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親父(恋人)がエロさを自覚しないので、普段と違うプレイをしてみました♡
ムチムチスーツ姿を晒しちゃダメ
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ある休日の朝。
窓から射してくる陽の光の眩しさに目を開けると、一緒に寝ていたはずの和志が隣にいない。
「……ああ、分かった。慌てても仕方ない」
どこに行ったのだろうかと視線を動かしていると、和志の声が聞こえてきた。
寝返りを打って振り返ってみると、和志が電話で誰かと話をしているようだ。
その声はなにやら深刻そうで、俺が聞いたことがないような声色で話している。
和志の外向けの声、低くて心地よくてカッコいい。家では聞いたことがない感じで、会社の人がこの声を聞いてると思うと複雑だ。
モヤモヤとした気持ちを抱えながら、和志の大きな背中をじっと見つめてしまう。通話が終わったタイミングで声をかけてみる。
「なに? 電話?」
「ああ。会社でトラブって、出勤しなきゃならなくなった」
和志は電機メーカーの課長をしていて、急なトラブルで出勤になることも時々あった。
しかし、在宅勤務になってからは、そんなこともほぼ無くなっていたはずなのに。
よりにもよって、今日こんなことにならなくてもいいだろう。
「えー……、今日は俺とデートしてくれるって話だったじゃん」
「デートって、ショッピングモールに買い出し行くってことだろ? ……今は俺しか動ける奴がいないんだよ。悪いけど、出かけるのはまた今度な」
せっかくの休日に一緒に過ごせるはずだったのに、それが叶わなくなり不貞腐れてしまう。
聞き分けのない、子どものようなことはしたくはない。だが、楽しみにしていた予定が無くなってしまい、寂しい気持ちになるのは仕方がないだろう。
その後すぐに頭を撫でられると、気持ちが浮上してしまうので、我ながら単純だと思う。
和志はすぐに出かけるようで、着替えはじめた。
久しぶりのスーツ姿は、胸や尻、太ももが窮屈そうだ。
「やべぇ……、ちょっとキツいか?」
在宅勤務中にも欠かさずしていた筋トレで、太ももは張っている。
俺とセックスをしまくった影響が出ているのか、胸筋や尻はむっちりとしているのが、服の上からでもよく分かる。
「和志。そんなエロい格好で外に出ないで!」
俺にとって、和志は存在がエロいとしか言いようがない。
こんなにムチムチな身体を、惜しげもなく晒してしまっていることに、言いようのない焦りを感じてしまう。
会社の男にいやらしい目で見られるんじゃないか、電車に乗るなら痴漢に遭うんじゃないかとか、嫌な妄想ばかりしてしまう。
「んな事言われても、今はスーツこれしか無いから無理だ。行ってくる」
「……行ってらっしゃい」
渋々そのまま見送ったが、どうにかして和志には、自分のエロさを自覚してもらわなければ。
俺は玄関ドアをしばらく見つめていたが、あることを思いついた。
「言ってダメなら、行動で示せばいいんじゃないか?」
自分がどれほど男のエロい気持ちを煽っているか、和志は理解していない。だったら俺が自覚させる。
和志が帰ってくるまでの時間、俺はあるものの買い出しを済ませた。帰ってきたら、絶対に抱きまくる!!
そろそろ夕方になろうかという時間。
和志から『思っていたよりも早く帰れることになった』と連絡があった。
それはよかったのだが、俺のモヤモヤは収まらないし、昼間決意したことも実行に移したい。
いつもはしないことではあるが、玄関で仁王立ちして和志の帰りを待つ。程なくして鍵がガチャリと開き、和志が帰ってきた。
「おかえり」
「おわ! びっくりした……。ただいま。お前が玄関で出迎えなんて珍しいな」
そんなことを言いながら靴を脱いでいる和志を、じっと見つめる。
暑いのか、ジャケットを脱いで手に持っている。Yシャツの胸元のボタンは、今にも弾けるんじゃないかというくらいパツパツだ。ネクタイが無かったら、ボタンとボタンの隙間から、中が見えているのではないかというレベルだ。
「やっぱりスーツ姿、エロすぎる」
リビングへと続く廊下を歩く、和志の後ろについていきながら、思わず言葉が漏れる。
「まだそんなこと言ってんのか。エロいかどうかは知らんが、キツかったから新しいスーツ買うかな」
「そんな雄っぱいパツパツで、外に出てたかと思うと、気が気じゃなかった」
「俺にそんな目を向ける奴は、優人だけだと思うぞ?」
こんなにエロい雰囲気だだ漏れなのに自覚なしとか。そういうところも可愛いけど、俺としては心臓に悪い。
無防備にこんな姿を見せているなんて、本当に良くない。
やっぱり和志は、もっと自分のエロさに自覚を持つべきだ。
「和志は、自分がどれだけエロいのか分かってない!」
「お、おう……? すまん」
「……謝ってほしいわけじゃない。俺こそごめん」
こんなワガママなところばかり見せてたら、呆れられてしまう。頭では分かっているものの、気持ちが追いつかない。
「でも今日は寂しかったし、今までやってみたかったけど出来なかったプレイさせて」
「なにする気だ?」
どういう切り出し方だよと自分でも思わなくはないが、和志も『今まで出来なかったプレイってなんだ、気になる』と言わんばかりの目をしているから、大丈夫だろう。
窓から射してくる陽の光の眩しさに目を開けると、一緒に寝ていたはずの和志が隣にいない。
「……ああ、分かった。慌てても仕方ない」
どこに行ったのだろうかと視線を動かしていると、和志の声が聞こえてきた。
寝返りを打って振り返ってみると、和志が電話で誰かと話をしているようだ。
その声はなにやら深刻そうで、俺が聞いたことがないような声色で話している。
和志の外向けの声、低くて心地よくてカッコいい。家では聞いたことがない感じで、会社の人がこの声を聞いてると思うと複雑だ。
モヤモヤとした気持ちを抱えながら、和志の大きな背中をじっと見つめてしまう。通話が終わったタイミングで声をかけてみる。
「なに? 電話?」
「ああ。会社でトラブって、出勤しなきゃならなくなった」
和志は電機メーカーの課長をしていて、急なトラブルで出勤になることも時々あった。
しかし、在宅勤務になってからは、そんなこともほぼ無くなっていたはずなのに。
よりにもよって、今日こんなことにならなくてもいいだろう。
「えー……、今日は俺とデートしてくれるって話だったじゃん」
「デートって、ショッピングモールに買い出し行くってことだろ? ……今は俺しか動ける奴がいないんだよ。悪いけど、出かけるのはまた今度な」
せっかくの休日に一緒に過ごせるはずだったのに、それが叶わなくなり不貞腐れてしまう。
聞き分けのない、子どものようなことはしたくはない。だが、楽しみにしていた予定が無くなってしまい、寂しい気持ちになるのは仕方がないだろう。
その後すぐに頭を撫でられると、気持ちが浮上してしまうので、我ながら単純だと思う。
和志はすぐに出かけるようで、着替えはじめた。
久しぶりのスーツ姿は、胸や尻、太ももが窮屈そうだ。
「やべぇ……、ちょっとキツいか?」
在宅勤務中にも欠かさずしていた筋トレで、太ももは張っている。
俺とセックスをしまくった影響が出ているのか、胸筋や尻はむっちりとしているのが、服の上からでもよく分かる。
「和志。そんなエロい格好で外に出ないで!」
俺にとって、和志は存在がエロいとしか言いようがない。
こんなにムチムチな身体を、惜しげもなく晒してしまっていることに、言いようのない焦りを感じてしまう。
会社の男にいやらしい目で見られるんじゃないか、電車に乗るなら痴漢に遭うんじゃないかとか、嫌な妄想ばかりしてしまう。
「んな事言われても、今はスーツこれしか無いから無理だ。行ってくる」
「……行ってらっしゃい」
渋々そのまま見送ったが、どうにかして和志には、自分のエロさを自覚してもらわなければ。
俺は玄関ドアをしばらく見つめていたが、あることを思いついた。
「言ってダメなら、行動で示せばいいんじゃないか?」
自分がどれほど男のエロい気持ちを煽っているか、和志は理解していない。だったら俺が自覚させる。
和志が帰ってくるまでの時間、俺はあるものの買い出しを済ませた。帰ってきたら、絶対に抱きまくる!!
そろそろ夕方になろうかという時間。
和志から『思っていたよりも早く帰れることになった』と連絡があった。
それはよかったのだが、俺のモヤモヤは収まらないし、昼間決意したことも実行に移したい。
いつもはしないことではあるが、玄関で仁王立ちして和志の帰りを待つ。程なくして鍵がガチャリと開き、和志が帰ってきた。
「おかえり」
「おわ! びっくりした……。ただいま。お前が玄関で出迎えなんて珍しいな」
そんなことを言いながら靴を脱いでいる和志を、じっと見つめる。
暑いのか、ジャケットを脱いで手に持っている。Yシャツの胸元のボタンは、今にも弾けるんじゃないかというくらいパツパツだ。ネクタイが無かったら、ボタンとボタンの隙間から、中が見えているのではないかというレベルだ。
「やっぱりスーツ姿、エロすぎる」
リビングへと続く廊下を歩く、和志の後ろについていきながら、思わず言葉が漏れる。
「まだそんなこと言ってんのか。エロいかどうかは知らんが、キツかったから新しいスーツ買うかな」
「そんな雄っぱいパツパツで、外に出てたかと思うと、気が気じゃなかった」
「俺にそんな目を向ける奴は、優人だけだと思うぞ?」
こんなにエロい雰囲気だだ漏れなのに自覚なしとか。そういうところも可愛いけど、俺としては心臓に悪い。
無防備にこんな姿を見せているなんて、本当に良くない。
やっぱり和志は、もっと自分のエロさに自覚を持つべきだ。
「和志は、自分がどれだけエロいのか分かってない!」
「お、おう……? すまん」
「……謝ってほしいわけじゃない。俺こそごめん」
こんなワガママなところばかり見せてたら、呆れられてしまう。頭では分かっているものの、気持ちが追いつかない。
「でも今日は寂しかったし、今までやってみたかったけど出来なかったプレイさせて」
「なにする気だ?」
どういう切り出し方だよと自分でも思わなくはないが、和志も『今まで出来なかったプレイってなんだ、気になる』と言わんばかりの目をしているから、大丈夫だろう。
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