渉くんの育性日記

秋元智也

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第十九話 束縛と愛情

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俺は渉くんを座らせ、勉強をみる。
本当に覚えがいいのだろう。
しっかりできている。

「大丈夫だ。明日からはちょっと難しくするな?」
「うん。」
「それから、この前の事なんだが…すまなかったな?渉の事大事だけど、
 たまに無茶苦茶に縛り付けて泣かせたくなる事があるんだ。泣かせて
 無理矢理したいって思う衝動っていうのかな?悪かった…」
「享さん…僕は平気だよ。享さんになら何されても平気。」
「多分痛い思いもさせてしまうぞ?」
「大丈夫…僕には享さんだけだから…それ以外はいらない」
「縛ってもいいか?」
「うん…いいよ。泣かせてもいい。享さんにならシテ欲しい…そう思う
 のっておかしい?」
「いや…そんな事はないよ」

見上げるように渉くんの視線が向けてくる。
俺は軽くキスすると渉くんの衣服を脱がしにかかる。
外で遊ばない分、白い肌は滑らかで手触りもいい。

「綺麗だよ…」

渉くんの腕を拘束するとベッドの上に固定する。
この時の為に手錠を嵌めると足も片方だけ固定する。

「痛くないか?」
「大丈夫…こうしてると動けないね?」
「はははっ…そうだな。俺のデザートが目の前で待ってるみたいで美味
 しそうだ…食べてもいいかい?」
「いいよ…いっぱい食べてっ!」

渉くんの微笑む顔が心に響く。
泣き顔も好きだけど、笑顔が一番好きだと思える。

ローターを渉くんの後ろに入れると次々に数を増やす。
五個ものローターを埋め込むとお腹がぽっこりと出ていた。
中から機械音が響き渡り渉くんの小さなちんちんから汁が溢れ始めて
いる。

「苦しいかい?」
「全然っ平気…、もっと入れても大丈夫だよ…」
「そうか?あんまり強がるなよ~?」

俺は貞操帯を渉くんのにはめると鍵をかけた。

「なに…それ?」
「あぁ、これは勝手に射精しないようにするやつなんだが、渉は小さい
 から専用のがなかなか見つからなくてね!やっと渉用のを見つけたん
 だ。これをシたままやろっか?」
「…うん」

子供用の貞操帯などなかなか見つからなかったので細めの大人用を探し
たのだ。
案外、それでいい感じだったので安心した。
先端に穴が空いていて勃起だけを管理するような形のものだった。
本当はここに尿道に管を通してもいいのだが、今日はしないでおこう。

乳首を弄ってやるとすぐに下が反応し、大きくなってきていた。
苦しいのか腰を捩っているが拘束されていて逃げられない。
手は拘束されたままなので、下を触れる事もできない。
俺はそんなもどかしがる姿の渉くんを見下ろしながら焦らすように
弄ってやる。

お尻の中に入っているローターをゆっくりと引っ張ると離すまいと
しっかり食い込んでいる。

「渉…しっかり飲み込んでて出てこないな~、これじゃ俺のは入ら
 ないな~自分で出せるか?」
「いやァッ…享さんの入れて欲しい…」
「なら、ここに力入れて自分で出してみて?」
「うっ…んんっ!ああぁっ…!うぅっ…っ…ぅ…」

ゆっくり中からローターが押し出されてくる。
ポロンっと一個が落ちると奥からもう一個が見えてくる。
二個、そして三個、四個、と出てきて中からはローションも一緒に
垂れてくる。
涎でも流すように最後の一個が出ようと入り口まで顔をだす。
渉くんは、顔を真っ赤にしながら一気に力むと奥からグググッと出
かかっているのをわざと指で奥へと押し込むと苦しそうに呻き声が
漏れる。

「いいよ、このまま俺の入れよっか?」
「えっ…まだ一個残っ…!!ああぁっ…中キツい…とおるさっ…
 あぁっ!奥に…いぃっ!あっ…やあぁっ!」
「嫌か?やめるか?」
「やだっ…もっとシて…中を掻き混ぜてぇっ…」

俺のをローターが全部出る前に一個奥に突き入れたまま一気に入れ
てやると中でキュウキュウと締め付けられた。
入れただけでイったのだろう。
前にはまったままの貞操帯からはだらだらと液体が出てきている。
しかし、勃起を遮られている為、精液は出るのに上手くイけないで
いる事だろう。

「渉、前から結構漏れてるけど気持ちいいのか?」
「苦しい…出てるのにてイケてないっ…とお…さっ…あっ!」
「ならもっと出るように擦ってやるからな!」
「うん…もっと擦って…イキたいっ!あっ…あっ…イキそっ…」

渉くんはイきたいだろうが、このままでは何度イってもスッキリは
しない。出しても開放感のない籠った熱が身体の中を疼かせる。
これが貞操帯の本懐だった。
だらだらと前は垂れたまま腹の上に流れ出るのに、いつもみたいな
快楽はくるが、ずっと疼く。

「享さん…おかしいっ…出てるのにっ…」
「そう、貞操帯をやっている限りいくらイっても開放感もないだろ?
 渉のちんちんから何も出なくなったら外してあげるからな~?」
「…う…んっ…はぁっ!…あぁっ…いぃっ…」
「どうだ?いいか?」

何度も腰を打ちつけ逃げようとする腰を掴むと引き寄せた。
渉くんの前に嵌められた貞操帯からは何も出なくなるとシリコン製の
貞操帯は俺の動きに合わせてぴょんぴょんと上下する。

「そろそろ外そうか?渉…?」
「なにもでないっ…ひゃぁっ!…あぃっ…イキそっ…ちんちん触ってぇ」
「まだダメだ。俺がイったらいっぱい触ってやるからなっ!」

貞操帯の鍵を開けて外してやると、腹までつきそうなくらいに反り上が
っていた。
何度も何度もイっているのに物足りない…、渉くんのお尻の中は何度も
痙攣し、その度に中を締め付け俺から搾り取ろうとする。
お尻の中はローションと俺の精液が混じっていて泡立っていた。
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