乙女ゲームの隠れチートモブ〜誰も知らないキャラを転生者は知っていた。〜

浅木永利 アサキエイリ

文字の大きさ
57 / 58
一章5幕 王族と舞踏会、そして子爵級魔族

エピローグ クレア助けてみんな生きててハッピー!、、いつまで居られますん?お二人さん

しおりを挟む
「んっ、、はぁ、、ここは、、あぁ、まだここに居たな。」

俺はすぐに自分が疲れで倒れたことを思い出した。

「さて、、疲れてるけど早く助けに行くか、、」

もう完全に終わって、クレアを襲う存在も居なくなった。完全に平和なこの場所に安堵のため息を着きながら、奥の部屋に行く。そこはまるで王宮で言う王の間のようになっていて、その1番奥にクレアは座っていた。

「クレア!!!」

俺はすぐにクレアを縛っている縄を外すと、抱きしめた。

「ごめん!遅くなって、、お前が辛い思いしてる間、、助けれなくてごめん、、でも、、これだけは言わせてくれ、、間に合って、、本当に良かった。」

俺は、、いや、僕は久しぶりに泣いた。
どの未来もみんなが死ぬものばかりで、俺の心は耐えきれなかった。だが今回は、、クレアを助けることが出来たのだ。それが何よりも嬉しかった。

「ん、、あらる、、くん?え?な、なんで泣いてるの?!」

起きたら自分を抱きしてめ泣いている彼に私は驚くも、かつて聞かされた過去に着いて考えれば普通かと考え、私からもあらるくんを抱きしめる。そんな時間が数分、下手すれば数十分続いた。

「ごめん、、よし、、切り替えて、ここを脱出しようか。」

僕は彼女の手を取り、外に出ようとした。

「貴様らか!帝国謀反の疑いのため同行してもらうぞ!」

そこには帝国の兵士たちが約2万人くらいいた。戦いの後でかなり疲労があるが、寝てない状態よりマシだと、ゆっくりと頭をあげて、冥天魔法の準備をするが、それをクレアは止めた。

「今度は私に任せて。
        【邪悪支配】黒色領域  視覚 聴覚」

そして彼女は領域を展開し、僕に向かって微笑んだ。

「ほら!みんなのところに帰ろ!」

僕はこの笑みのために生まれてきたんだと。そう思えた。



「いやぁ、あらる君、、流石に娘をやるわけに、、いや、反論とかする気はないのだが、、」

クレアの本邸。そこで俺はクレアの父クロノアに平和的会談、、別名脅しをしていた。

「別に僕も怒っている訳じゃありませんし、クレアさんの扱いが悪いこちらに任せたくないだけなんですよ。妹がいる?知らないですよ。僕が欲しいのはクレアさんです。それに、あなたもわかってますよね?訳の分からない言い訳とか、変な事言ったらどうなるか。侯爵だろうが無関係ですよ。」

机に足を置き、某マフィアのようにしながらクレアの横でキレ散らかす。

「ねぇクロノアさん。クレアはこっちに来たいと言っているし、こうしましょう!妹さんとクレアを戦わせるのです。私も弱い女性は嫌いなので、、それで強かった方に来てもらう、、これでどうですか?」

「あ、あぁ!それなら全然いいだろう!」

俺はその了承を受けたクロノアに笑った。
自分の妹が勝つと思っているのだろう。哀れだ。クレアは俺のほぼ全てを受け継いだ天才。
だからーー


「勝負あり!勝者!クレア様!」

見事勝利を収め、クレアと自分の屋敷に帰るのであった。



「んで帰ってこれか、、、」

アラルの屋敷に入ると、全員負傷していて、ルシアルカもかなり瀕死の状態で、永都達が並べてくれていた。

「はぁ、、3以下にこのザマ、、、お前らもまだまだだな、、、じゃ、僕らと一緒にまた修行のし直しだな。」

運良く明日からは夏休みだ。鬼の特訓週間の始まりだと笑いながら全員を回復魔法で回復させるのであった。

「、、、さぁ、ここからが僕らの本当の物語だ、、、気ぃ抜くなよ?お前ら。」

僕は笑った。

そして後ろを向いて気まずそうに言う。

「ハルカさんにあやめさん、、、いや百歩譲ってハルカは僕のせいだからなんとも言えねぇけど、、、あやめさん、、、そろそろみんなのところに帰っては?」

後ろの2人は何故帰らないのか。特訓中にそれを考えようと未来の自分に託すのであった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1章終わるのもあと1幕!
1章終わったらまたあの3人コンビが帰ってくる??
1章最後も見逃すな!!!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』

チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。 気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。 「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」 「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」 最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク! 本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった! 「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」 そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく! 神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ! ◆ガチャ転生×最強×スローライフ! 無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!

神の手違い転生。悪と理不尽と運命を無双します!

yoshikazu
ファンタジー
橘 涼太。高校1年生。突然の交通事故で命を落としてしまう。 しかしそれは神のミスによるものだった。 神は橘 涼太の魂を神界に呼び謝罪する。その時、神は橘 涼太を気に入ってしまう。 そして橘 涼太に提案をする。 『魔法と剣の世界に転生してみないか?』と。 橘 涼太は快く承諾して記憶を消されて転生先へと旅立ちミハエルとなる。 しかし神は転生先のステータスの平均設定を勘違いして気付いた時には100倍の設定になっていた。 さらにミハエルは〈光の加護〉を受けておりステータスが合わせて1000倍になりスキルも数と質がパワーアップしていたのだ。 これは神の手違いでミハエルがとてつもないステータスとスキルを提げて世の中の悪と理不尽と運命に立ち向かう物語である。

悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業

ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。

スライムに転生した俺はユニークスキル【強奪】で全てを奪う

シャルねる
ファンタジー
主人公は気がつくと、目も鼻も口も、体までもが無くなっていた。 当然そのことに気がついた主人公に言葉には言い表せない恐怖と絶望が襲うが、涙すら出ることは無かった。 そうして恐怖と絶望に頭がおかしくなりそうだったが、主人公は感覚的に自分の体に何かが当たったことに気がついた。 その瞬間、謎の声が頭の中に鳴り響いた。

レベルアップは異世界がおすすめ!

まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。 そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。

異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~

於田縫紀
ファンタジー
 図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。  その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。

没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで

六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。 乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。 ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。 有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。 前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。

転生特典〈無限スキルポイント〉で無制限にスキルを取得して異世界無双!?

スピカ・メロディアス
ファンタジー
目が覚めたら展開にいた主人公・凸守優斗。 女神様に死後の案内をしてもらえるということで思春期男子高生夢のチートを貰って異世界転生!と思ったものの強すぎるチートはもらえない!? ならば程々のチートをうまく使って夢にまで見た異世界ライフを楽しもうではないか! これは、只人の少年が繰り広げる異世界物語である。

処理中です...