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86 目覚めちゃった?
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快楽だけを全身に感じ、ヌク事もできず、ずっと絶頂を迎えたまま刺激を与
え続けられた。
リクト「…やだっ…イカせてっ…あんっ…もう…やっ…だっ…」
途切れ途切れに懇願するが、二人は示し合わせたかのように辞めなかった。
部屋の方で何か物音がしたような気はして、一瞬手を止めたが。
何事もなかったかのように続きを始めた。
リクト「待ってっ…何か音したよね!ちょっ…あぁ…まっ…って…」
ユウマ「気のせいだろ?動物でも見てたんだろ?」
イツキ「存分に見せてやればいい。こーんなりくのエロい体に興奮しない
奴なんていないしなっ!」
何かに気付いたのか二人は責める手を止めようとはしなかった。
イツキ「そろそろ部屋の方でヤろうぜ。りくも限界だろ?」
ユウマ「そうだなっ」
トロトロに出来上がっている利久斗の体を湯船から出すとお姫様抱
っこしたまま簡単に体を拭くと布団の上に寝かせた。
ガタタタッー。
何かが慌てて出て行く音がしたが、ドアが開く音は一向にしない。
イツキ「そんなに続きが見たいのかね~」
ユウマ「俺らは利久斗以外に興味ねーつーの。」
さっきまでの熱い視線はずっと利久斗に注がれていたのを分かって
いて、ほかっておいた。
しかし、そろそろ本気で追い出そうと優馬が押し入れに手をかける
と思いっきり開けた。
そこにはさっきステージで歌ったりとディナーショーにも出ていた
俳優がいた。
ユウマ「覗きとはいい趣味だな」
アズサ「あっ…ちがっ…これは…」
しどろもどろで言葉を紡ぐがそのあとが続かない。
樹はリクトの火照った体に浴衣を着せると自分の腕に抱き寄せた。
もう利久斗自身が熱に耐え切れず自性しようと動くのを樹が取り押
さえた。
イツキ「ちょっと待ってな、今は我慢な」
リクト「やっ…触ってぇ…中に入れてっ…」
我慢できるはずもなく、潤んだ瞳で懇願された。
それを見ていた3人とも股間を膨らませ、赤面した梓が真っ先に優馬
から睨み付けられた。
アズサ「サプライズで部屋に訪問してびっくりさせる企画だったん
だよ。まさかこんな事になってるなんて…ごにょごにょ…」
ユウマ「そんなの書いてなかっただろ?まぁ、いいや。出てけ!」
アズサ「あっ…っ…」
イツキ「待てよ。せっかくなら見せてやろうぜ?」
ユウマ「はぁ~?」
イツキ「見られてた方がさ…」
不敵に笑う樹に優馬も渋々賛同した。
優馬「ただし、手を出すのは無しな!こっち来いよ。」
芸能人である梓を後ろ手に縛ると柱に固定した。
下半身の膨らみを触るとしっとりと濡れていた。
暴れたがそれを一蹴するとそこに放置した。
ずっとイけずに放置されていた利久斗が限界の様に訴えてくる。
ユウマ「一回出させるかっ!ほらっ」
そう言うと優馬は自分の上に乗せるとゆっくりと腰を降ろさせる。
リクト「あっ…イクっ…あぁっ!」
ユウマ「十分解れてるだろ?俺のもイカせてくれるだろう?」
リクト「はぁ…はぁ…イッたばかりだからっ…まっ…はぅ…」
荒い息を整えようとしている利久斗の腰を掴むと下から一気に
突き上げた。
背をしならせ声を上げる利久斗を追い詰める様に激しく突き上
げていく。
後ろに倒れ込みそうになるのを引き寄せ優馬が抱き寄せる。
中にたっぷりと注ぎ込むと、樹が利久斗の体を引き抜く。
優馬に背中を預ける様にすると、優馬の手が利久斗の足を左右
に開き持ち上げる。
秘部が丸見えになり、白い液が今も流れ出ていた。
イツキ「じゃ、俺もりくにたっぷり入れさせてもらうぜ」
ユウマ「いいぜ。来いよ。たっぷり味わって貰おうか!」
リクト「あっ…ちょっと…休ませてぇ…あぁ…んっ…」
ユウマ「気持ちいいだろう?しっかり中を擦って貰えよ」
イツキ「奥まで感じさせてやるよ」
リクト「あぁっ…はぁっ…っ…あんっ…」
抵抗もなく二人に貫かれただただ、快楽に溺れていく。
利久斗の乱れた肢体をじっと見つめる梓は股間をはちきれん
ばかりに膨らませて、触ることも許されず苦しい息遣いにな
ってきていた。
ユウマ「梓だっけ?何興奮しちゃってるだ?」
イツキ「男の裸に興奮って変態なんだな~。俺らは自分の
妻を可愛がってるだけだしな~!」
ユウマ「あぁ、俺らの奥さんだからな!」
アズサ「解いて下さい。前…触りたい…」
ユウマ「覗いたお仕置きだろ?見せてやってるんだから
それくらい我慢しろよ。なぁ~?」
見せつけるように利久斗に口付けると、角度を変えてキスを
楽しむ。中途半端に脱がされた浴衣が利久斗の体に巻きつく
が、それをも取り払うとうつ伏せにし、優馬がその上から被
さるように挿入した。
夜も遅くなった頃、とうとう利久斗が意識を手放したところ
で、中から自身を取り出した。
ユウマ「まだ本調子じゃねーな。タオル頼む」
イツキ「あぁ、布団汚してるじゃん。新しいのが隣の部屋
にあるから取って来といてくれ」
ユウマ「分かった。」
テキパキと利久斗の体を拭くと中のモノを掻き出した。
代わりの浴衣を着せると、新しい布団へと寝かせた。
シャワーを浴びるとパンツ一枚の姿で帰ってきた。
イツキ「そういえば、コイツどうする?」
ユウマ「忘れてたわ。解いて放り出せばいんじゃね?」
アズサ「忘れないで下さい!」
イツキ「サプライズだったら、ちゃんと明るいうちに来い
って、これじゃ夜這いだぞ?」
ユウマ「そそ、利久斗が喜ぶからさ。セックス中に来られ
ても対応できねーだろ?それと、今日の事は誰に
も言うなよ。いいな?」
そう言うと戒めていた縄を解いた。
梓は股間を押さえるとそのまま勢いよく出て行った。
優馬も樹もその後ろ姿を見送りながら笑いあった。
利久斗を寝かせた布団に潜り込むと瞼を閉じた。
明日はどこへ連れて行こう。
彼が楽しめるならどこでも良かった。
明日の夜もうんと甘やかしてやろう。
トロトロに蕩けるくらいにイかせて、満足させてあげよう。
そうして誕生日プレゼントの旅行は樹と優馬の満足する為の
旅行となっていった。
利久斗はというと、梓が来ていた事など全く覚えていなかった。
あの為、後日サプライズで訪れた梓に喜んでいたが握手した時
の梓の赤面には横に立つ二人が大爆笑をしたのだった。
その後たっぷりと休みを満喫して家へと帰ってきた。
リクト「あー。楽しかった~。明日からはいつもの日常かぁ」
イツキ「今が一番幸せだよ。りくとこんな風になれるなんて
思ってもみなかったからな。」
ユウマ「な!後悔なんて絶対しないだろ?俺は利久斗が側に
いてくれるならそれでいいんだよ。」
リクト「二人にはいつも感謝してる…僕じゃ子供とかは無理
だけどさ…それでも一緒にいてくれるのが嬉しい」
ユウマ「さーて、家に帰って来たことだし、子作りでもしま
すか?」
イツキ「さんせー。りく今日も寝かさないよ!」
リクト「えっ…ええっーーー。」
後退る利久斗を捕まえるとベットへと押し倒した。
今日もベットを軋ませながら意識を失うまでとことん蕩ける時間
を過ごしたのだった。
後日優馬は三宅仁美に呼び出され、お説教を受ける事になる。
あの日以来、梓の反応がおかしいと言われたのだ。
女性との噂が絶えなかったはずがめっきり真面目になったと思えば
不倫報道、しかも相手は男性だと言うのだ。
可愛い見た目で何人かの男性を総なめしているのだとか…。
ユウマ「それは…お気の毒に…」
ヒトミ「何かあったでしょ?白状しなさい!」
ユウマ「俺たちの部屋を覗くからちょっと悪戯しただけだよ。」
ヒトミ「覗くって…まさかっ…」
ユウマ「そ、そのまさか。利久斗の事いやらしい目で見てたけど
あれって自分もそうされたかったんだろ?ちょーっと目
覚めちまったって感じだろ?俺ら悪くねーじゃん。」
ヒトミ「…悪いわ!あんた達のは過激すぎるの。もう、自覚して
よね~。田嶋君は?」
ユウマ「昨日もたっぷりヤったから、今はぐっすり寝てるよ」
ヒトミ「まぁ、いいわ。聞きたい事は聞けたし。」
ユウマ「ありがとうな!利久斗の喜ぶ顔が見れてすっげー楽しか
ったよ。」
ヒトミ「それはどーも。」
家に着くと昼飯を作る為に起きて来た利久斗が優馬を見つけて
微笑んだ。
リクト「おかえり。ご飯もうちょっとだから。」
ユウマ「おう。樹はまだ寝てるのか?」
リクト「うん、日曜だしね。もうちょっと寝かせておくよ」
何気ない会話が、ただそこに君がいる生活がこんなに幸せな事
なのだとわかったのは利久斗のおかげだった。
あのまま目を覚まさなかったらどうなっていたのだろう。
そんな事がふと頭をよぎる。
優馬も樹もいつだって今を全力で生きようと誓った。
そう…あの目覚めてくれた雪の日に…。
え続けられた。
リクト「…やだっ…イカせてっ…あんっ…もう…やっ…だっ…」
途切れ途切れに懇願するが、二人は示し合わせたかのように辞めなかった。
部屋の方で何か物音がしたような気はして、一瞬手を止めたが。
何事もなかったかのように続きを始めた。
リクト「待ってっ…何か音したよね!ちょっ…あぁ…まっ…って…」
ユウマ「気のせいだろ?動物でも見てたんだろ?」
イツキ「存分に見せてやればいい。こーんなりくのエロい体に興奮しない
奴なんていないしなっ!」
何かに気付いたのか二人は責める手を止めようとはしなかった。
イツキ「そろそろ部屋の方でヤろうぜ。りくも限界だろ?」
ユウマ「そうだなっ」
トロトロに出来上がっている利久斗の体を湯船から出すとお姫様抱
っこしたまま簡単に体を拭くと布団の上に寝かせた。
ガタタタッー。
何かが慌てて出て行く音がしたが、ドアが開く音は一向にしない。
イツキ「そんなに続きが見たいのかね~」
ユウマ「俺らは利久斗以外に興味ねーつーの。」
さっきまでの熱い視線はずっと利久斗に注がれていたのを分かって
いて、ほかっておいた。
しかし、そろそろ本気で追い出そうと優馬が押し入れに手をかける
と思いっきり開けた。
そこにはさっきステージで歌ったりとディナーショーにも出ていた
俳優がいた。
ユウマ「覗きとはいい趣味だな」
アズサ「あっ…ちがっ…これは…」
しどろもどろで言葉を紡ぐがそのあとが続かない。
樹はリクトの火照った体に浴衣を着せると自分の腕に抱き寄せた。
もう利久斗自身が熱に耐え切れず自性しようと動くのを樹が取り押
さえた。
イツキ「ちょっと待ってな、今は我慢な」
リクト「やっ…触ってぇ…中に入れてっ…」
我慢できるはずもなく、潤んだ瞳で懇願された。
それを見ていた3人とも股間を膨らませ、赤面した梓が真っ先に優馬
から睨み付けられた。
アズサ「サプライズで部屋に訪問してびっくりさせる企画だったん
だよ。まさかこんな事になってるなんて…ごにょごにょ…」
ユウマ「そんなの書いてなかっただろ?まぁ、いいや。出てけ!」
アズサ「あっ…っ…」
イツキ「待てよ。せっかくなら見せてやろうぜ?」
ユウマ「はぁ~?」
イツキ「見られてた方がさ…」
不敵に笑う樹に優馬も渋々賛同した。
優馬「ただし、手を出すのは無しな!こっち来いよ。」
芸能人である梓を後ろ手に縛ると柱に固定した。
下半身の膨らみを触るとしっとりと濡れていた。
暴れたがそれを一蹴するとそこに放置した。
ずっとイけずに放置されていた利久斗が限界の様に訴えてくる。
ユウマ「一回出させるかっ!ほらっ」
そう言うと優馬は自分の上に乗せるとゆっくりと腰を降ろさせる。
リクト「あっ…イクっ…あぁっ!」
ユウマ「十分解れてるだろ?俺のもイカせてくれるだろう?」
リクト「はぁ…はぁ…イッたばかりだからっ…まっ…はぅ…」
荒い息を整えようとしている利久斗の腰を掴むと下から一気に
突き上げた。
背をしならせ声を上げる利久斗を追い詰める様に激しく突き上
げていく。
後ろに倒れ込みそうになるのを引き寄せ優馬が抱き寄せる。
中にたっぷりと注ぎ込むと、樹が利久斗の体を引き抜く。
優馬に背中を預ける様にすると、優馬の手が利久斗の足を左右
に開き持ち上げる。
秘部が丸見えになり、白い液が今も流れ出ていた。
イツキ「じゃ、俺もりくにたっぷり入れさせてもらうぜ」
ユウマ「いいぜ。来いよ。たっぷり味わって貰おうか!」
リクト「あっ…ちょっと…休ませてぇ…あぁ…んっ…」
ユウマ「気持ちいいだろう?しっかり中を擦って貰えよ」
イツキ「奥まで感じさせてやるよ」
リクト「あぁっ…はぁっ…っ…あんっ…」
抵抗もなく二人に貫かれただただ、快楽に溺れていく。
利久斗の乱れた肢体をじっと見つめる梓は股間をはちきれん
ばかりに膨らませて、触ることも許されず苦しい息遣いにな
ってきていた。
ユウマ「梓だっけ?何興奮しちゃってるだ?」
イツキ「男の裸に興奮って変態なんだな~。俺らは自分の
妻を可愛がってるだけだしな~!」
ユウマ「あぁ、俺らの奥さんだからな!」
アズサ「解いて下さい。前…触りたい…」
ユウマ「覗いたお仕置きだろ?見せてやってるんだから
それくらい我慢しろよ。なぁ~?」
見せつけるように利久斗に口付けると、角度を変えてキスを
楽しむ。中途半端に脱がされた浴衣が利久斗の体に巻きつく
が、それをも取り払うとうつ伏せにし、優馬がその上から被
さるように挿入した。
夜も遅くなった頃、とうとう利久斗が意識を手放したところ
で、中から自身を取り出した。
ユウマ「まだ本調子じゃねーな。タオル頼む」
イツキ「あぁ、布団汚してるじゃん。新しいのが隣の部屋
にあるから取って来といてくれ」
ユウマ「分かった。」
テキパキと利久斗の体を拭くと中のモノを掻き出した。
代わりの浴衣を着せると、新しい布団へと寝かせた。
シャワーを浴びるとパンツ一枚の姿で帰ってきた。
イツキ「そういえば、コイツどうする?」
ユウマ「忘れてたわ。解いて放り出せばいんじゃね?」
アズサ「忘れないで下さい!」
イツキ「サプライズだったら、ちゃんと明るいうちに来い
って、これじゃ夜這いだぞ?」
ユウマ「そそ、利久斗が喜ぶからさ。セックス中に来られ
ても対応できねーだろ?それと、今日の事は誰に
も言うなよ。いいな?」
そう言うと戒めていた縄を解いた。
梓は股間を押さえるとそのまま勢いよく出て行った。
優馬も樹もその後ろ姿を見送りながら笑いあった。
利久斗を寝かせた布団に潜り込むと瞼を閉じた。
明日はどこへ連れて行こう。
彼が楽しめるならどこでも良かった。
明日の夜もうんと甘やかしてやろう。
トロトロに蕩けるくらいにイかせて、満足させてあげよう。
そうして誕生日プレゼントの旅行は樹と優馬の満足する為の
旅行となっていった。
利久斗はというと、梓が来ていた事など全く覚えていなかった。
あの為、後日サプライズで訪れた梓に喜んでいたが握手した時
の梓の赤面には横に立つ二人が大爆笑をしたのだった。
その後たっぷりと休みを満喫して家へと帰ってきた。
リクト「あー。楽しかった~。明日からはいつもの日常かぁ」
イツキ「今が一番幸せだよ。りくとこんな風になれるなんて
思ってもみなかったからな。」
ユウマ「な!後悔なんて絶対しないだろ?俺は利久斗が側に
いてくれるならそれでいいんだよ。」
リクト「二人にはいつも感謝してる…僕じゃ子供とかは無理
だけどさ…それでも一緒にいてくれるのが嬉しい」
ユウマ「さーて、家に帰って来たことだし、子作りでもしま
すか?」
イツキ「さんせー。りく今日も寝かさないよ!」
リクト「えっ…ええっーーー。」
後退る利久斗を捕まえるとベットへと押し倒した。
今日もベットを軋ませながら意識を失うまでとことん蕩ける時間
を過ごしたのだった。
後日優馬は三宅仁美に呼び出され、お説教を受ける事になる。
あの日以来、梓の反応がおかしいと言われたのだ。
女性との噂が絶えなかったはずがめっきり真面目になったと思えば
不倫報道、しかも相手は男性だと言うのだ。
可愛い見た目で何人かの男性を総なめしているのだとか…。
ユウマ「それは…お気の毒に…」
ヒトミ「何かあったでしょ?白状しなさい!」
ユウマ「俺たちの部屋を覗くからちょっと悪戯しただけだよ。」
ヒトミ「覗くって…まさかっ…」
ユウマ「そ、そのまさか。利久斗の事いやらしい目で見てたけど
あれって自分もそうされたかったんだろ?ちょーっと目
覚めちまったって感じだろ?俺ら悪くねーじゃん。」
ヒトミ「…悪いわ!あんた達のは過激すぎるの。もう、自覚して
よね~。田嶋君は?」
ユウマ「昨日もたっぷりヤったから、今はぐっすり寝てるよ」
ヒトミ「まぁ、いいわ。聞きたい事は聞けたし。」
ユウマ「ありがとうな!利久斗の喜ぶ顔が見れてすっげー楽しか
ったよ。」
ヒトミ「それはどーも。」
家に着くと昼飯を作る為に起きて来た利久斗が優馬を見つけて
微笑んだ。
リクト「おかえり。ご飯もうちょっとだから。」
ユウマ「おう。樹はまだ寝てるのか?」
リクト「うん、日曜だしね。もうちょっと寝かせておくよ」
何気ない会話が、ただそこに君がいる生活がこんなに幸せな事
なのだとわかったのは利久斗のおかげだった。
あのまま目を覚まさなかったらどうなっていたのだろう。
そんな事がふと頭をよぎる。
優馬も樹もいつだって今を全力で生きようと誓った。
そう…あの目覚めてくれた雪の日に…。
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