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合流
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サイクロプスを倒すと完全に大弓は矢が無いためもう使い物にならない。
くっそー。絶対にちょかいかけて逃げただろ!
しかし、レベルは10になっていたのでよしとするか。
悪態をつきながらサイクロプスが出てきた茂みの方に分け入っていく。
生命の指輪がある辺りにミナが立っていた。
「なんで初っぱなから相手にすんだよ!」
「あれ?生きてたんだ?それとも一回死んだ?」
「ふざけんな‼死ぬかも知れねーじゃねーか!」
「あれ?犠牲の指輪を取ったと思ったのに・・・試さなかったの?」
「そう簡単に試せるか!」
足元にある生命の指輪をはめる。しかし、ミナを見ると犠牲の指輪をはめていた。
「ちょっと待て、なんで犠牲の指輪持ってんだよ。」
「ここにあった。ここって確かに生命の指輪がある場所なんだよね?なのにアイテムもランダムみたい。実際さぁーシリも生命の指輪が出てる訳だしね」
俺達は次のセーブポイントに向かいながら捜索を続けた。ゼムは一体どこまで行ったのやら、、、全く遭遇しない。セーブポイントに着くとお互い宝石に触れて更新をする。
「ここで死んだら俺達、どうなるんだろうな?」
「死ぬんでしょう?当たり前じゃん。私は事故で死んだらここに呼ばれたんだもん。シリもそうじゃないの」
「そんな事は・・・!?」
いや、そうだ。俺は、殺されたんだ。だからもう、戻る事は出来ない、、、。
「世界なんて救う意味ないじゃん」
「何いってんの?そこにゲームが有るんだからクリアしなくちゃでしょ。男の癖に意気地無しだな!このゲームの最期のエンドロール思い出してみなよ」
「エンドロールの?」
確か、闇の王女を倒してヒントを教えてくれた村人が次の王様だったんだよな。そいつが王冠受けとると城が息を吹き替えしたように一新されて、最後の王の間で賢者にスクロールを渡してたよな、、、。
「スクロールか!」
「そういうこと。好きな願いを書くといい。その願いきっと叶うであろうってね」
「生き返れるかも‼俄然やる気出てきたー」
「単純ね。まぁ~いいけど」
次のフィールドはとにかくゴブリンが大量にいるので一匹ずつ刈り取っていくはずである。
するとゼムが前方から戻ってきていた。
「ここで狩ってたのかよ」
「申し訳ない。一人ではレベルも上がりにくいし安全マージンが取れない分効率が悪いな」
所々怪我をしているようである。
ここでの怪我はゲームの時みたいに見た目だけでなく実際に痛みも伴う。
その為、怪我をするとどうしても動きが鈍くなる。例外を除いて、、、。
「この先はやっぱりゴブリンだらけか?」
「いや、奥にサイクロプスが二体いる。下の湖の方だ」
「なるほどな、、、まずはゴブリンの全滅と松明を着ける所があったよな?」
「あった。まるでゲームの時のままだ」
「まぁ~な。それと、ここに呼ばれる寸前に俺達殺されたりしてねーか?」
「そんな事はないぞ。僕は家族とゆっくりと過ごす予定だったんだ。それなのに、いきなりあそこで倒れていてな」
「そっか。変なこと聞いて悪かった」
「おかしいですねぇ~私たちは殺されたんですよ。現実世界で。なのでこのゲームをクリアしてしか元の世界に帰れないんです。なのにゼムだけ違うなんて・・・怪しいです」
「余計な詮索はするなって」
「あたっ」
気まずくなるのも嫌なのでミナの頭を拳固で小突いた。
くっそー。絶対にちょかいかけて逃げただろ!
しかし、レベルは10になっていたのでよしとするか。
悪態をつきながらサイクロプスが出てきた茂みの方に分け入っていく。
生命の指輪がある辺りにミナが立っていた。
「なんで初っぱなから相手にすんだよ!」
「あれ?生きてたんだ?それとも一回死んだ?」
「ふざけんな‼死ぬかも知れねーじゃねーか!」
「あれ?犠牲の指輪を取ったと思ったのに・・・試さなかったの?」
「そう簡単に試せるか!」
足元にある生命の指輪をはめる。しかし、ミナを見ると犠牲の指輪をはめていた。
「ちょっと待て、なんで犠牲の指輪持ってんだよ。」
「ここにあった。ここって確かに生命の指輪がある場所なんだよね?なのにアイテムもランダムみたい。実際さぁーシリも生命の指輪が出てる訳だしね」
俺達は次のセーブポイントに向かいながら捜索を続けた。ゼムは一体どこまで行ったのやら、、、全く遭遇しない。セーブポイントに着くとお互い宝石に触れて更新をする。
「ここで死んだら俺達、どうなるんだろうな?」
「死ぬんでしょう?当たり前じゃん。私は事故で死んだらここに呼ばれたんだもん。シリもそうじゃないの」
「そんな事は・・・!?」
いや、そうだ。俺は、殺されたんだ。だからもう、戻る事は出来ない、、、。
「世界なんて救う意味ないじゃん」
「何いってんの?そこにゲームが有るんだからクリアしなくちゃでしょ。男の癖に意気地無しだな!このゲームの最期のエンドロール思い出してみなよ」
「エンドロールの?」
確か、闇の王女を倒してヒントを教えてくれた村人が次の王様だったんだよな。そいつが王冠受けとると城が息を吹き替えしたように一新されて、最後の王の間で賢者にスクロールを渡してたよな、、、。
「スクロールか!」
「そういうこと。好きな願いを書くといい。その願いきっと叶うであろうってね」
「生き返れるかも‼俄然やる気出てきたー」
「単純ね。まぁ~いいけど」
次のフィールドはとにかくゴブリンが大量にいるので一匹ずつ刈り取っていくはずである。
するとゼムが前方から戻ってきていた。
「ここで狩ってたのかよ」
「申し訳ない。一人ではレベルも上がりにくいし安全マージンが取れない分効率が悪いな」
所々怪我をしているようである。
ここでの怪我はゲームの時みたいに見た目だけでなく実際に痛みも伴う。
その為、怪我をするとどうしても動きが鈍くなる。例外を除いて、、、。
「この先はやっぱりゴブリンだらけか?」
「いや、奥にサイクロプスが二体いる。下の湖の方だ」
「なるほどな、、、まずはゴブリンの全滅と松明を着ける所があったよな?」
「あった。まるでゲームの時のままだ」
「まぁ~な。それと、ここに呼ばれる寸前に俺達殺されたりしてねーか?」
「そんな事はないぞ。僕は家族とゆっくりと過ごす予定だったんだ。それなのに、いきなりあそこで倒れていてな」
「そっか。変なこと聞いて悪かった」
「おかしいですねぇ~私たちは殺されたんですよ。現実世界で。なのでこのゲームをクリアしてしか元の世界に帰れないんです。なのにゼムだけ違うなんて・・・怪しいです」
「余計な詮索はするなって」
「あたっ」
気まずくなるのも嫌なのでミナの頭を拳固で小突いた。
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