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美少女との出会い編
意地悪な少女が乱入
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その後も色々な魔法を試した結果。
→お嬢様のリクエスト、物を乾燥させる(火魔法)紙を切る(風魔法)・収納する(収納魔法)は全て使えた。
→お嬢様の目が尋常じゃないくらい獰猛になった。
→や・ら・か・し・た!
という状態になってしまった。
(なんでこんなにチートなの?!スライムってこんな魔法が使えるものなの?)
1人戸惑うヒナタを置き去りに、お嬢様は何からやろうかワクワクと計画を立てていく。
「とりあえず、このスライムに私の実験を手伝ってもらいましょう。今は、薬草の乾燥に手こずっているから、火の魔法を存分に使ってもらいたいわね。」
「でも、お嬢様。このスライム、先程からたくさんの魔法を使用しておりますが、魔力切れ等は大丈夫なのでしょうか?」
「!!そうだったわ!魔法が使えるのもすごいけど、魔力切れの症状が見られないわ。魔力量も一度測定してみないと・・・。」
(魔力量・・・?そんなに多いのかなぁ?平均とかも分かんないからどうしようも無いわ・・・・・もう、情報が入ってこないのがもどかしい!せめて、文字が読めれば・・・この部屋にはあまり本は無いけど、他の部屋にはあるかも。そうだ!まずは文字を学ぶ所からやるかな。)
そんな事を考えていた時だった。
コンコンコンコンッ。
ノックが聞こえてきた。途端にお嬢様の顔が強張った。
「・・・リタ。スライムをクローゼットに隠して。急いで!」
「かしこまりました!」
リタは素早い動きでヒナタを掴んで檻の中に放り込むと、クローゼットの隅へと隠した。そして、そのままドアの所へと移動する。お嬢様へ視線を送るとお嬢様が頷いた。
「・・・入っていいわよ。」
その言葉を聞いたリタがドアを開ける。すると、初めてみる顔のメイドと一緒に煌びやかなドレスに身を包んだオレンジブラウンの髪を靡かせた少女が扇子で仰ぎながら入室してきた。
ぱっちりした茶色の瞳にきめ細やかな白い肌の可愛らしい少女と目が合うと、ニッコリと笑ったのだ。
「ごきげんよう。フローレンスお義姉様?今日は何をなさっていたの?また土遊びかしら?」
「・・・何か用なの?エスメ。」
面白いものを見たかのようにエスメと呼ばれた少女は、部屋の中を見渡す。
そして、クローゼットに視線を定めた。
「何かわたしに隠し事してるでしょ?隠そうとしても無駄よ。」
その言葉に一瞬フローレンスの視線がクローゼットを見てしまったが、すぐに逸らした。
エスメと呼ばれた少女は、パシッと手に持った扇子を閉じクローゼットを指し、近くのメイドへ指示を出す。
「あそこを開けなさい。」
スッとメイドが動いた。リタはピクッと制止しようと動いたがフローレンスが視線で止めた。
そのままメイドは一直線にクローゼットへと向かい、扉を開いた!
クローゼットの中からは、空っぽの鳥籠が出てきた。
「あら?鳥籠だけ?鳥でも飼っていたの?・・・中身はどうしたの?!」
「なんの話?その鳥籠は、小鳥を飼いたいと思って用意したけど・・・まだ何の鳥にするか決めてないから、使ってないわ。それが何か?」
「・・・ふん。そう、それなら精々、可愛いらしい小鳥が見つかるといいわね。見つかるならね。クスッ。」
エスメはチラッと鳥籠を持ったメイドに意味ありげな視線をなげる。
メイドは軽く頷くと見つけた鳥籠をクスクスと笑いながら床へとガシャン!と大きな音を立てて叩きつけ、何事も無かったかのようにエスメの元へ戻っていく。
その様子を無表情でリタは見つめていた。両手は後ろに隠し、血管が浮き出る程握り締めながら。
「フローレンスお義姉様が何か隠してると思って、楽しみにして来たのにガッカリだわ。このガッカリした気分を良くする為に・・・」
そう言うとエスメは、またニッコリと笑い視線を宝石箱へと移す。
「お優しいお義姉様なら可愛いわたしにコレ、譲ってくれるわよね?」
勝手に宝石箱を開け、一際大きいルビーのネックレスを手に取り、自分の首へとあてる。
フローレンスに見せつけた後、鏡でも確認していた。
「それはわたくしのお母様から頂いた大事なプレゼントよ。あげることは出来ないわ。」
「あら?でも・・・これはわたしが付けた方が似合うと思わない?」
「思わないわ!っ・・・返して!わたくしのよ!」
フローレンスが必死に手を伸ばし、ネックレスを取り返そうとする。その手がエスメの手を掠ったその時。
「いたぁぁぁぁぁいっ!!」
急にエスメが叫んだ!その声にびっくりしたフローレンスは、思わず手を引っ込めた。
その様子を確認したエスメは、ニヤリと笑いスッと離れていく。
「じゃあ、頂いていくわね!」
と、踵を返して部屋から出て行った。
パタンとドアが閉まった瞬間、はじかれたようにリタがフローレンスの下へ駆け寄ってきた。
そして、ぎゅうと抱きしめた。
「お嬢様ぁ!・・・お守り出来ず申し訳ありません!」
「・・・いいのよ。リタはあれでよかったの。わたくしの命令をちゃんと守れてたのだから。わたくしなら大丈夫。」
「ぅ・・・うぅ・・・。」
ポロポロと泣き出しリタをフローレンスが背中をトントンと優しく叩き慰める様子を覗くヒナタの姿があった。
ーーーーー
やっと、お嬢様の名前が出てきました!
→お嬢様のリクエスト、物を乾燥させる(火魔法)紙を切る(風魔法)・収納する(収納魔法)は全て使えた。
→お嬢様の目が尋常じゃないくらい獰猛になった。
→や・ら・か・し・た!
という状態になってしまった。
(なんでこんなにチートなの?!スライムってこんな魔法が使えるものなの?)
1人戸惑うヒナタを置き去りに、お嬢様は何からやろうかワクワクと計画を立てていく。
「とりあえず、このスライムに私の実験を手伝ってもらいましょう。今は、薬草の乾燥に手こずっているから、火の魔法を存分に使ってもらいたいわね。」
「でも、お嬢様。このスライム、先程からたくさんの魔法を使用しておりますが、魔力切れ等は大丈夫なのでしょうか?」
「!!そうだったわ!魔法が使えるのもすごいけど、魔力切れの症状が見られないわ。魔力量も一度測定してみないと・・・。」
(魔力量・・・?そんなに多いのかなぁ?平均とかも分かんないからどうしようも無いわ・・・・・もう、情報が入ってこないのがもどかしい!せめて、文字が読めれば・・・この部屋にはあまり本は無いけど、他の部屋にはあるかも。そうだ!まずは文字を学ぶ所からやるかな。)
そんな事を考えていた時だった。
コンコンコンコンッ。
ノックが聞こえてきた。途端にお嬢様の顔が強張った。
「・・・リタ。スライムをクローゼットに隠して。急いで!」
「かしこまりました!」
リタは素早い動きでヒナタを掴んで檻の中に放り込むと、クローゼットの隅へと隠した。そして、そのままドアの所へと移動する。お嬢様へ視線を送るとお嬢様が頷いた。
「・・・入っていいわよ。」
その言葉を聞いたリタがドアを開ける。すると、初めてみる顔のメイドと一緒に煌びやかなドレスに身を包んだオレンジブラウンの髪を靡かせた少女が扇子で仰ぎながら入室してきた。
ぱっちりした茶色の瞳にきめ細やかな白い肌の可愛らしい少女と目が合うと、ニッコリと笑ったのだ。
「ごきげんよう。フローレンスお義姉様?今日は何をなさっていたの?また土遊びかしら?」
「・・・何か用なの?エスメ。」
面白いものを見たかのようにエスメと呼ばれた少女は、部屋の中を見渡す。
そして、クローゼットに視線を定めた。
「何かわたしに隠し事してるでしょ?隠そうとしても無駄よ。」
その言葉に一瞬フローレンスの視線がクローゼットを見てしまったが、すぐに逸らした。
エスメと呼ばれた少女は、パシッと手に持った扇子を閉じクローゼットを指し、近くのメイドへ指示を出す。
「あそこを開けなさい。」
スッとメイドが動いた。リタはピクッと制止しようと動いたがフローレンスが視線で止めた。
そのままメイドは一直線にクローゼットへと向かい、扉を開いた!
クローゼットの中からは、空っぽの鳥籠が出てきた。
「あら?鳥籠だけ?鳥でも飼っていたの?・・・中身はどうしたの?!」
「なんの話?その鳥籠は、小鳥を飼いたいと思って用意したけど・・・まだ何の鳥にするか決めてないから、使ってないわ。それが何か?」
「・・・ふん。そう、それなら精々、可愛いらしい小鳥が見つかるといいわね。見つかるならね。クスッ。」
エスメはチラッと鳥籠を持ったメイドに意味ありげな視線をなげる。
メイドは軽く頷くと見つけた鳥籠をクスクスと笑いながら床へとガシャン!と大きな音を立てて叩きつけ、何事も無かったかのようにエスメの元へ戻っていく。
その様子を無表情でリタは見つめていた。両手は後ろに隠し、血管が浮き出る程握り締めながら。
「フローレンスお義姉様が何か隠してると思って、楽しみにして来たのにガッカリだわ。このガッカリした気分を良くする為に・・・」
そう言うとエスメは、またニッコリと笑い視線を宝石箱へと移す。
「お優しいお義姉様なら可愛いわたしにコレ、譲ってくれるわよね?」
勝手に宝石箱を開け、一際大きいルビーのネックレスを手に取り、自分の首へとあてる。
フローレンスに見せつけた後、鏡でも確認していた。
「それはわたくしのお母様から頂いた大事なプレゼントよ。あげることは出来ないわ。」
「あら?でも・・・これはわたしが付けた方が似合うと思わない?」
「思わないわ!っ・・・返して!わたくしのよ!」
フローレンスが必死に手を伸ばし、ネックレスを取り返そうとする。その手がエスメの手を掠ったその時。
「いたぁぁぁぁぁいっ!!」
急にエスメが叫んだ!その声にびっくりしたフローレンスは、思わず手を引っ込めた。
その様子を確認したエスメは、ニヤリと笑いスッと離れていく。
「じゃあ、頂いていくわね!」
と、踵を返して部屋から出て行った。
パタンとドアが閉まった瞬間、はじかれたようにリタがフローレンスの下へ駆け寄ってきた。
そして、ぎゅうと抱きしめた。
「お嬢様ぁ!・・・お守り出来ず申し訳ありません!」
「・・・いいのよ。リタはあれでよかったの。わたくしの命令をちゃんと守れてたのだから。わたくしなら大丈夫。」
「ぅ・・・うぅ・・・。」
ポロポロと泣き出しリタをフローレンスが背中をトントンと優しく叩き慰める様子を覗くヒナタの姿があった。
ーーーーー
やっと、お嬢様の名前が出てきました!
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