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第九十四話 夢の中では
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魔王様の声だった。
色っぽく、それでいて濡れた水音がはっきりと聞こえてくる。
竜は耳もいい。耳に魔力を集めれば、もっと繊細に聞こえる。
中で人形を使って自慰しているという。
それにしてはなんだが様子が違う気がする。
自慰とは性器を擦りつけ、熱を放出する行為で。
女性と共にすることが多いが、自分でやる場合はこんな音ではないはず…なら
どうして?
目に魔力を通すと、壁の中を透かしてみる。
ララが必死に止めようとしたが、遅かった。
ガスの目に飛び込んできたのは、人形に自分の尻の穴を掘らせて感じている姿
だったからだ。
人に入れられるのは極端に嫌がっていたが、自分で作った人形ならいいらしい。
しかも、人形の性器はパンパンに膨れ上がっていたが、それには目もくれなかっ
たのだ。
ぷるぷると悶えるとナカを広げられると奥を刺激される度に震えながら悲鳴に似
た声を上げた。
小さな声だったが、強化されたガスにはっきりと聞こえていた。
それは…ガスが初めて興奮した瞬間だった。
その白い肌を、そのしなやかな腰を…。
初めて抱いてみたいという感情を持った気がする。
竜がだけば、大体の者は壊してしまう。
なので、一夜限りの縁なのだ。
その日からガスの寝不足な日々が続いていた。
竜の性器は人とは違う。
大きさも形も凶暴なのだ。
それを遣える方に向けようなどと、考えるだけでも不敬罪に当たるというのに
毎晩おかずにしているなど、言えるはずもなかった。
そんなある日。ララが突然膨大な魔力を使ったのがわかった。
これはあきらかに自分のものではなく、魔王様の魔力を吸収して使った事を指
していた。
となれば、きっと帰っては来られないだろう。
傷ついたような魔王様がララが亡くなった事をガスに謝ってきた。
よっぽど辛かったのだろ。
ガスもそんな家臣になりたいと思うようになった。
いきなり魔王様から呼びつけられた。
何事かと慌てて私室へと向かうとベッドに眠っている魔王様がおられた。
「すいません。また後にします」
帰ろうとすると、呼び止められた。
「ガス…お願いだ、俺を抱いてほしい。」
耳を疑うような声が届いたのだった。
恋こがれていた相手が自分を求めているだと?
聞き返そうと振り向くと目の前に全裸のまま立っておられた。
美しく引き締まった身体にバランスの取れたボディライン。
壊れてしまいそうなくらいの細さにガスは震える手を差し出していた。
ガスの手を握ると魔王様の舌がぺろりと舐めた。
ぶっとい指を唾液で濡らすとお尻にあてがう。
「お願い…ここに…」
見つめる瞳が濡れていて、ドクドクが止まらなかった。
(これは夢なのか?夢だとしても一度だけでも…)
欲望に負けるようにベッドへと押し倒していた。
細いしなやかな身体に触れていくと、ビクッと跳ねた。
股を開かせ濡らした指を差し込むとすんなり咥え込んだ。
奥に突いてやるとビクビクッと震えて悶える。
女性よりも甘美な光景だった。
ガスはその主人に魅入られていた。
夢の中に囚われているとは気付かず、自分の望んだものを見続ける無限牢獄。
そこでは自分が望んだままの姿で出てくる。
顔がにやけてくる。
初めて抱く魔王様は柔らかく、ガスを包み込んだ。
よく開くそこは痛がりもせず、抱きしめてくれて。
何度も夢中になっていった。
夜は一生明けない。
無限の体力を持った竜は、主人を犯し続けたのだった。
眠ったまま封印されると、もう誰の目にもつかない。
誰も傷つけない。ただ望んだ夢の中で幸せになっていったのだった。
そんな夢を見ているとは知らぬ魔王春樹は、少し寒気がしていた。
城の中の魔物達は人間の街への進撃を決め、明日にも出発していく。
指揮は適当に決め、ガスの不在をものともしない程に大勢の軍隊になった。
そのまま進行を続け、全ての人間を駆り尽くせ!
それが魔王からの命令だった。
それは、ただの魔王城から遠ざける為に指示された事だとしても、彼らは
逆らわない。
魔王に従う事こそが彼らの誇りだからだ。
サキュバス達もこの機会に全員行ってもらった。
春樹は餌場の村へと行くと全員を惨殺すると返り血を洗い流し部屋へと戻った。
人間を殺してみたが、何も感じなかった。
「心も変わったのか…」
それもいいだろう。
今からやろうとする事は非情にならなければならないのだから…。
色っぽく、それでいて濡れた水音がはっきりと聞こえてくる。
竜は耳もいい。耳に魔力を集めれば、もっと繊細に聞こえる。
中で人形を使って自慰しているという。
それにしてはなんだが様子が違う気がする。
自慰とは性器を擦りつけ、熱を放出する行為で。
女性と共にすることが多いが、自分でやる場合はこんな音ではないはず…なら
どうして?
目に魔力を通すと、壁の中を透かしてみる。
ララが必死に止めようとしたが、遅かった。
ガスの目に飛び込んできたのは、人形に自分の尻の穴を掘らせて感じている姿
だったからだ。
人に入れられるのは極端に嫌がっていたが、自分で作った人形ならいいらしい。
しかも、人形の性器はパンパンに膨れ上がっていたが、それには目もくれなかっ
たのだ。
ぷるぷると悶えるとナカを広げられると奥を刺激される度に震えながら悲鳴に似
た声を上げた。
小さな声だったが、強化されたガスにはっきりと聞こえていた。
それは…ガスが初めて興奮した瞬間だった。
その白い肌を、そのしなやかな腰を…。
初めて抱いてみたいという感情を持った気がする。
竜がだけば、大体の者は壊してしまう。
なので、一夜限りの縁なのだ。
その日からガスの寝不足な日々が続いていた。
竜の性器は人とは違う。
大きさも形も凶暴なのだ。
それを遣える方に向けようなどと、考えるだけでも不敬罪に当たるというのに
毎晩おかずにしているなど、言えるはずもなかった。
そんなある日。ララが突然膨大な魔力を使ったのがわかった。
これはあきらかに自分のものではなく、魔王様の魔力を吸収して使った事を指
していた。
となれば、きっと帰っては来られないだろう。
傷ついたような魔王様がララが亡くなった事をガスに謝ってきた。
よっぽど辛かったのだろ。
ガスもそんな家臣になりたいと思うようになった。
いきなり魔王様から呼びつけられた。
何事かと慌てて私室へと向かうとベッドに眠っている魔王様がおられた。
「すいません。また後にします」
帰ろうとすると、呼び止められた。
「ガス…お願いだ、俺を抱いてほしい。」
耳を疑うような声が届いたのだった。
恋こがれていた相手が自分を求めているだと?
聞き返そうと振り向くと目の前に全裸のまま立っておられた。
美しく引き締まった身体にバランスの取れたボディライン。
壊れてしまいそうなくらいの細さにガスは震える手を差し出していた。
ガスの手を握ると魔王様の舌がぺろりと舐めた。
ぶっとい指を唾液で濡らすとお尻にあてがう。
「お願い…ここに…」
見つめる瞳が濡れていて、ドクドクが止まらなかった。
(これは夢なのか?夢だとしても一度だけでも…)
欲望に負けるようにベッドへと押し倒していた。
細いしなやかな身体に触れていくと、ビクッと跳ねた。
股を開かせ濡らした指を差し込むとすんなり咥え込んだ。
奥に突いてやるとビクビクッと震えて悶える。
女性よりも甘美な光景だった。
ガスはその主人に魅入られていた。
夢の中に囚われているとは気付かず、自分の望んだものを見続ける無限牢獄。
そこでは自分が望んだままの姿で出てくる。
顔がにやけてくる。
初めて抱く魔王様は柔らかく、ガスを包み込んだ。
よく開くそこは痛がりもせず、抱きしめてくれて。
何度も夢中になっていった。
夜は一生明けない。
無限の体力を持った竜は、主人を犯し続けたのだった。
眠ったまま封印されると、もう誰の目にもつかない。
誰も傷つけない。ただ望んだ夢の中で幸せになっていったのだった。
そんな夢を見ているとは知らぬ魔王春樹は、少し寒気がしていた。
城の中の魔物達は人間の街への進撃を決め、明日にも出発していく。
指揮は適当に決め、ガスの不在をものともしない程に大勢の軍隊になった。
そのまま進行を続け、全ての人間を駆り尽くせ!
それが魔王からの命令だった。
それは、ただの魔王城から遠ざける為に指示された事だとしても、彼らは
逆らわない。
魔王に従う事こそが彼らの誇りだからだ。
サキュバス達もこの機会に全員行ってもらった。
春樹は餌場の村へと行くと全員を惨殺すると返り血を洗い流し部屋へと戻った。
人間を殺してみたが、何も感じなかった。
「心も変わったのか…」
それもいいだろう。
今からやろうとする事は非情にならなければならないのだから…。
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