禁断の扉を開けたのは!?

秋元智也

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環境の変革

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一ヶ月後、遼は松葉杖無しでも歩けるようになっていた。
制服に着替えると学校へと向かった。
本当なら行きたくはない。
また虐めにあうばかりだからである。
教師もそれを見てみぬ降りをしていたため誰も信じられない。
いっそのことふけるか・・・とも考えたが後ろについてきている黒服から綾音に連絡が行きそうで仕方なく校門の中へと入る。
すると案の定いつものメンバーが遼を取り囲む。
「何の用だよ!」
睨みつけるように言うとクラスメートは一斉に頭を下げた。
ぎょっとして見ているとリーダー格の男子生徒が情けない顔で謝ってきたのだ。
「悪かった。突き落とすつもりはなかったんだ。ただ、脅すだけのつもりで・・・」
「・・・それで、なに?」
遼は冷たくいい放った。
謝って許せる事ではない。
殺す気がないことなど最初からわかっていた。
あれはただの事故であると・・・。
屋上で脅すつもりでフェンスに寄りかからせ腰まであるフェンスに体を外に向けて押し出しただけなのだ。
勿論襟首を持って引っ張り上げるつもりだった。
しかし、現実はそうはならなかった。
持たれていたフェンスを止めていた金具が磨耗していて突然外れたのだ。
襟首を持ってはいたが全体が傾いた上体で支えられるほどこの男には力はなく、すんでのところで手を離してしまったのだ。
仲間の見ているなか遼は屋上から落下。
当初は助からないと思われていた高さだったが真下の大きな木に引っ掛かかった。
するり傷だらけで何度か枝にぶつかってしまったが、地面に落ちたときには骨折程度ですんだのだ。
「福岡、俺はお前のことは絶対に許さねーよ」
「・・・」
暫く沈黙が流れると項垂れるように立ち去ろうとした。
その肩を遼は掴むとそっと目を閉じる。
そこには色々な感情や映像が流れてきた。
最近ではあまり使わないようにしていた力だった。
振り向く福岡に手下共々体育館倉庫を指差した。
「許してほしければ昼の休憩にあそこに集まれよ!じゃーな。」
そういうと教室に向かった。
教室では全く相手にされなかったというのに今日はやたらと声をかけられた。
「おい、永田。帰り暇か?一緒に遊びにいかねー?」
「・・・用事があるから。」
なんだか怪しすぎる・・・。
やりたくはなかったが一人、一人の心の中を覗く事にした。
そしてわかったことは、八雲の支配力の強さだった。
親に圧力をかけ、子供に言い聞かせたようだった。
しかも遼と仲良く為れば親は出世間違いなしとはなんとも個人の感情をもてあそんでいた。
それもこれも遼の為でもあるのだ。
「いや、相沢という男の為か・・・。」
遼はただの心臓の提供者にすぎないのだ。
昼休みになると流石に体育倉庫には遼を虐めていた福岡達也を始めその他数人が集まっていた。
調理室からくすねたサラダ油を床に置くと鍵を閉めた。
「来たから許してくれないか?」
「そうだな・・・屋上から飛び降りたら許してやるよ。」
口許を弛ませると福岡に言い出した。
顔を真っ青にして土下座をした。
「それだけは勘弁してくれ。このままだと家族が・・・頼む、家族にだけは手を出さないいうにしてくれ!」
遼は適当に横にある跳び箱に腰かけた。
「ふーん。俺にも家族はいたんだけどな?」
「・・・」
「まぁ、いいや。脱げよ!ここで。」
「・・・は?」
福岡はキョトンとしたがそれで許されるならと下着姿になった。
「脱げって言ったよな?全部だよ!それに全員だよ。」
それを言われると周りの取り巻きも動揺を隠せないの福岡をみるが、リーダー格の福岡に指示されるとそれに従った。
「やっぱり、お前には従うのかよっ、福岡、お前は壁に手を付けよ。じゃーこれを・・・おい、小島お前が福岡の尻の穴に塗り込め!」
指名された痩せ細った男は、貧相な体つきで小島と呼ばれていた。
根暗のくせに福岡にぴったりとくっついてパシリをしている金魚の糞のような存在だった。
「勘弁してくれ!頼む。」
福岡には何をしようとしているのかわかったのか全身で否定した。
「家族がどうなってもいいのか?妹もいたよな?明日にはもう、会えなくなるかもな?」
「・・・そんなことしてただで済むと思ってるのか?」
「謝ってるわりに、今度は脅しか?やるのか、やらないのか?」
「・・・・・・やれよ、絶対にこのままじゃ済まさねーぞ!」
そういうと壁に手を付き尻をこちらに向けた。
恐る恐る小島はサラダ油を手に取ると福岡の知りに滴ながら塗り込んでいく。
周りの取り巻きは顔を真っ青にしながら視線を外した。
どうか自分には声をかけないでくれとでもいうように。
遼はその光景を眺めながら取り巻きの一人に指示を出す。
「小池、お前のそれを入れてやれよ。女にやるようにやればいいんだよ。出来るだろう?」
「なっ・・・そんなこと。」
「出来ないのか?親父さんって確かに病院に勤務だったよな?」
「・・・やります。やらせて下さい!」
「もの分かりがいいな?」
小島が入念に塗り込んでいるとそこに小池が自分の棹を何度か扱き、勃たせると福岡の後ろにあてがう。
「やっ・・・やめてくれっ・・・これからはパシリでも何でもやるっ・・だからっ!」
福岡の叫びを圧し殺すように遼が一言付け足した。
「さっさと入れろよ!それとも逆がいいか?」
それを聞いた小池はすぐに無理矢理押し込んだ。
もう、考えるより行動するしかないかのように押し込む。
「いっ・・・痛い痛い痛い痛い痛い痛い」
「・っ・・うぅ・・ぐぅーー・」
入れられる方も、入れる方も慣らされていない為か痛みしかない。
「根本まで行けよ?そしたら動かせよ?」
遼の言葉は死刑宣告に思えた。
重なりあう二人を取り巻きはただ黙って見ているしか出来なかった。
小池はちぎれるのではないかというほどの痛みに耐え何度も出し入れをした。
福岡はただ痛みしかない行為を受け入れることしか今は出来ない。
ただ、今は耐えるしかないのだ。
それでも30分もすれば大分と慣れてきたのか小池の方は中に何度も精液を出していた。
その証拠に白濁色の液が太股から地面へと流れ落ちていた。
部屋には充満した男臭さが満たしていた。
ずっと眺めていた遼は、次の指示を出す。
「じゃー、小池は帰っていいよ。次は前田。あんたが入れなよ?」
「は、はい。・・・福岡さん、すいません。仕方ないんです・・・」
ただ、黙って睨み付ける福岡に何度も謝罪を述べながらアナルに挿入した。
慣らされたアナルは喜ぶようにソレを受け入れていた。
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