乙女ゲームの隠れチートモブ〜誰も知らないキャラを転生者は知っていた。〜

浅木永利 アサキエイリ

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第1章6幕 本物の勇者と本物の化け物

プロローグ 本物の勇者

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勇者とは、勇気のある者のこと。同義語・類義語に勇士、勇夫、勇婦などがある。 しばしば英雄と同一視され、誰もが恐れる困難に立ち向かい偉業を成し遂げた者、または成し遂げようとしている者に対する敬意を表す呼称として用いられる。武勇に優れた戦士や、勝敗にかかわらず勇敢に戦った者に対しても用いる。

では本物の勇者とはこのことなのだろうか?
まぁあながち間違いではないだろう。というか、本来はそれが正解なんだろう。

「ねぇ、あらる君。僕はなんで勇者になったんだろう。」

まず1番強いアラル君に聞いてみた。彼なら全てを知っていると思って。

「は?なぜ勇者に選ばれたか?それの意味は自分で考えろ。何も考えないのは甘えだ。、ただ考えるだけでも分からないだろうし、ヒントをやろう。自分を信じ、平等に生きろ。そしたらわかるさ。」

彼は僕の何かを知っているようだったが、全てを教えてはくれなかった。

次にアカネに聞いた。同じ勇者の血が流れている同士、何か知ってるかもしれないと思って。

「え?知らないわよそんなの。何よ勇者に選ばれたのが特別だとでも思ってるの?いや本来なら特別でしょうけど。そんな勇者がとかないわよ。だって、私には私の答えがある様に、あなたにもあなただけの答えがある。それしかあらる君に教えて貰えなかったもの。」

自分にしかないもの。自分だけの答え。それが僕が勇者に選ばれた理由なのなら。それを僕は早く知らないといけない。

「そうだ、、、早く、、、早く、、、早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く!!!知らないと、、、」

そして僕はぼーっとしながら考えていると誰かにぶつかった。

「いたっ!どこを見ているんですか!」

「す、すみません!あ、あれ?貴方は、、、生徒会長の、、、」

そう、それは現生徒会長で学園でアラルを抜けば5本指ギリギリに入る人。

「ん?あぁ。私はカルトア ヒーナだ。君は確か、、、勇者に選ばれた、、、シルフ ラプラシ君か。、、、突然で悪いんだが、、、私に勇者とはなにか教えてくれないか!」

それが僕勇者シルフと聖騎士カルトアの最初の出会いだった。
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