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不思議なドア
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ピチョン・・・ピチョン・・・
薄暗いダンジョンの通路を慎重に進む。石の壁が続き、全体的に苔むしていて、しっとりとしている。
「・・・ライト。」
暗い通路を照らすため、ライトの魔法を使う。それでも奥の方には灯りが届かないので、進む先は真っ暗闇だ。
罠がないか、鑑定魔法を使いつつマッピングをしながら奥へと進む。
視界が悪いのもあり、魔物がいつ飛び出してきてもおかしくない。
だが、頼りになる相棒のアッシュがいるので、背中を任せられるのは心強い。
進むにつれ、小型で醜い容姿をしている人型のゴブリンや犬の容姿を持った人型のコボルト等が度々襲ってきた。
しかし、ユータは得意の剣技を駆使して、危なげなく撃退していく。
少し進むと道が二股に分かれていた。
「さて、どちらに進もうかな?・・・アッシュの勘はどっちって言ってる?」
「・・・アン!」
アッシュが鼻で指し示したのは、右の通路だった。ユータはアッシュの鼻を信じて進むことにした。
少し進むと、・・・カツンと石の音がしたような気がした。目を凝らし耳を澄ます。
ゴガァ………グガァァ………
鳴き声のようなくぐもったような音が響いてきた。
音の方へ近づいていくと、少し開けた場所に出た。音の発生場所が分かると段々と姿形がはっきりしてくる。
「・・・・・オークか。結構でかいなぁ。」
「ワウン。」
「まだ気付かれてはいないみたいだな。よし、奇襲をかけるぞっ。」
「ガウッ!」
ドシ……ドシ……
あまり早い動きではないようで、ゆっくりと歩いているオークを横目に動きを目で追う。
ユータはオークの視界に入らないよう気をつけながら、オークの背後にまわり込んだ。アッシュは、オークの前に陣取りユータの合図を待っていた。
ユータはアッシュへ手でサインを送ると、アッシュは「ガウッ!ガウッ!!」と吠え始めた。
アッシュの声に気づいたオークは、一直線にアッシュへ向かって戦斧を振り上げ走り出した!
それと同時にユータもオークの後ろへ躍り出た!そして、ダンッと地面を蹴り飛び上がると、オークの首すじ目掛けて剣を真横に振り抜いた!
ズバァアァァァン!!
オークにとっては突然のことだったのか首が無いまま数歩、惰性的に歩き・・・崩れ落ちたのだった。
「ふぅ、アッシュよくやった!」
「アン!アン!」
アッシュを撫で、ねぎらっていると倒れたオークの姿が消えたと思ったら魔法陣が現れた。
そして、魔法陣の中央に地面から生えてくるように豪奢な扉が現れた。
「扉?なんだろう?」
訝しみながらもユータは扉に近づいていくと、扉の前に文字が浮かび上がってきた。
ユータは目線を滑らせ、読んでいく。
「・・・え、すごい!アッシュ!これはなんと!
『ロケットドアー!!!』
って、言うみたい!」
テレレテッテッテー♪
「このドアノブを握るとこのドアごと飛んで、壁も擦り抜けダンジョンの入り口に戻る事ができるアイテムみたい!」
「ワウン!?」
「次にこのダンジョンに入る時はまたここから始める事もできるみたいだし、一旦離脱しよっか!」
「アン!」
「よーしっ!そうと決まれば、ダンジョン攻略は一旦休憩だぁ!帰るぞー!」
アッシュを小脇に抱えドアノブをギュッと握ったユータ。
ドドドドドドドッッ・・・
ドシューーーーー!!!!!
ドアごとダンジョンの天井に向かって飛んで行くのだった。
「ユー君・・・・・せめて、ドアは開こう?ロケットドアって・・・何・・・??」
ユータの妄想冒険を横目にママは呟くのだった。
薄暗いダンジョンの通路を慎重に進む。石の壁が続き、全体的に苔むしていて、しっとりとしている。
「・・・ライト。」
暗い通路を照らすため、ライトの魔法を使う。それでも奥の方には灯りが届かないので、進む先は真っ暗闇だ。
罠がないか、鑑定魔法を使いつつマッピングをしながら奥へと進む。
視界が悪いのもあり、魔物がいつ飛び出してきてもおかしくない。
だが、頼りになる相棒のアッシュがいるので、背中を任せられるのは心強い。
進むにつれ、小型で醜い容姿をしている人型のゴブリンや犬の容姿を持った人型のコボルト等が度々襲ってきた。
しかし、ユータは得意の剣技を駆使して、危なげなく撃退していく。
少し進むと道が二股に分かれていた。
「さて、どちらに進もうかな?・・・アッシュの勘はどっちって言ってる?」
「・・・アン!」
アッシュが鼻で指し示したのは、右の通路だった。ユータはアッシュの鼻を信じて進むことにした。
少し進むと、・・・カツンと石の音がしたような気がした。目を凝らし耳を澄ます。
ゴガァ………グガァァ………
鳴き声のようなくぐもったような音が響いてきた。
音の方へ近づいていくと、少し開けた場所に出た。音の発生場所が分かると段々と姿形がはっきりしてくる。
「・・・・・オークか。結構でかいなぁ。」
「ワウン。」
「まだ気付かれてはいないみたいだな。よし、奇襲をかけるぞっ。」
「ガウッ!」
ドシ……ドシ……
あまり早い動きではないようで、ゆっくりと歩いているオークを横目に動きを目で追う。
ユータはオークの視界に入らないよう気をつけながら、オークの背後にまわり込んだ。アッシュは、オークの前に陣取りユータの合図を待っていた。
ユータはアッシュへ手でサインを送ると、アッシュは「ガウッ!ガウッ!!」と吠え始めた。
アッシュの声に気づいたオークは、一直線にアッシュへ向かって戦斧を振り上げ走り出した!
それと同時にユータもオークの後ろへ躍り出た!そして、ダンッと地面を蹴り飛び上がると、オークの首すじ目掛けて剣を真横に振り抜いた!
ズバァアァァァン!!
オークにとっては突然のことだったのか首が無いまま数歩、惰性的に歩き・・・崩れ落ちたのだった。
「ふぅ、アッシュよくやった!」
「アン!アン!」
アッシュを撫で、ねぎらっていると倒れたオークの姿が消えたと思ったら魔法陣が現れた。
そして、魔法陣の中央に地面から生えてくるように豪奢な扉が現れた。
「扉?なんだろう?」
訝しみながらもユータは扉に近づいていくと、扉の前に文字が浮かび上がってきた。
ユータは目線を滑らせ、読んでいく。
「・・・え、すごい!アッシュ!これはなんと!
『ロケットドアー!!!』
って、言うみたい!」
テレレテッテッテー♪
「このドアノブを握るとこのドアごと飛んで、壁も擦り抜けダンジョンの入り口に戻る事ができるアイテムみたい!」
「ワウン!?」
「次にこのダンジョンに入る時はまたここから始める事もできるみたいだし、一旦離脱しよっか!」
「アン!」
「よーしっ!そうと決まれば、ダンジョン攻略は一旦休憩だぁ!帰るぞー!」
アッシュを小脇に抱えドアノブをギュッと握ったユータ。
ドドドドドドドッッ・・・
ドシューーーーー!!!!!
ドアごとダンジョンの天井に向かって飛んで行くのだった。
「ユー君・・・・・せめて、ドアは開こう?ロケットドアって・・・何・・・??」
ユータの妄想冒険を横目にママは呟くのだった。
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