世界は冒険に満ちている!(笑)

みやさん

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超・難・問!

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「ふおぉぉぉぉっ!!!」
「アン!アン!」


ここはドラゴンが生息しているといわれている島。ドラゴン会いたさに勢い余ってきてしまったのだ。
憧れのドラゴンの地へと足を踏み入れたユータはテンション爆上がりで、嬉しい悲鳴が止まらない。
相棒のアッシュも嬉しそうなユータの姿に、ユータの周りを楽しそうに駆け回っている。

・・・・・・まだドラゴンの姿も見えていないが、同じ空気を吸うだけで嬉しいのだろう。


「さあ!アッシュ!ドラゴンを探すぞー!」
「アウン!!」


意気揚々と歩き出すユータ達だった。
しばらく島を楽しんでいたユータ達だったが、とうとうお目当てのドラゴンと出会う事ができた。


「ふおぉぉぉぉっ!!」(2度目)

目からビームが出るのではないか疑うくらい瞳を輝かせているユータ。

「アン!アン!」

異常なまでの喜びを表すユータに、さらに喜ぶアッシュ。


ドラゴンは赤・青・黄・緑・桃・紫・黒の7頭見つける事ができた。
7頭共、寛いでいたのかウトウトしている場面だった。


「・・・はっ!お昼寝時だったのかな?アッシュ、しぃー!だよ。」
「・・・アン。」


大人しくドラゴンの姿を眺めていたユータ達だったが、しばらくするとだんだん視界が悪くなってきた事に気づいた。

・・・霧が出てきたようだ。


『フフフフフ・・・。このドラゴン達はワタシがもらっていくわ。』
「なにっ!?誰だ?!」


突然、女性の声が聞こえてきた。
すると背中に黒い羽根の生えた黒い髪の女性が木の影から姿を現した。


「魔族か・・・?」
『ええ、そうよ。魔族は初めて見るかしら?ちょっとお仕事中なの。邪魔しないでね?』


すると、ウトウトしているドラゴンに濃い霧が迫っていくのが見えた。


「まさかっ!ドラゴンが眠そうなのはお前の仕業かっ!?」

『あら?よく気がついたわね?褒めてあげるわ。そうよ。ドラゴンを運びやすいように、ちょっとだけ眠ってもらおうと思ってね。まぁ、今更気がついても遅いけどね。・・・じゃあドラゴンは頂いていくわね。』

「させるかっ!くっ、・・・ドラゴンと友達になったら使おうと思っていたが、こうなったら仕方ない。コレを使おう!」


そう言ってバックから取り出したのは丸いボールであった!


「これは、ドラゴンゲットボールだぁ!このボール1つで数を指定すれば、何頭でもこのボールの中にドラゴンを入れる事ができるんだ!」
『なにっ!そんな魔道具があるとは!あれを使われたらまずいっ!』


魔族の女が手をかざすと濃い霧がドラゴンの半数を覆い隠してしまった。
目視で確認できるのは、赤と黄と緑のドラゴンだけになってしまった。


「卑怯な!・・・ドラゴンって何頭いたんだっけ?今はいーち、にー、さーん、で3頭だから・・・最初にいたのは・・・えーっと?」
「ワウン?」


最初に何頭いたか忘れてしまったユータ!大ピンチである。
ドラゴンゲットボールは最初に何頭か数を言わないと入れる事ができないのだ!


『あらあら、何頭だったか忘れちゃったの?大変ねー。じゃあ、ドラゴンはワタシがもらってあげるわね?』

「このままじゃ、ドラゴンが魔族に奪われてしまう!それだけはダメだ!とりあえず見えている3頭だけでも助けなきゃ!」


ユータはドラゴンに向かってボールを投げた!


「3頭のドラゴン、ゲットー!!」


するとぱかっとボールが開き、3頭のドラゴンが吸い込まれていく。
ピコン!と音を立ててボールが閉じるとそのままユータの手元に戻ってきた。


「よしっ。これでこのドラゴンは保護できた!残りは、ええっと・・・あ!そうだった!最初にドラゴンは7頭だったはず。じゃあ、いま3頭保護したから、残りは・・・何頭だ?」


最初にいたドラゴンの数を思い出したユータだったが、残りの数が分からない。
しかし、急がなければドラゴンが魔族に奪われてしまう!


「一か八かだ!・・・3のドラゴン、ゲットー!!!」














「学習教材のDVDに恐竜が出てくるから楽しそうなのはいいんだけど・・・・・どうして毎回7ー3の答えが3になっちゃうのかしら?恐竜に夢中になりすぎじゃない?」


・・・ママのつぶやきが部屋に吸い込まれた。


ーーーーーーーーーー
ドラゴンゲットボール(笑)
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