好きになっていいですか?

秋元智也

文字の大きさ
18 / 89

18 集団暴行

しおりを挟む
二宮のところに佐藤から連絡が入った。

 タクマ「君らっていまだに菅原にこだわってるのか?それが簡単に追い落
     とせるって言ったら、興味あるか?」
 二宮 「どうゆうこった?俺らを舐めてんのか?」
 タクマ「菅原が大事にしてる男をお前らでレイプしろって言ってんだよ。」
 二宮 「はぁ~菅原が男に?まさか!」
 タクマ「嘘じゃねーよ、気になるようなら、この写真をやつに見せてやれよ」

目隠しをされてはいるが菅原が見れば利久斗だとわかるはずだ。後ろも前も男根
を咥え込み、調度綺麗にカメラ目線のやつだった。

 二宮 「なんだよ、コイツ。男だよな?」
 タクマ「どうだ?コイツなら抱けるだろ?」
 二宮 「本当に菅原が入れ込んでるんだよな?やってやるよ。ぐちゃぐちゃに
     してやるよ」
 タクマ「場所は学校の倉庫だ。全裸で繋いであるから好きにするといい」

鎖の鍵と倉庫の鍵を渡すと、部屋の四つ角に仕込んだビデオの事は何も言わず二宮
に託した。


月曜には樹と竜也は利久斗の失踪に不安を感じていた。土曜から居なくなったと聞
いて、探してはいたが、全く見つからなかった。一週間も全く連絡も無く居なくなる
というのは不自然でしかない。
携帯の電源も切られていて、居場所もつきとめれない。

 タツヤ「樹~。何か知らないか?」
 イツキ「それはこっちが聞きたい。それに文化祭の後からどうも様子がおかしか
     ったし…」
 タツヤ「なんだよ、それ!聞いてないぞ」
 イツキ「何か悩みでもあったのかなって思ったから土曜にメール入れたんだが
     既読になってないんだ」
 タツヤ「どうなってるんだよ、もう一週間だぞ、ちくしょ~。」

竜也は頭をガシガシと掻き苛立ちを募らせた。

 イツキ「何か分かったら、すぐに連絡しろよ」
 タツヤ「分かってるって」
 イツキ「一人で勝手に動くなよって事だ。リクにもしもの事があったらどう
     するんだ?可能性的にはお前のゴタゴタに巻き込まれた可能性もあ
     るんだからな!」
 タツヤ「分かってるって。無茶はしねーよ」

樹は授業に竜也は利久斗を探しに奔走した。


月曜の朝、授業のチャイムが鳴った頃、不良3人組は倉庫へと向かっていた。

 本田 「なんだよ、こんなところに来てさ~」
 松本 「二宮~、説明くらいしろよ。なんだか菅原のやつ妙に今朝慌ててさ~
     ちょっと、今なら体調でも悪いんじゃねーかなってさ?」
 本田 「体調悪りぃなら、勝てるじゃん」
 二宮 「まぁ、待て!もっと面白い事があんだよ。ここにな」

カチャンと音を当てて、倉庫の鍵が外れる。重い扉を開くと中は埃臭く真っ暗だった。
電気を探しつけると、一人の男子がロープで宙吊りになっていた。全裸とまではいかな
いが、女性モノの水着に膨れた股間。後ろには猫の尻尾がだらりと垂れ下がっていた。

 本田 「こいつってこないだミスコンで選ばれたやつじゃん。」
 松本 「確かここ一週間休んでたよな~」
 二宮 「それだけじゃねーんだよ。菅原の恋人だよ。」
 松本 「マジか!男じゃん。男だよな~?」

利久斗に近づくと下着を引っ張って中の勃起したペニスを確認する。

 松本 「めっちゃ膨らまして…コレ、何付けてんだ?」

ペニスの根元にしっかりと締め付けているコックリングの事を指した。

 二宮 「後ろもしっかり使いこんでるって話だ。こいつを俺らでイかして、それを菅原に
     見せてやれば、奴はどう思うだろうな?」
 本田 「まぁ、コイツなら男でも抱けるかもな。ん?なんだこれ?」

下にローションとゴムの箱が置いてあった。好きなだけ使って下さいという置き手紙と共に
無造作に置かれていた。

 松本 「面白そうじゃねーか。いいぜ、俺も乗ってやるよ!」
 本田 「俺も。」
 二宮 「決まりだな」

吊り下げられた鎖に付けられた鍵を開けて、マットの上に下ろした。勢いよく落とされた衝撃
で、目を覚したのか、視線が朦朧としていて、どこを見ているか分からなかった。

 リクト「うっ…んんっ?……」
 二宮 「おはよう。菅原のと俺たちのをしっかり比べろよ!」
 本田 「コレ抜いてもいいよな?」

尻尾をしっかり握ると抜きにかかる。ズルっと中から太くて凹凸のあるディルドが出てきた。

 リクト「ひゃあぁっっ…はぁ…はぁ…はぁ…誰?」
 二宮 「なんてモノ入れてるんだよ!俺らの簡単に入るんじゃねー?」
 松本 「俺のはそんなに小さくねーよ。」
 本田 「じゃー、俺が先な!」
 リクト「いやっ…やめて…離せっ…」

チャックを開けるとゴムをつけて、すでに立ち上がったモノを構えて待っていた。

 松本 「もう、勃ってんじゃん。お前もゲイなんじゃねーか?」

本田が利久斗に覆いかぶさると後ろに一気に突っ込んでいく。

 本田 「ちょっと緩いんじゃねーか?」
 松本 「締めさせりゃいいだろ?こんなに乳首おってたててるんだからよ」

乳首を先端だけ隠していた布を剥ぎ取るとギュッと握り締めた。背をうねらせ痛みに震える
のを見下ろすと顎をぐいっと持ち上げた。

 リクト「いやぁっぁぁぁ………」
 本田 「おぉーーー。締まった、締まった。気持ちいーぜ。」
 松本 「噛むなよ。噛んだらここが一生使い物にならなくなるからな」

松本はそう言って自分のを上の口に押し込む。もちろん右手は乳首を何度も握り締め、左手は
パンパンになったペニスを握り締める。

 リクト「!!…んんっ…んんんっーーーーーー!!」
 二宮 「いいね~。コレを撮ってやつに見せたら、どんな顔をするかな?」
 本田 「今日は授業パス。こんな気持ちいい事やめられっかよ」
 松本 「そうだな、こっちをたっぷりと可愛がってやるよ」
 二宮 「俺の分も残しておけよ」

それだけ言うと、倉庫を出ようとして足を止めた。

 松本 「どうした?」
 二宮 「ちょっと本田、変われ!勃っちまった。沈めてから行く」
 本田 「ちょっと待てよ、もうちょっとっ…あ~~~。」

ズルっと出すと、ゴムの中はたっぷりと出ていた。二宮は中を指でくいくいと
弄ってから、生のまま突っ込んでガシガシと奥まで突いた。

 本田 「生かよ。大丈夫か?」
 二宮 「そのゴム、外側が汚れてねーだろ?だったら、生でもいいだろ?」
 本田 「言われてみれば…結構綺麗になってるんだな!普通こんなもんか?」
 二宮 「そんな訳ないだろ?うんこが付いてくるだろ?肛門なんだぞ?あーーー
     いいな、この締め具合。もう一回イけそうだな」
 本田 「汚してんじゃん」
 松本 「いい子だ。口の中もいいな~、尻もあとで俺も使うんだから出したもん
     はちゃんと掻き出せよ」
 本田 「どうやって出すんだよ。俺知らねーぞ?」
 松本 「そこに水と押し込むやつが用意されてんじゃん、用意のいい事だ。」
 二宮 「確かにな」

3人は不適な笑みを浮かべると、目の前の獲物を凌辱する事に熱中した。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

  【完結】 男達の性宴

蔵屋
BL
  僕が通う高校の学校医望月先生に  今夜8時に来るよう、青山のホテルに  誘われた。  ホテルに来れば会場に案内すると  言われ、会場案内図を渡された。  高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を  早くも社会人扱いする両親。  僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、  東京へ飛ばして行った。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

魔王の息子を育てることになった俺の話

お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。 「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」 現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません? 魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。 BL大賞エントリー中です。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

後宮の男妃

紅林
BL
碧凌帝国には年老いた名君がいた。 もう間もなくその命尽きると噂される宮殿で皇帝の寵愛を一身に受けていると噂される男妃のお話。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

処理中です...