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第六章
女帝からの指令
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ギルドに登録した、その翌日、アルトの下に女帝からの指令が届いた。
その内容は……
「また人探しかよ……」
アルトはうんざりした顔でその紙を見下した。
何でも私を探しているらしい人物を引っ捉えて来い、との司令らしい。
「連中もお前を探してるんだから、いつかは遭遇するだろうってさ」
……それは。どこかの港に寄港すればそう言う事もあるかも知れないけど。
海にいる限りはそれも無いんじゃないかな、と。
でもまぁ、たまには買い物はしたいし、経験値も稼ぎたい。
その途中で遭遇する可能性はある……か。
まあ、良い。今はただ、自分のテリトリー内に戻りたかった。
そこからまた馬車の旅でお尻が痛くなろうとも。……いや、嫌だけどさ、歩いて帰るよりはマシかな……と。我儘言ったからって他に手段もないし。
だが、港に着くと、
「そっちじゃない、こっちだ」
と。何やらあまりにデカい帆船が繋がれた、しかし他は空っぽな港に案内された。
「え、えーと……ここは……」
「王家専用の港だ」
「デスヨネー」
「お前の船を下手な場所で出し入れすれば要らん騒ぎが起きかねん。だからこっちを使えとのお達しだ」
……ゴモットモデゴザイマス。
まぁ、使って良いって言ってるなら使わせてもらうか。
船を出したらとっとと出港するんだしね。
「んじゃ、行こっか」
さっさと船に乗り込み出港。
適当な沖まで自動航行のラインを引き、久しぶりの使い放題のシャワーと、あっついお風呂を堪能。
美味しいジャンクフードと冷たいジュースを楽しむ。
「クーッ! 新鮮なお野菜は美味しかったけど、やっぱり船は良いわー」
日本仕様の船だからね。
生鮮食品が手に入らない以外は至って快適なのだ。
「船のレベルアップはしたいから、適当に魔物の討伐はしたいのよね。生鮮食品や調味料買うお金も欲しいし」
「だったら、ダンジョンに挑むのはどうだ?」
「ダンジョン?」
「ダンジョンなら魔物を倒せるし、魔物の死体は手に入らないが、代わりにドロップ品や宝箱の中の宝物を手に入れられる。
自分のレベルに見合わないダンジョンに入れば命を落とす事もあるだろうが、安全マージンを考えて選べばリスクも下がる。
金を儲けるならその方が効率的じゃないか?」
「けど、心当たりないよ?」
「俺にはある。“見捨てられたダンジョン”、そう呼ばれるダンジョンをな」
「見捨てられた?」
「ああ。お前にピッタリだと思うぞ?」
アルトは自信たっぷりに言う。
「孤島にあるダンジョンでな。レベルはそこそこで、行き来なんかの経費と儲けとリスクの割が合わないってんで不人気な所さ」
その内容は……
「また人探しかよ……」
アルトはうんざりした顔でその紙を見下した。
何でも私を探しているらしい人物を引っ捉えて来い、との司令らしい。
「連中もお前を探してるんだから、いつかは遭遇するだろうってさ」
……それは。どこかの港に寄港すればそう言う事もあるかも知れないけど。
海にいる限りはそれも無いんじゃないかな、と。
でもまぁ、たまには買い物はしたいし、経験値も稼ぎたい。
その途中で遭遇する可能性はある……か。
まあ、良い。今はただ、自分のテリトリー内に戻りたかった。
そこからまた馬車の旅でお尻が痛くなろうとも。……いや、嫌だけどさ、歩いて帰るよりはマシかな……と。我儘言ったからって他に手段もないし。
だが、港に着くと、
「そっちじゃない、こっちだ」
と。何やらあまりにデカい帆船が繋がれた、しかし他は空っぽな港に案内された。
「え、えーと……ここは……」
「王家専用の港だ」
「デスヨネー」
「お前の船を下手な場所で出し入れすれば要らん騒ぎが起きかねん。だからこっちを使えとのお達しだ」
……ゴモットモデゴザイマス。
まぁ、使って良いって言ってるなら使わせてもらうか。
船を出したらとっとと出港するんだしね。
「んじゃ、行こっか」
さっさと船に乗り込み出港。
適当な沖まで自動航行のラインを引き、久しぶりの使い放題のシャワーと、あっついお風呂を堪能。
美味しいジャンクフードと冷たいジュースを楽しむ。
「クーッ! 新鮮なお野菜は美味しかったけど、やっぱり船は良いわー」
日本仕様の船だからね。
生鮮食品が手に入らない以外は至って快適なのだ。
「船のレベルアップはしたいから、適当に魔物の討伐はしたいのよね。生鮮食品や調味料買うお金も欲しいし」
「だったら、ダンジョンに挑むのはどうだ?」
「ダンジョン?」
「ダンジョンなら魔物を倒せるし、魔物の死体は手に入らないが、代わりにドロップ品や宝箱の中の宝物を手に入れられる。
自分のレベルに見合わないダンジョンに入れば命を落とす事もあるだろうが、安全マージンを考えて選べばリスクも下がる。
金を儲けるならその方が効率的じゃないか?」
「けど、心当たりないよ?」
「俺にはある。“見捨てられたダンジョン”、そう呼ばれるダンジョンをな」
「見捨てられた?」
「ああ。お前にピッタリだと思うぞ?」
アルトは自信たっぷりに言う。
「孤島にあるダンジョンでな。レベルはそこそこで、行き来なんかの経費と儲けとリスクの割が合わないってんで不人気な所さ」
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