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81 ごめんなさい
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顎が疲れるくらい目一杯開いて樹のを口に含んだ。いつもは利久斗
にはやらせず、樹も優馬も利久斗だけを気持ちよくさせる事しかし
なかった。
寂しいくらいに、ただ喘がされ、イかされるだけの行為。
お互い好きなのに、自分も何かしてあげたいのに、何もさせて貰え
ないもどかしさは、どうしても耐え難かった。
次第に重量が増すのを感じながらいつもやってもらっているのを思
い出しながら、舌を使って感じさせる。
リクト「ふぁっ…んっ…んんっ…んっ…」
イツキ「後悔してんなら今だぞ?」
樹の忠告を無視し、続ける利久斗に諦めたのか、大きな溜息をつく
と、利久斗の体を引き離した。
リクト「あっ…」
イツキ「もういいよ、立てよ。」
ゆっくり立ち上がる利久斗を前の木に手をつかせ、尻を引き寄せる。
唾液で濡らした指をゆっくりと中へと侵入させる。
最近使っていなかった分締まりはきつく、解すのに時間がかかりそう
だった。仕方ないと断念し舌を這わせ周りをペロリと舐めると中に舌
を捻じ込んだ。
リクト「ひゃっ…えっ…待って…」
イツキ「黙ってろ!誰か来たらどうすんだ?」
リクト「あっ…ご、ごめん。」
今、外である事を思い出して慌てて口を押さえる。
綺麗にしていない中を直接舐めるのはかなりのリスクがあるのだ。
それを知っててやっている事に驚きと焦りを感じていた。
煽ったのは利久斗自身だが、やっぱり家に帰ってからと言おうかと思っ
たが、それを樹は許さなかった。
問答無用に中を濡らされると、奥へと指が侵入して前立腺を探しだすと
執拗に責め立てる。
リクト「あっ…あぁ…あっ…あんっ…」
イツキ「声…抑えろって…」
後ろと前を同時に責められ、必死で袖口を噛むが声が次第に漏れて来て
しまう。
イツキ「仕方ねーな。こっち向け!」
一旦抜くと、樹は利久斗を自分の方へと向けると、右足を抱えゆっくりと
入れていく。
リクト「あっ…あんっ…んんっーーー」
声を塞ぐように自分の口を重ね、ゆっくりと、そしてしっかり奥へと入れ
ていく。声は樹に吸い込まれていくように出ないが、その分息苦しくて、
それ以上に下から突き上げられる久しぶりの快楽に溺れるように利久斗は
樹にしがみつき、いつの間にか自分から腰を振っていた。
樹はもう、諦める様に激しさを増して、何度も突き上げた。
数回打ち付けるように中に入れると腹に利久斗の暖かいものがかかった。
ゆっくりと自身を抜くと、思いっきり再び中へと押し付ける。
息が上がっているか、興奮しているのか、しがみついた手を離そうとしない。
もっとと言うように腰を振ってねだってくる。
樹は何か言おうとしたが、諦めると利久斗を後ろ向きにするとガツガツと
突き上げた。
手で口を塞がないと、声がだんだん大きくなっていってしまう。
リクト「ん~…んっ…んんっ…ん~~~」
イツキ「これ以上はやめだ。イったら終わりにすっからな!」
そう言うと、急いで何度も突き上げた。
呆気なく二度目をイクと中のモノをとり出した。
すると支えを失ったせいか、草むらにへたり込んだ。
リクト「気持ちよかった~。ねぇ~いつ…き…?あれ…」
息を整え立ち上がろうとすると目の前がぐらっとして、そのまま倒れ込んで
しまっていた。
イツキ「りく!おい…しっかりしろ!」
リクト「あれ…おかしいな?なんか…目の前が…」
イツキ「だから言ったんだ。なんで俺たちがりくを抱かないかって理由だよ」
リクト「…」
まだ体力が本調子では無いのだ。
だから激しい運動は極力控えるようにしていた。
絶倫に近い利久斗を抱けない理由は、ここにあった。
セックスに伴う射精は体力を多く消耗するのだ。
それに身体がついていけてないのだった。いつも利久斗の射精を手伝っている時
に今の体力具合を測っていたのだ。
二回イかせると、いつもぐったりと体を預けてくるのを目の当たりにしているので
今はそこが限界なのだろうと判断したのだ。
樹も優馬も利久斗とのセックスをしたく無い訳ではない。
だた、無理をすると身体に響くと思って、ずっと自制していたのだ。
服を着せると、両手に抱きかかえた。
目の前がぐらぐらして、歩けなくなってしまった利久斗は恥ずかしくて顔を真っ赤
にさせていた。
家に着くと濡らしたタオルを持ってきて体を綺麗に拭くとベットへと寝かせた。
イツキ「分かったか?自分の身体の具合くらいわかってくれよ。りくがいいなら
いつだって抱きたいんだ。ただ、無理をさせたくない。やりはじめたら
止まらなくなると困るんだよ」
頭を掻きながら一回出すつもりが二回連続でしたことを深く反省していた。
リクト「ごめん。こんな事になるなんて…煽った僕が悪いんだよ。ごめん。」
イツキ「優馬になんて言やいいんだよ。手を出さないって決めてたのに…」
リクト「僕から言うから~」
イツキ「余計ややこしくなるから、りくは黙っとけ」
リクト「いつになったら、二人とセックスできる?やっぱり中に入れて欲しいよ」
イツキ「お前な~。懲りてくれよ」
リクト「だって~、一人でイかされるより、すっごく気持ちいいんだもん」
笑顔で笑う利久斗に樹は敵わないなと、降参したのだった。
帰ってきた優馬にも今日の事を話し、お互い回数制限付きで交互に抱き事を決定し
承諾した。
にはやらせず、樹も優馬も利久斗だけを気持ちよくさせる事しかし
なかった。
寂しいくらいに、ただ喘がされ、イかされるだけの行為。
お互い好きなのに、自分も何かしてあげたいのに、何もさせて貰え
ないもどかしさは、どうしても耐え難かった。
次第に重量が増すのを感じながらいつもやってもらっているのを思
い出しながら、舌を使って感じさせる。
リクト「ふぁっ…んっ…んんっ…んっ…」
イツキ「後悔してんなら今だぞ?」
樹の忠告を無視し、続ける利久斗に諦めたのか、大きな溜息をつく
と、利久斗の体を引き離した。
リクト「あっ…」
イツキ「もういいよ、立てよ。」
ゆっくり立ち上がる利久斗を前の木に手をつかせ、尻を引き寄せる。
唾液で濡らした指をゆっくりと中へと侵入させる。
最近使っていなかった分締まりはきつく、解すのに時間がかかりそう
だった。仕方ないと断念し舌を這わせ周りをペロリと舐めると中に舌
を捻じ込んだ。
リクト「ひゃっ…えっ…待って…」
イツキ「黙ってろ!誰か来たらどうすんだ?」
リクト「あっ…ご、ごめん。」
今、外である事を思い出して慌てて口を押さえる。
綺麗にしていない中を直接舐めるのはかなりのリスクがあるのだ。
それを知っててやっている事に驚きと焦りを感じていた。
煽ったのは利久斗自身だが、やっぱり家に帰ってからと言おうかと思っ
たが、それを樹は許さなかった。
問答無用に中を濡らされると、奥へと指が侵入して前立腺を探しだすと
執拗に責め立てる。
リクト「あっ…あぁ…あっ…あんっ…」
イツキ「声…抑えろって…」
後ろと前を同時に責められ、必死で袖口を噛むが声が次第に漏れて来て
しまう。
イツキ「仕方ねーな。こっち向け!」
一旦抜くと、樹は利久斗を自分の方へと向けると、右足を抱えゆっくりと
入れていく。
リクト「あっ…あんっ…んんっーーー」
声を塞ぐように自分の口を重ね、ゆっくりと、そしてしっかり奥へと入れ
ていく。声は樹に吸い込まれていくように出ないが、その分息苦しくて、
それ以上に下から突き上げられる久しぶりの快楽に溺れるように利久斗は
樹にしがみつき、いつの間にか自分から腰を振っていた。
樹はもう、諦める様に激しさを増して、何度も突き上げた。
数回打ち付けるように中に入れると腹に利久斗の暖かいものがかかった。
ゆっくりと自身を抜くと、思いっきり再び中へと押し付ける。
息が上がっているか、興奮しているのか、しがみついた手を離そうとしない。
もっとと言うように腰を振ってねだってくる。
樹は何か言おうとしたが、諦めると利久斗を後ろ向きにするとガツガツと
突き上げた。
手で口を塞がないと、声がだんだん大きくなっていってしまう。
リクト「ん~…んっ…んんっ…ん~~~」
イツキ「これ以上はやめだ。イったら終わりにすっからな!」
そう言うと、急いで何度も突き上げた。
呆気なく二度目をイクと中のモノをとり出した。
すると支えを失ったせいか、草むらにへたり込んだ。
リクト「気持ちよかった~。ねぇ~いつ…き…?あれ…」
息を整え立ち上がろうとすると目の前がぐらっとして、そのまま倒れ込んで
しまっていた。
イツキ「りく!おい…しっかりしろ!」
リクト「あれ…おかしいな?なんか…目の前が…」
イツキ「だから言ったんだ。なんで俺たちがりくを抱かないかって理由だよ」
リクト「…」
まだ体力が本調子では無いのだ。
だから激しい運動は極力控えるようにしていた。
絶倫に近い利久斗を抱けない理由は、ここにあった。
セックスに伴う射精は体力を多く消耗するのだ。
それに身体がついていけてないのだった。いつも利久斗の射精を手伝っている時
に今の体力具合を測っていたのだ。
二回イかせると、いつもぐったりと体を預けてくるのを目の当たりにしているので
今はそこが限界なのだろうと判断したのだ。
樹も優馬も利久斗とのセックスをしたく無い訳ではない。
だた、無理をすると身体に響くと思って、ずっと自制していたのだ。
服を着せると、両手に抱きかかえた。
目の前がぐらぐらして、歩けなくなってしまった利久斗は恥ずかしくて顔を真っ赤
にさせていた。
家に着くと濡らしたタオルを持ってきて体を綺麗に拭くとベットへと寝かせた。
イツキ「分かったか?自分の身体の具合くらいわかってくれよ。りくがいいなら
いつだって抱きたいんだ。ただ、無理をさせたくない。やりはじめたら
止まらなくなると困るんだよ」
頭を掻きながら一回出すつもりが二回連続でしたことを深く反省していた。
リクト「ごめん。こんな事になるなんて…煽った僕が悪いんだよ。ごめん。」
イツキ「優馬になんて言やいいんだよ。手を出さないって決めてたのに…」
リクト「僕から言うから~」
イツキ「余計ややこしくなるから、りくは黙っとけ」
リクト「いつになったら、二人とセックスできる?やっぱり中に入れて欲しいよ」
イツキ「お前な~。懲りてくれよ」
リクト「だって~、一人でイかされるより、すっごく気持ちいいんだもん」
笑顔で笑う利久斗に樹は敵わないなと、降参したのだった。
帰ってきた優馬にも今日の事を話し、お互い回数制限付きで交互に抱き事を決定し
承諾した。
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