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「あのあと~」
嘘泣きをやめ話し出した。俺は緊張していた。
自身から匂う石鹸の香りもブカブカのTシャツもそうなんじゃ無いかと薄々感じていたからだ。
「佐藤くんに誘われて~キスしまくって~色々触って~そしたら佐藤くん気絶しちゃって」
「いやいやいや!!ちょっと待って!!」
外でなんて事をしてくれているんだ。
いや、そこだけが問題なわけでは無いが色々言いたい事がたくさんある。
「何??」
「何じゃなくて!!触ったってなんだ!!
どこを!?」
「え~全部??」
「ぜっ全部…」
「うん。気持ちよすぎて気絶しちゃったんだよね。初めてなのに加減できなくてごめんね…」
「謝るのはそこじゃ無い気が…」
俺の声は届いていないのか完全に無視して話は進んでいく。
「佐藤を抱えて別荘戻って風呂に一緒に入った。」
「そうそう。ベタベタしてたからね~。そのあとはベッドに寝かせたって感じ」
一通り聞いて一つ疑問があった。身体はどこも痛く無いしお尻だって違和感はないから大丈夫だと思う。聞くのに勇気がいるが曖昧なままではモヤモヤするので勢いで聞いてみる。
「どこまでしたんだ!!最後までか!!」
「してないよ~意識ないのにする訳ないじゃん」
とりあえず安心した。
男同士ではお尻を使うなんて普通は知らないと思うし、ここは乙女ゲームの世界。そんな知識はいらないはずなのに如月兄弟は当たり前のように知っていて正直驚いた。
嘘泣きをやめ話し出した。俺は緊張していた。
自身から匂う石鹸の香りもブカブカのTシャツもそうなんじゃ無いかと薄々感じていたからだ。
「佐藤くんに誘われて~キスしまくって~色々触って~そしたら佐藤くん気絶しちゃって」
「いやいやいや!!ちょっと待って!!」
外でなんて事をしてくれているんだ。
いや、そこだけが問題なわけでは無いが色々言いたい事がたくさんある。
「何??」
「何じゃなくて!!触ったってなんだ!!
どこを!?」
「え~全部??」
「ぜっ全部…」
「うん。気持ちよすぎて気絶しちゃったんだよね。初めてなのに加減できなくてごめんね…」
「謝るのはそこじゃ無い気が…」
俺の声は届いていないのか完全に無視して話は進んでいく。
「佐藤を抱えて別荘戻って風呂に一緒に入った。」
「そうそう。ベタベタしてたからね~。そのあとはベッドに寝かせたって感じ」
一通り聞いて一つ疑問があった。身体はどこも痛く無いしお尻だって違和感はないから大丈夫だと思う。聞くのに勇気がいるが曖昧なままではモヤモヤするので勢いで聞いてみる。
「どこまでしたんだ!!最後までか!!」
「してないよ~意識ないのにする訳ないじゃん」
とりあえず安心した。
男同士ではお尻を使うなんて普通は知らないと思うし、ここは乙女ゲームの世界。そんな知識はいらないはずなのに如月兄弟は当たり前のように知っていて正直驚いた。
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