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第二十二話 デートの後は
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もうすぐ裕之の誕生日という事で隆盛からなにを渡せばいいのかと春花の
もとへラインが届いていた。
春花
うーんそれなら、裕之が好きなブサイクな猫シリーズは?
それなら喜ぶわよ、きっと。それにもうすぐ新しいグッズが出る
って言ってたしー。専門のお店が駅前にあるの知ってる?そこに
一緒に行ってみたら?」
隆盛
なるほど。
わかりました。そうしてみます。
春花
隆盛くん。
是非とも頑張って!応援してるよ。
隆盛
はい。ありがとうございます。
ラインを閉じると、臆病な裕之を思い浮かべた。
春花にはなんでそこまでお尻に入れるだけで嫌がるのかが不明だった。
BL漫画ではお決まりのシーンで最初は痛がるけど、慣れれば気持ち良さ
そうに喘いでいるのが定番なのだ。
春花 「まさか、ローションを知らないとか…ありえるわ。」
風呂に入っている裕之を思い出すと、風呂場へ駆け降りた。
ドアを開けると中のドアも開ける!
春花 「あのさ~裕之!」
裕之 「ひゃぁっ…なっ…なに!出てってよ!」
いきなり開けられたのに驚いたのか裕之が一瞬固まった。
視線を下に向けると大きさを見て、すぐにドアを閉めた。
春花 「ごめん、ごめん。あとでいいわ」
(結構小さいわね。よしよし…)
今の現状を確認すると次の日にはとあるショップへとむかった。
7月7日、裕之の誕生日がたまたま土曜だったのもあってか、隆盛と
お出かけする事になっている。
裕之 「おまたせ~」
隆盛 「あぁ、駅前の店に行こうと思うんだ。いいか?」
裕之 「うん、どこでもいいよ!」
二人は近い距離を保ちつつ談笑しながら向かった。
裕之 「ここって…りゅうも好きだったの?嬉しい。」
隆盛 「あ…いや…うん。」
今日のデートプランは晴翔と姉達によって計画されたものだった。
まずは裕之の好きなグッズの店と裕之の好きそうな7階のスイーツビュ
ッフェ。
そして、買い物をしつつ、屋上にある観覧車へ乗って中でキスする事。
思い通りにいくかはさておき、楽しそうに目を輝かせている裕之を観
れるのは隆盛にとっても嬉しい事だった。
最近は裕之に来るラブレターをこっそり捨てている事が多く、本人は
気づいていない事だろう。
それも、女性からだけではないのだ。
裕之がホモだとはバレていないというのに、校舎裏に呼び出そうなど
の不逞の輩を見つけては駆除していたのだ。
裕之がいいなぁ~っと覗いているものを手に取っていくとレジへと
並んだ。
プレゼント用にリボンもつけて貰うと、裕之の手を握って店に外に出た。
裕之 「まだ迷ってたのに~、もうちょっとだけ見てきていい?」
隆盛 「だーめ。あとで行くから次行こう!」
後ろ髪引かれる様な裕之を連れて7階へきた。
裕之 「わー。ここのケーキ美味しそうなんだよねー。予約入れて
ないとここって入れないんだよ。すごく人気でさ~。」
隆盛 「知ってるよ。予約した高橋ですが席、いいですか?」
係員に言うとすぐに通してくれた。
裕之 「予約できたの!?すごーい。」
隆盛 「行こうか?」
裕之 「うん!」
裕之に手を差し伸べると、裕之は即座に握り返してきた。
男二人でくるには少し敷居が高い気がしたが、裕之が喜んでくれるなら
それでよかった。
裕之の細い身体のどこにこれだけ入るんだろうと思うえる量のケーキを
食していた。
隆盛は早々に甘さに耐えかねて、ギブアップしていた。
隆盛 「よく食えるな~」
裕之 「美味しいよ~。やっぱりここのはいいよね!ありがとう」
隆盛 「おぅ!」
反則なほど可愛い笑顔に目が離せなくなる。
そういえば最近誰の前でも笑うようになったが昔より色っぽく見える
のは自分だけなのだろうか?
それとも、そのせいで害虫が近づいてきたのだろうか?
駆除してもまたどこからか湧いて来る。
食べ終わるとショッピングを楽しみながら屋上にある観覧車へと誘った。
隆盛 「これ乗ろうぜ!」
裕之 「うん。」
隆盛 「眺めもいいよな…」
裕之 「そうだね、あー!さっきの場所もここから丸見えだね」
隆盛 「ひろ…」
誰からも見られる心配もない上で裕之の頬に手を伸ばすと隆盛は
自分の方へと引き寄せた。
向かいに座っていた裕之は少し驚いたくらいですんなり隆盛の腕
の中に収まった。
隆盛は自分の膝の上に裕之を座らせたまま見つめると勇気を振り
絞っておでこにキスを落とすと、頬にもキスをした。
腕中で耳まで真っ赤になる裕之が愛おしくてそのまま首筋にもキ
スをした。
裕之 「くすぐったいって…」
照れたような冗談混じりの裕之の声を間近で聴きながらその細い
腰に手を回した。
ビクッと身体が震えたのがわかるが、そのタイミングで唇に啄む
ようなキスを落とした。
嫌がる気配はないが、それ以外の反応もなかった。
ただ真っ赤になったまま黙って隆盛を眺めていた。
隆盛 「いや…だったか?」
裕之 「…そんな事ない」
裕之の言葉を聞いて隆盛も顔が熱くなるのを感じた。
言葉なんていらない、ただ裕之だけが欲しいというように再び
唇を重ねた。
今度は舌をねじ込むようにして、裕之の中を蹂躙する。
裕之の舌を絡ませるようにして吸い上げる。
隆盛の体をどんどんと叩く裕之に気づくと、苦しそうに眉を
歪めていた。
裕之は息ができなくて、頭がぼ~っとする中苦しのに、それ
だけじゃなくて、痺れるような感覚が全身に流れるような
感覚に少し戸惑っていた。
(あの本で描いてあった良うにキスだけでも気持ちいいん
だ…もっと欲しい。もっとして欲しい。ってなに考えて
るんだろう?隆盛にこんな事…)
それでも、離れようとする唇を逃すまいと裕之は自分から重ね
ていた。
もとへラインが届いていた。
春花
うーんそれなら、裕之が好きなブサイクな猫シリーズは?
それなら喜ぶわよ、きっと。それにもうすぐ新しいグッズが出る
って言ってたしー。専門のお店が駅前にあるの知ってる?そこに
一緒に行ってみたら?」
隆盛
なるほど。
わかりました。そうしてみます。
春花
隆盛くん。
是非とも頑張って!応援してるよ。
隆盛
はい。ありがとうございます。
ラインを閉じると、臆病な裕之を思い浮かべた。
春花にはなんでそこまでお尻に入れるだけで嫌がるのかが不明だった。
BL漫画ではお決まりのシーンで最初は痛がるけど、慣れれば気持ち良さ
そうに喘いでいるのが定番なのだ。
春花 「まさか、ローションを知らないとか…ありえるわ。」
風呂に入っている裕之を思い出すと、風呂場へ駆け降りた。
ドアを開けると中のドアも開ける!
春花 「あのさ~裕之!」
裕之 「ひゃぁっ…なっ…なに!出てってよ!」
いきなり開けられたのに驚いたのか裕之が一瞬固まった。
視線を下に向けると大きさを見て、すぐにドアを閉めた。
春花 「ごめん、ごめん。あとでいいわ」
(結構小さいわね。よしよし…)
今の現状を確認すると次の日にはとあるショップへとむかった。
7月7日、裕之の誕生日がたまたま土曜だったのもあってか、隆盛と
お出かけする事になっている。
裕之 「おまたせ~」
隆盛 「あぁ、駅前の店に行こうと思うんだ。いいか?」
裕之 「うん、どこでもいいよ!」
二人は近い距離を保ちつつ談笑しながら向かった。
裕之 「ここって…りゅうも好きだったの?嬉しい。」
隆盛 「あ…いや…うん。」
今日のデートプランは晴翔と姉達によって計画されたものだった。
まずは裕之の好きなグッズの店と裕之の好きそうな7階のスイーツビュ
ッフェ。
そして、買い物をしつつ、屋上にある観覧車へ乗って中でキスする事。
思い通りにいくかはさておき、楽しそうに目を輝かせている裕之を観
れるのは隆盛にとっても嬉しい事だった。
最近は裕之に来るラブレターをこっそり捨てている事が多く、本人は
気づいていない事だろう。
それも、女性からだけではないのだ。
裕之がホモだとはバレていないというのに、校舎裏に呼び出そうなど
の不逞の輩を見つけては駆除していたのだ。
裕之がいいなぁ~っと覗いているものを手に取っていくとレジへと
並んだ。
プレゼント用にリボンもつけて貰うと、裕之の手を握って店に外に出た。
裕之 「まだ迷ってたのに~、もうちょっとだけ見てきていい?」
隆盛 「だーめ。あとで行くから次行こう!」
後ろ髪引かれる様な裕之を連れて7階へきた。
裕之 「わー。ここのケーキ美味しそうなんだよねー。予約入れて
ないとここって入れないんだよ。すごく人気でさ~。」
隆盛 「知ってるよ。予約した高橋ですが席、いいですか?」
係員に言うとすぐに通してくれた。
裕之 「予約できたの!?すごーい。」
隆盛 「行こうか?」
裕之 「うん!」
裕之に手を差し伸べると、裕之は即座に握り返してきた。
男二人でくるには少し敷居が高い気がしたが、裕之が喜んでくれるなら
それでよかった。
裕之の細い身体のどこにこれだけ入るんだろうと思うえる量のケーキを
食していた。
隆盛は早々に甘さに耐えかねて、ギブアップしていた。
隆盛 「よく食えるな~」
裕之 「美味しいよ~。やっぱりここのはいいよね!ありがとう」
隆盛 「おぅ!」
反則なほど可愛い笑顔に目が離せなくなる。
そういえば最近誰の前でも笑うようになったが昔より色っぽく見える
のは自分だけなのだろうか?
それとも、そのせいで害虫が近づいてきたのだろうか?
駆除してもまたどこからか湧いて来る。
食べ終わるとショッピングを楽しみながら屋上にある観覧車へと誘った。
隆盛 「これ乗ろうぜ!」
裕之 「うん。」
隆盛 「眺めもいいよな…」
裕之 「そうだね、あー!さっきの場所もここから丸見えだね」
隆盛 「ひろ…」
誰からも見られる心配もない上で裕之の頬に手を伸ばすと隆盛は
自分の方へと引き寄せた。
向かいに座っていた裕之は少し驚いたくらいですんなり隆盛の腕
の中に収まった。
隆盛は自分の膝の上に裕之を座らせたまま見つめると勇気を振り
絞っておでこにキスを落とすと、頬にもキスをした。
腕中で耳まで真っ赤になる裕之が愛おしくてそのまま首筋にもキ
スをした。
裕之 「くすぐったいって…」
照れたような冗談混じりの裕之の声を間近で聴きながらその細い
腰に手を回した。
ビクッと身体が震えたのがわかるが、そのタイミングで唇に啄む
ようなキスを落とした。
嫌がる気配はないが、それ以外の反応もなかった。
ただ真っ赤になったまま黙って隆盛を眺めていた。
隆盛 「いや…だったか?」
裕之 「…そんな事ない」
裕之の言葉を聞いて隆盛も顔が熱くなるのを感じた。
言葉なんていらない、ただ裕之だけが欲しいというように再び
唇を重ねた。
今度は舌をねじ込むようにして、裕之の中を蹂躙する。
裕之の舌を絡ませるようにして吸い上げる。
隆盛の体をどんどんと叩く裕之に気づくと、苦しそうに眉を
歪めていた。
裕之は息ができなくて、頭がぼ~っとする中苦しのに、それ
だけじゃなくて、痺れるような感覚が全身に流れるような
感覚に少し戸惑っていた。
(あの本で描いてあった良うにキスだけでも気持ちいいん
だ…もっと欲しい。もっとして欲しい。ってなに考えて
るんだろう?隆盛にこんな事…)
それでも、離れようとする唇を逃すまいと裕之は自分から重ね
ていた。
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