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親父(恋人)がエロさを自覚しないので、普段と違うプレイをしてみました♡
俺まで匂いフェチになっている
しおりを挟む場所はそのままに、スーツのジャケットだけは脱いでもらう。
その流れでセックスに突入しようとした時、和志がそっと手を握ってきた。
「待て優人。俺、風呂入ってないけどいいのか? 暑かったから汗かいてるし、正直臭う気しかしない」
俺の匂いフェチである和志は、自分じゃあるまいし……と複雑な表情をしている。
だが、最近俺もそのフェチが移ってしまったのか、和志の匂いで勃起するようになってしまった。
抱きつきながら背伸びをして、首筋に顔を寄せる。
「和志の匂い大好きだよ。俺の匂いは嗅ぎまくるのに、自分が嗅がれるのは恥ずかしい?」
「まあ……、そうだな」
「恥ずかしがってるのも、かわいい♡」
ソワソワと落ち着きない様子の和志は、これまた可愛い。
俺が無理しないようにって、少し屈んでくれるところも優しくて好きだ。
和志の元々の体臭と汗の匂いが混ざり合って、服の匂いを嗅ぐよりも直接嗅いだ方がいいのは当たり前で。
雄の濃い匂いと、蒸れた汗の匂いが感じられて、ちんこがギンギンに勃ってしまう。
「加齢臭が……」とか本人は気にしてるけど、もっとスケベで可愛い和志を見たくなった俺は、次の行動へと移ることにした。
「Yシャツ、雄っぱいはち切れそうだよ? こんなのエロすぎるよ! ネクタイめくったら、ボタンの隙間から中見えてるし!」
朝は下半身に気を取られて気づけなかったが、ネクタイが無かったら、Yシャツのボタンの隙間が開いてしまっているのが丸見えのところだった。
しかもシャツの下にインナーを着ていない。
ジャケットを着るから良いと思ったのだろうか? これはますます良くない。
「鍛えすぎたか……」
「鍛えるのはいいよ? 俺、和志の筋肉ムキムキなところも大好きだし。でも、こういう無自覚なところは良くない!」
「お、おい優人、一体どうした」
ネクタイを振りながら熱く語ってしまった俺に、和志は呆気に取られているようだ。
ワガママなところ見せてしまうのは良くないと、さっき後悔したばかりだというのに、和志のことになるとすぐに熱くなってしまう。
「混んでる電車に乗ってさ、俺くらいの身長のやつとかが、目の前に来たとするじゃん? このムチムチの雄っぱい見たら、つい触りたくなっちゃうよ」
「うーん、そんなもんかねぇ?」
俺の熱弁に、和志は納得がいっていないようだ。
「そうだよ! こうすればすぐに指入っちゃうし、触られまくっちゃうよ」
シャツの隙間に指をつっこんで、左右に広げる。雄っぱいの谷間が目に飛び込んできた。
うっすらと汗をかいている肌は、むわりとスケベな熱気を放っている。
全裸の時とはまた違ったエロさだ。全部は見えないからこその色気というか、この穴に突っこみたいという欲を煽る。
「まあそうだったとしても、優人以外に触られるのは御免だ。ほら、眉間に皺寄ってる。せっかくのイケメンが台無しだぞ?」
「……和志!!」
皺を寄せた俺の眉間を指で突きながら、和志はそんな嬉しいことを言ってくれる。和志の言葉一つで浮上してしまうから、俺は本当に単純だ。
抱きついていた腕を解き、一旦その場でしゃがみ込む。
太ももの張ったスラックスを、スルスルと撫で回してみる。
「優人?」
「和志、もうこのスーツ着ないんだよね?」
「新しく買おうとは思っているが、なにする……、こら優人っっ♡♡」
俺は和志の股間に顔を埋め、すうぅぅと大きく息を吸いこんだ。
一日スラックスを穿いて、蒸れた和志の濃い匂いがダイレクトに響き、ちんこがイライラしてくる。
ほとんど勃ってなかった和志のちんこも、ビキビキと一気に勃起してきた。
やっぱり顔を寄せて匂いを嗅がれるのも、恥ずかしくて好きなんだなと実感する。
ある程度気が済むまで嗅いでから顔を離すと、グレーのスラックスの一部分が、濃く変色していてエロい。
「じゃあ、汚しちゃってもいいってことだ。ちんこの先っぽのところ、濡れちゃってるね」
ベルトを外しスラックスの前をくつろげると、さらに濃い匂いが漂ってくる。
「そのままちんこ出して、ガニ股になって?」
「ん……脱がないのか?」
「うん、今はね。さっき言ったでしょ? やってみたいプレイがあるって」
「お前がするなら、痛いことではなさそうだし。いいぞ」
俺がどうするつもりなのか分からないのに、そういう風に信じてもらえているのが嬉しい。
応援ありがとうございます!
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