2 / 3
白雪見草の6日から8日のマーロゥくんの日記
しおりを挟む◇◇◇
日付/ガイア歴3年/白雪見草の6日
今日はおともだちのフォスターくんとかけっこをしたり、草原でゴロゴロして遊んだ。
家に帰ると今日のおやつはプリンだった。
ろうどうのあとのプリンは最高においしい。
プリンを食べるとしあわせなきもちになる。
毎日プリンでもいいかもしれない。
ひょっとしてプリンをたくさんの人に食べさせたらよのなかはいまよりずっと平和になるんじゃないだろうか?
まものだってしあわせなきもちになるかもしれない。
そしたら人をおそわなくなるよ。
ぼくきっとすごいことに気がついたね。
もんだいは、まものがプリンを食べてくれるかってことと、まものがプリンをたべてもへいきなのかってとこなんだけど。
まものが食べたくなる、まものが食べてもへいきなプリンをつくればいいんだってぼくは思う。
すごくむずかしくて、じかんがかかるかもしれないけれどもね。
ぼくって天才だ。
◇◇◇
日付/ガイア歴3年/白雪見草の7日
特別なお客さんのしょうたいがわかった。
なんと本当にグルメハンターだったんだ!
このまちへは白雪見草を手に入れるためにやってきたらしい。
白雪見草はぼく達の住んでる島以外ではすごくめずらしい花なんだって。ぜんぜん知らなかった!
白雪見草ってきれいでかわいくてフワフワで、食べれるし、なんだかすごい。
ぼくが好きなお花なんだから、すごいのはのはとうぜんなのかもしれないけれど
◇◇◇
日付/ガイア歴3年/白雪見草の8日
なんとぼくのおとうさんと、フォスターくんのおとうさんがグルメハンターと一緒に仕事をすることになって少しの間だけ島を離れることになった。
おとうさんはもともと、たまに島の外へ旅にでて、ぼくらにとって必要なものを手にいれてくる。
そういえば、そのなかには見たことのないお菓子とか、食べたことのない料理の作り方を記した紙とかもあった。
ぼくが気がつかなかっただけで、おとうさんもグルメハンターなのかもしれない。
でも今回の旅はいつもよりも帰ってくるのに時間がかかるんだって。
ぼくらのすんでいる島は外側にたくさんの高いやまがあって、出るのも帰ってくるのもわりと大変。
少しだけ寂しいけれど、これってたぶんすごいことだからぼくはひきとめたりしないんだ。
だって偉大なる羊人は我儘じゃいけないはずだもの。
そういえば、島の外の人たちはぼくらと使ってることばが少しちがうのに、おとうさんは平気なんだ。
フォスターくんのおとうさんは、そこまでことばがわからなくても外から来た人とすぐになかよくなれるのが特技。
おとうさんはりっぱな大人の羊人だからね。
◇◇◇
0
あなたにおすすめの小説
聖女は聞いてしまった
夕景あき
ファンタジー
「道具に心は不要だ」
父である国王に、そう言われて育った聖女。
彼女の周囲には、彼女を心を持つ人間として扱う人は、ほとんどいなくなっていた。
聖女自身も、自分の心の動きを無視して、聖女という治癒道具になりきり何も考えず、言われた事をただやり、ただ生きているだけの日々を過ごしていた。
そんな日々が10年過ぎた後、勇者と賢者と魔法使いと共に聖女は魔王討伐の旅に出ることになる。
旅の中で心をとり戻し、勇者に恋をする聖女。
しかし、勇者の本音を聞いてしまった聖女は絶望するのだった·····。
ネガティブ思考系聖女の恋愛ストーリー!
※ハッピーエンドなので、安心してお読みください!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる