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1章
謁見の間
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「こっちよ。」
スノーとフォアの案内で謁見の間に行った。
謁見の間の前に立っていた護衛が声をかけた。
「申し訳ございませんが今陛下は機嫌がとても悪くて。気を付けてください。」
「ご忠告をありがとう。」
スノーが嫌みったらしく言った。
護衛が恐る恐る扉を開けた。
中に入ると王座の椅子に一人の少女が腰掛けている。
その子供は金髪青目だった。
「なんの用だスノー。フォア。」
冷たい声が部屋に響いた。
「突然申し訳ありません。マオのことで参りました。」
スノーがあわてて言った。
「マオとは誰だ。」
陛下の機嫌は悪くなる一方。
「この子です。」
フォアが私を軽く押した。
「は、はじめましてマオです。」
陛下が私を見た瞬間目を丸くした。
「母上の生き写しのようだ。」
思わずそう呟くほど似ていた。
「この子はどこにいた。」
少し声が柔らかくなった。
「ええと。人族の町の近くにいました。あそこはマカヲの湖でした。あそこにいました。」
陛下が柔らかく微笑んだ。
「そうか。竜族のどこに所属する?」
「金竜ですので私が長の金竜族に入るかと。」
「そうか。スノーが長のところなら安心できる。頼んだぞスノー。」
「はい。」
謁見の間を出た。
「意外と優しい人でしたね。」
私がそう言うと、
「マオを見て機嫌が良くなりましたものね。」
とスノーが微笑んだ。
「機嫌が良くなって良かったですわ。」
フォアも言った。
「いつもはあれぐらい優しいの?」
「優しいかな?2年前まではとても冷たくて扱い難かった。」
「えっ!あんなに優しいのに?」
私は思わず聞き返した。
「ええ。陛下の妹様の暴力で、大怪我を負いまして。それからです。冷たくてなったのは。」
スノーは首をふって下を向いた。
「確かにあの暴力はないと思いました。」
フォアもうなずいた。
しゃべっているうちに玄関に着いていた。
「じゃあね。気を付けてね。」
私は心配そうな二人に手をふって前を向いた。
『変身』
自然と魔力がこもりまた私の体を白い光が包んだ。
さっきよりも早く変身する事ができた。
金竜に変身した私は空へと羽ばたいた。
もと来た道を戻るように進んで行くとあの湖が見えた。
ゆっくりと高度を下げていき着地した。
湖を覗くと体長5メートルほどの自分の体が見えた。「ちょっと大きくなったかな?」
と呟いた。
仲間とあったからかそれとも人間に変身したからか竜の姿でも人の言葉を喋れるようになっていた。
そろそろ日がおちてきていて暗くなり掛けている。
こんな時に人間の姿で寝るのはあまりにも無防備。
絶対に敵に捕まってしまう。
あまりその敵が誰だか分からないけど。
スノーとフォアの案内で謁見の間に行った。
謁見の間の前に立っていた護衛が声をかけた。
「申し訳ございませんが今陛下は機嫌がとても悪くて。気を付けてください。」
「ご忠告をありがとう。」
スノーが嫌みったらしく言った。
護衛が恐る恐る扉を開けた。
中に入ると王座の椅子に一人の少女が腰掛けている。
その子供は金髪青目だった。
「なんの用だスノー。フォア。」
冷たい声が部屋に響いた。
「突然申し訳ありません。マオのことで参りました。」
スノーがあわてて言った。
「マオとは誰だ。」
陛下の機嫌は悪くなる一方。
「この子です。」
フォアが私を軽く押した。
「は、はじめましてマオです。」
陛下が私を見た瞬間目を丸くした。
「母上の生き写しのようだ。」
思わずそう呟くほど似ていた。
「この子はどこにいた。」
少し声が柔らかくなった。
「ええと。人族の町の近くにいました。あそこはマカヲの湖でした。あそこにいました。」
陛下が柔らかく微笑んだ。
「そうか。竜族のどこに所属する?」
「金竜ですので私が長の金竜族に入るかと。」
「そうか。スノーが長のところなら安心できる。頼んだぞスノー。」
「はい。」
謁見の間を出た。
「意外と優しい人でしたね。」
私がそう言うと、
「マオを見て機嫌が良くなりましたものね。」
とスノーが微笑んだ。
「機嫌が良くなって良かったですわ。」
フォアも言った。
「いつもはあれぐらい優しいの?」
「優しいかな?2年前まではとても冷たくて扱い難かった。」
「えっ!あんなに優しいのに?」
私は思わず聞き返した。
「ええ。陛下の妹様の暴力で、大怪我を負いまして。それからです。冷たくてなったのは。」
スノーは首をふって下を向いた。
「確かにあの暴力はないと思いました。」
フォアもうなずいた。
しゃべっているうちに玄関に着いていた。
「じゃあね。気を付けてね。」
私は心配そうな二人に手をふって前を向いた。
『変身』
自然と魔力がこもりまた私の体を白い光が包んだ。
さっきよりも早く変身する事ができた。
金竜に変身した私は空へと羽ばたいた。
もと来た道を戻るように進んで行くとあの湖が見えた。
ゆっくりと高度を下げていき着地した。
湖を覗くと体長5メートルほどの自分の体が見えた。「ちょっと大きくなったかな?」
と呟いた。
仲間とあったからかそれとも人間に変身したからか竜の姿でも人の言葉を喋れるようになっていた。
そろそろ日がおちてきていて暗くなり掛けている。
こんな時に人間の姿で寝るのはあまりにも無防備。
絶対に敵に捕まってしまう。
あまりその敵が誰だか分からないけど。
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