好きになっていいですか?

秋元智也

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62 恥辱の中で

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さっき散々広げたせいか、すんなりと入っていき物足りなそう
にヒクつかせていた。

 リクト「いやっ…抜いて…お願い…やめてっ…」

前と後ろを煽ってやると、息が荒くなるのが分かる。
それでも利久斗には過去のトラウマがあるせいか、快楽よりも
恐怖の方がまさってしまう。

ユウセイ「もう、やめてやれ。そんな事する為に呼んだんじゃ
     ないんだ。」
 マサミ「えー。せっかく面白い所だったのに~。」

もう一人の男性の声に体を震わすと、いきなり目の前が開けた。
目隠しを外され、目の前に映ったのは生田雅美の姿とその後ろ
に立つ杉本悠星の姿だった。

 マサミ「思い出した?」
 リクト「誰ですか?」

真面目に聞いた事に驚いたのか雅美の声が少し低くなった気
がした。

 マサミ「真剣で、聞いてる?」

首を縦に振る利久斗にイラついたのか中に入れていた指を乱暴
に掻き回すとそのまま腕ごと入れにかかる。
先程までローションをたっぷり入れてあったソコは簡単に受け
入れていた。

 リクト「あぁぁぁぁぁーーーー。ヌいてっ…」
 マサミ「ヌきたいんだ~。ヌかせてあげるよ」
 リクト「いやっ…あっ…だめっ…あぁ…あっ…」

ぬぷぬぷと中からローションを滴らせながら雅美の腕が奥を突く。
その度に声と嗚咽が漏れ、全身で拒絶する様にその場から逃れよ
うと必死でもがく。
何度も繰り返される中、暴れたせいか椅子が後ろに倒れてしまう。
大きな音と共に利久斗は後頭部を軽く打ち付けると仰向けになっ
てしまった。
抜け出したい一心で暴れたが、これ以上は自由にならない。
動けなくなってしまった利久斗を他所に雅美は好き放題中を蹂躙
した。
声も枯れる頃には利久斗自身も勃起し息も絶え絶えになりはじめ
降参する様に大人しくなった。

 マサミ「もう抵抗は終わり?じゃー逝っちゃっていいよ」

そういうと、乱暴に、それでも中を傷つけない様に出し入れする
と、前の扱きと同時に乳首を甘噛みした。

 リクト「あぁぁぁぁぁーーーーー。」

白い液が飛び散って利久斗の腹から胸へと濡らした。

 リクト「痛い…もう…外して…」

そこで雅美を止めたのは杉本悠星だった。

ユウセイ「もう、いいだろう?」
 マサミ「僕らの事覚えてないなんて酷いよ。あれから、この仕事
     についてから、俊とは喧嘩ばっかりする様になって、仕
     舞には出てっちゃうし…。田嶋は僕らの事軽蔑しないっ
     て思ってたのに…。」
 リクト「…本当に覚えていないんだ。」
ユウセイ「すまないな。手荒な真似をして…」

そういうと、手枷を外し、シーツをかけた。

 リクト「服は渡さないんですね」

利久斗は睨み付けるように悠星を見上げた。

ユウセイ「そうだね。逃げられてしまいそうだからね~。それと案外
     気持ち良さそうに感じてたじゃないか?」
 リクト「ふざけんるなっ!」
 マサミ「田嶋ってさ~、ノーマルじゃないよね?明らかに使い込ん
     でるかんじがするし~。実際は毎晩お尻に入れてるでしょ?」
 リクト「…」
ユウセイ「そういうのが好きなら、生田くんみたいにAVでもいけるよ
     もちろん。雑誌の紙面も飾って欲しいと思ってるがね」
 リクト「それは断ったはずですが?」
ユウセイ「もったいないと思うんだよ、君ならガッツリ稼げる!俺が
     保証しよう」

シーツを体に巻いたままの利久斗に近づくと、顎を掴むと引き寄せた。

ユウセイ「顔も悪くない。真っ赤になった顔はもっと、魅力的だな。」
 リクト「変態…」
 マサミ「田嶋も一緒にやろうよ。楽しいよ。毎回好きなように抱かれ
     れるし、好みのタイプには色々と注文付けてあげればいいん
     だし」
 リクト「そんな趣味はないから」
 マサミ「へ~。さっき顔真っ赤にしてよがってたのは誰だっけ?」
ユウセイ「まさか、すぐに帰れるとは思ってないだろ?うんというまで
     は返す気はないよ」
 リクト「犯罪ですよ!」
ユウセイ「そうだな、君がうんと言えば、それで終わる事なんだ。書類
     はここに置いておく。署名と捺印だけでいい。」

そういうと、出て行ってしまった。
代わりに撮影用のカメラを持って入ってきた数人とそれを指示している
ぽっちゃりした男性が入ってきた。

 監督 「君が今回のメイン君かぁ、可愛いね。生田君に負けないくら
     いの演技を頼むね」
 リクト「えっ…それはどういう事で…うわっ…」

そう言っていると後ろからシーツを引っ張られベットの方に転がった。
生田雅美が悪戯っぽく笑うと。
口に指を当てて口にパックリと咥えると唾液に濡れたのを利久斗の口へ
と入れようとする。
とっさに後ずさろうとすると、いつのまにか若い男性が腕を掴むと顎を
掴み生田雅美の方へと向ける。カメラが近づいてくるのが分かる。

 マサミ「ほらっ。もっと舌を使って舐めてよ」

無理やり入れられて苦しいのに中でもて遊ぶ様に蹂躙する。
後ろ手に拘束され頭に膨れてきたモノが当たっている。
この後行われるであろう事を思うと、うんざりするほど嫌な予感しかし
ない。
わざと涎が垂れる様に何度も指を絡められ、唇から指を伝い流れ落ちる。

 リクト「んんっーー。んっ…」

声は言葉にならず呻きにしか聞こえない。
やっと口から出された指はいやらしく糸を引き生田の高揚した顔が見えた。

 リクト「ふざけるなっ。離せって!」

必死に抵抗するが取り合ってくれない。

 監督 「いいね~。いいよ。もっと嫌がっていいよ」

嫌がるのも演技だと思っているのか周りもそれに反応する様にスタッフ
がベットの横の机に見慣れたローションのボトルと30cmはあるだろう
アナルビーズを置いて行った。

 マサミ「いいよね~。存分に感じちゃってよ」
 リクト「ふざけるな!誰がっ…うぅ…」

ローションを腹にたっぷりとかけられると爪くらいの大きさの玉が入っ
てくる。最初は小さいが段々と大きさを増していく。
ピンポン玉からビリヤードの玉くらいの大きさまでが連なっている。

 マサミ「どこまで入れて欲しい?言ってごらんよ」
 リクト「嫌だっ!早く抜いてぇっ!」
 マサミ「そっか、最後まで入れて欲しいんだ。大丈夫痛くしないから」

ほかの男性が利久斗の足を持ち上げ開かせるとその間に生田雅美が入り
込みカメラもその横にぴったりと来ていた。
恥ずかしいとこをもろに撮影されているのだ。
知ってか、知らずか利久斗の悲鳴が聞こえる中、卑猥な水音をさせながら
撮影は続けられたのだった。
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