゃいますか。わたくし『週刊文考社』の平内と申しますが、カイズ・エリアル会長について少々お伺いしたい事が———」
「申し訳ありませんが、お答え出来ることは何もありません。お帰り下さい」
ぷつり、と画面が消えて暗くなる。課長が通話を切ったからだ。彼の顔を横から見上げると、ちょうど深い息を吐いていた。
「どうやら、始まったらしい」
課長が苦く告げた。彼が私を片手で引き寄せ、耳元で小さく「すまない」と告げる。
私はそれに大丈夫ですと答えながら、先程まで私達が座っていたソファを横目に見た。
昼の太陽が降り注いでいたソファに、今は大きな雲の影が掛かっている。たった今まで過ごしていた穏やかな休日が、一気に霧散したようだった。
今日の予報は晴れ。けれどこの感じでは、夕方には雨が降り出すのかもしれない。
どんどん雲が空を覆いつくしていくその光景に、私はこれから始まる事態への前触れを感じていた。
窓の横では一才桜の鉢植えが、私達を心配するようにしょんぼりと花弁を雲の影に染めていた。
0
あなたにおすすめの小説
恋は襟を正してから-鬼上司の不器用な愛-
プリオネ
恋愛
せっかくホワイト企業に転職したのに、配属先は「漆黒」と噂される第一営業所だった芦尾梨子。待ち受けていたのは、大勢の前で怒鳴りつけてくるような鬼上司、獄谷衿。だが梨子には、前職で培ったパワハラ耐性と、ある"処世術"があった。2つの武器を手に、梨子は彼の厳しい指導にもたくましく食らいついていった。
ある日、梨子は獄谷に叱責された直後に彼自身のミスに気付く。助け舟を出すも、まさかのダブルミスで恥の上塗りをさせてしまう。責任を感じる梨子だったが、獄谷は意外な反応を見せた。そしてそれを境に、彼の態度が柔らかくなり始める。その不器用すぎるアプローチに、梨子も次第に惹かれていくのであった──。
恋心を隠してるけど全部滲み出ちゃってる系鬼上司と、全部気付いてるけど部下として接する新入社員が織りなす、じれじれオフィスラブ。
愛が重いだけじゃ信用できませんか?
歩く魚
恋愛
【ヤンデレと戦えるのは遊び人である】
古庵瑠凪は、大学内における、いわゆる「何でも屋」に相当するサークルに所属している。
生徒を助け、浮かれたように遊び、大学生の青春を謳歌する、そんな毎日。
しかし、ある日「お見舞い」が自宅のドアにかけられていたことを皮切りに、彼の平穏な日々に変化が訪れる。
「好きだからです。世界中の誰よりも好きで好きでたまらないからです」
突然の告白。ストーカーの正体。
過去の一件から恋人を作らないと決意した瑠凪は、さまざまな方向に「重い」ヒロインたちのアプローチから逃れることができるのか?
【完結】恋は、友とビールとおいしい料理と
桜井涼
恋愛
大学時代からの親友、香奈子と理子。婚約破棄から始まる香奈子の恋は失恋旅行で何かをつかんだ。
転職から始まった理子の恋は、転勤でどう動く?それぞれの恋と友情の物語。
地味系秘書と氷の副社長は今日も仲良くバトルしてます!
楓乃めーぷる
恋愛
見た目はどこにでもいそうな地味系女子の小鳥風音(おどりかざね)が、ようやく就職した会社で何故か社長秘書に大抜擢されてしまう。
秘書検定も持っていない自分がどうしてそんなことに……。
呼び出された社長室では、明るいイケメンチャラ男な御曹司の社長と、ニコリともしない銀縁眼鏡の副社長が風音を待ち構えていた――
地味系女子が色々巻き込まれながら、イケメンと美形とぶつかって仲良くなっていく王道ラブコメなお話になっていく予定です。
ちょっとだけ三角関係もあるかも?
・表紙はかんたん表紙メーカーで作成しています。
・毎日11時に投稿予定です。
・勢いで書いてます。誤字脱字等チェックしてますが、不備があるかもしれません。
・公開済のお話も加筆訂正する場合があります。
19時、駅前~俺様上司の振り回しラブ!?~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
【19時、駅前。片桐】
その日、机の上に貼られていた付箋に戸惑った。
片桐っていうのは隣の課の俺様課長、片桐課長のことでいいんだと思う。
でも私と片桐課長には、同じ営業部にいるってこと以外、なにも接点がない。
なのに、この呼び出しは一体、なんですか……?
笹岡花重
24歳、食品卸会社営業部勤務。
真面目で頑張り屋さん。
嫌と言えない性格。
あとは平凡な女子。
×
片桐樹馬
29歳、食品卸会社勤務。
3課課長兼部長代理
高身長・高学歴・高収入と昔の三高を満たす男。
もちろん、仕事できる。
ただし、俺様。
俺様片桐課長に振り回され、私はどうなっちゃうの……!?
清貧秘書はガラスの靴をぶん投げる
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「お前、頬を叩いた詫びに婚約者になれ」
上司で社長の彪夏と秘書の清子はお似合いのふたりだと社内でも評判。
御曹司でイケメンの彪夏は女子の憧れの的。
清子はどこぞのご令嬢と噂され、男女問わず視線を集めていた。
……しかし。
清子には誰もが知らない、秘密があったのです――。
それは。
大家族のド貧乏!
上は高校生、下は生まれたばかりの五人弟妹。
おっとりして頼りにならない義母。
そして父は常に行方不明。
そんな家族を支えるべく、奮闘している清子ですが。
とうとう、彪夏に貧乏がバレたまではよかったけれど。
子持ちと間違われてついひっぱたいてしまい、償いに婚約者のフリをする羽目に。
しかも貧乏バラすと言われたら断れない。
どうなる、清子!?
河守清子
かわもりさやこ 25歳
LCCチェリーエアライン 社長付秘書
清楚なお嬢様風な見た目
会社でもそんな感じで振る舞っている
努力家で頑張り屋
自分がしっかりしないといけないと常に気を張っている
甘えベタ
×
御子神彪夏
みこがみひゅうが 33歳
LCCチェリーエアライン 社長
日本二大航空会社桜花航空社長の息子
軽くパーマをかけた掻き上げビジネスショート
黒メタルツーポイント眼鏡
細身のイケメン
物腰が柔らかく好青年
実際は俺様
気に入った人間はとにかくかまい倒す
清子はいつまで、貧乏を隠し通せるのか!?
※河守家※
父 祥平 放浪の画家。ほぼ家にいない
母 真由 のんびり屋
長男 健太(高一・16歳)服作りが趣味
次男 巧(高一・15歳)弁護士になるのが目標
三男 真(小五・10歳)サッカー少年
四男 望(保育園年中・5歳)飛行機大好き
次女 美妃(保育園児・五ヶ月)未知数
俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜
ラヴ KAZU
恋愛
二年間付き合った恋人に振られた亜紀は傷心旅行でニューヨークへ旅立つ。
そこで東條ホールディングス社長東條理樹にはじめてを捧げてしまう。結婚を約束するも日本に戻ると連絡を貰えず、会社へ乗り込むも、
理樹は亜紀の父親の会社を倒産に追い込んだ東條財閥東條理三郎の息子だった。
しかも理樹には婚約者がいたのである。
全てを捧げた相手の真実を知り翻弄される亜紀。
二人は結婚出来るのであろうか。
貧乏大家族の私が御曹司と偽装結婚⁈
玖羽 望月
恋愛
朝木 与織子(あさぎ よりこ) 22歳
大学を卒業し、やっと憧れの都会での生活が始まった!と思いきや、突然降って湧いたお見合い話。
でも、これはただのお見合いではないらしい。
初出はエブリスタ様にて。
また番外編を追加する予定です。
シリーズ作品「恋をするのに理由はいらない」公開中です。
表紙は、「かんたん表紙メーカー」様https://sscard.monokakitools.net/covermaker.htmlで作成しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる