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その時ドア越しに主人公の声が聞こえてきた。
「如月くん、佐藤くんの様子はどうですか??」
如月雪成がドアを開けると主人公と早乙女夏樹、東雲先輩が立っていた。
俺は主人公を見るなりベットの上で土下座した。
「昨日はすいませんでした!!変なもの見せてしまいました!!」
「変なものってひどくなーい??」
如月雪の声は無視して深々と頭を下げる。
「いえ、気にしてませんよ??いや、むしろこちらがお礼したいぐらいです!!」
「へ??」
思っても見なかった返答に驚き顔をあげる。
主人公はニヤニヤしながら俺と如月兄弟を交互に見ている。
「私、あの時気づいたんです。これが萌えなんだと!!今まで感じた事ない感覚でした。だから佐藤くんには感謝しています。新しい世界に気づかせてくれてありがとうございます!!」
早口で興奮気味。これはもう立派な腐女子の誕生である。
主人公を腐女子化させてしまった罪は重い。誰からも愛され美しい彼女が今は興奮し不気味な笑顔を浮かべている。
そしてその隣では早乙女夏樹が主人公を見ながら乙女のような顔をしている。
そういえば主人公と早乙女夏樹は結局どうなったのだろうか??
疑問に思い質問すると
「私たち付き合うことになりました。」
「え?」
「なんて言うんでしょうか?母性?と言うかとにかく可愛くて仕方なくなってしまって…」
「それはなんと言うか…おめでとう」
これで100%早乙女夏樹に殺される心配は無くなった訳だ。
それは喜ばしい事なのだが…なぜ早乙女夏樹はあんなに乙女になっているのだろうか?乙女というよりもう幼女感すらある。
「如月くん、佐藤くんの様子はどうですか??」
如月雪成がドアを開けると主人公と早乙女夏樹、東雲先輩が立っていた。
俺は主人公を見るなりベットの上で土下座した。
「昨日はすいませんでした!!変なもの見せてしまいました!!」
「変なものってひどくなーい??」
如月雪の声は無視して深々と頭を下げる。
「いえ、気にしてませんよ??いや、むしろこちらがお礼したいぐらいです!!」
「へ??」
思っても見なかった返答に驚き顔をあげる。
主人公はニヤニヤしながら俺と如月兄弟を交互に見ている。
「私、あの時気づいたんです。これが萌えなんだと!!今まで感じた事ない感覚でした。だから佐藤くんには感謝しています。新しい世界に気づかせてくれてありがとうございます!!」
早口で興奮気味。これはもう立派な腐女子の誕生である。
主人公を腐女子化させてしまった罪は重い。誰からも愛され美しい彼女が今は興奮し不気味な笑顔を浮かべている。
そしてその隣では早乙女夏樹が主人公を見ながら乙女のような顔をしている。
そういえば主人公と早乙女夏樹は結局どうなったのだろうか??
疑問に思い質問すると
「私たち付き合うことになりました。」
「え?」
「なんて言うんでしょうか?母性?と言うかとにかく可愛くて仕方なくなってしまって…」
「それはなんと言うか…おめでとう」
これで100%早乙女夏樹に殺される心配は無くなった訳だ。
それは喜ばしい事なのだが…なぜ早乙女夏樹はあんなに乙女になっているのだろうか?乙女というよりもう幼女感すらある。
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