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合法ロリ悪役令嬢に需要はあるのか
彼女と彼女の家族事情
しおりを挟む因みに、ウィルミナの母は父親との結婚で
お分かりの通り、人間に好意的だ
だが、だからこそエルフとしては「異端」だと、「変人」の烙印を押されて、実家から勘当されてる。
ウィルミナの悲劇は、そんな両親に育てられ、人間界で育ちながら、エルフとしての意識が高いままだった事だ
何故人としての感覚が、育たなかったのか
それは大体、おかれた環境の所為だと思った
父親は、妻も娘もちゃんと愛していた、「人として」
そしてウィルミナも、「父親」として父は
愛してはいた、でもそれは「父親」のみに
向けられる愛情だ、他の有象無象に向けるモノでは無い、そうした認識の違い
それに父親は気付けなかった
ウィルミナから、自身に向けられる愛情は
他人にもちゃんと向けられてる、そう思ってた。
そして母親
この人もちゃんと娘を愛してる
だが、同族に「変人」と言われるハイエルフだ
人間には好意的だが、人の愛情はあまり理解出来ていない。
彼女も愛しているのは「父親」で、周りの人間は、「いても気にならない」位の感覚だった。
だからウィルミナに対しても
「この子人間界には、向かない…かも?」
程度の認識だった
大人になったら、どちらの世界で暮らすか
選ばせれば良い、と、のんびり考えてた
永い寿命のせいか、時間に対する感覚が
人とは違う
ウィルミナが、自分の好きな様に決めれば良い、永い命故に、彼女達は己の心のみに従って生きる。
良くも悪くも自由なのである
それか、自分達が生きている間は、この辺境で少しづつ、人間界に馴染んでいけばいい、そんな感じだったんじゃないかな.
けれど、ウィルミナの人に対する感覚は、エルフよりのままだった。
母親も、娘の事は考えてはいたとは思う
だが、人間界の世情の流れはエルフには
早すぎた
皇家から持ちかけられた、婚約話
皇家はウィルミナの、そして母親の血と
父親の辺境伯との関係、両方が欲しかったんだろう。
そして、ウィルミナは人間社会に囚われた
ますます彼女の周辺は、好ましくない生き物で溢れ、彼女の精神は、ささくれてゆく
環境と自身が、笑える程ズレてゆく
そして彼女は、それら全てを捨てて、逃げ出せる程、大人では無く
自身を変える機会も、出会いも
多分無かったんだろう。
「周りの環境が悪いなら、自分に合った所に行けば良いじゃない。」の精神で生きてきた俺たちには、周囲に合わせられず、堕ちてゆくウィルミナが、とても痛々しく見えた。
ダチは
「この子、人間界にいなかった方が、幸せだったんじゃないかしら…。」
と、しみじみと零してた。
「……つまり、俺が生き残る為にするべきは……家出か?」
母ちゃんに故郷の場所を教えて貰って、そっちに行く方が良いのか?
あ、でも「 俺 」は、人間に対する忌避感は、今の所無い
自分の見た目も、うん…まぁ……幼女だけど
……うん。
とにかく、今一番回避しなければいけないのは
皇子との婚約
ウィルミナと、皇子が婚約したのは14才の時、ウィルミナが最期を迎えるのが17才
そして、「俺」の記憶が戻った今現在の、ウィルミナの年齢は12才、婚約の打診が来たのって、この辺りなのか?
改めて考えると、皇家の目的は「皇子」との婚姻ではなくて、「皇家」との婚姻なんじゃないか?
だって、俺の成長速度だと子供が作れる身体になった時、皇子爺さんになってるんじゃね?
どっちかというと、王子の子供か孫辺りで
釣り合う位なんじゃ無いかな。
青田刈りにも程があるわ!しかもそれまで俺どうすんの?!飼い殺し?ロイヤルニート?
普通に人間の皇妃貰った方が、経費削減に
なるんじゃ無いかな!要らんゴタゴタも起こらないだろうし
いや…2~3世代またいだら、経費削減になる……のか??いやいやまさかまさか
皇子と子作り出来ない時は、表向きは俺が皇妃で、子供は即妃に産ませるのかな?
んで、俺が皇家にいる限り、辺境伯は皇家に忠誠を尽くすだろう。
そこまで想像して、イラッとした
俺でイラッだから 、俺がインストールされる前のウィルミナなら 、ブチ切れるだろコレ
この婚姻で、何が得になるか解らない…。
あと 、この世界の元になっているだろう
「under.the.Rose」の詳しい所も解らない…。
だって、ダチのプレイをウィルミナの話をしつつ、ダラダラ見てただけ何だもん
攻略対象それぞれのルートや、フラグなんざ全然解らん!
盛り上がる最終辺りと、EDは見た…けど
いかん、二次創作とかと色々混ざってる様な気がする。……どうしよう
まずはそう 、確認だ
俺は今、皇子と婚約話って来てるの?来て無いの?両親に確認せねば
その結果で、次の行動を決めよう
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