大海サバイバル! チートな船で俺TUEEE な旅を満喫します

彩世幻夜

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第七章

準備はしっかりと

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 あれから三日。

 ダンジョン前まで道を作り、そこへ辿り着くのにかかった時間だ。

 しかし、道が完成した四日目の今日、道作りに時間を取られなくて良くなった今日は、二時間かからず着いた。

 それだって、途中で魔物との遭遇&討伐なんてイベントがなければもう三十……いや四十分は早く着いただろう。

 そして、昨日は辿り着いただけで終わったその前に、私は改めて立った。

 森の高台の沢の下、ツタや苔で覆われたそこにぽっかり口を開けた洞窟。

 中は浅く、外からでも中の様子は一瞥できる。

 恐らく洞窟自体はダンジョンではないのだろう。

 しかし、その洞窟内に下へと続く階段がある。

 そう、その階段を降りるとダンジョンの第一層があるのだと、アルトは言った。

 「このダンジョンの一層にはスライムやゴブリン等、見習い冒険者でもパーティーを組めば余裕で倒せるモンスターしか出ない」

 罠も初歩的な罠しか無いと言う。

 「しかし、だからと言って油断して何の準備もなく入った場合、うっかり下層へ落ちる罠を踏んだ場合、大変困る事になる」

 ここはゲームの中ではないのだから、ダンジョンの途中でセーブしてちょっと一休み、なんて出来る訳がない。

 「ダンジョンにもよるが、末尾に5、あるいは0の付く階、もしくは両方の階に入り口へ戻る魔法陣が設置されている事が多い。
 またモンスタードロップ品に稀に入り口へ戻るワープアイテムがあったりもする。
 だが、基本は自分の足で入って自分の足で戻る。それがダンジョン攻略の基本だ」

 だから、と。

 「装備はしっかり確認しろ。防具、武器、アイテム。どこに何が入っているのかも、すぐにそれを取り出せる様に」

 と、頭の天辺から足の爪先まできっちり確かめられた。

 「では、行くぞ」

 人生初の、リアルダンジョン攻略の第一歩を踏み出す。

 洞窟内は――やはり、ゴツゴツとした岩肌が剥き出しになっているだけの、何の変哲もない窪みでしかない。

 ……が。

 アルトに着いて階段を片足で踏みしめたとき、何もないはずが、深い水溜りに足を突っ込んでしまったような、不思議な感覚がして。
 続いて逆の足を次の段に降ろすと……また。
 その感覚は階段を降りる度に徐々に体の高い部分で感じる様になり。

 ついにダンジョン一層へと辿り着いた時、息は苦しくないのに水中に潜ったような……。

 地下だからか空気はひんやりしてるんだけども、それともまた違うような。

 ……しかし、だ。それよりも。

 「色が変わった?」

 洞窟には違いないんだけど、上は白っぽくてゴツゴツした岩肌だったのに、こちらは茶色くてすべすべした肌触りだ。

 タ○リさん居たら石の種類とか解説してくれるのかな?
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