84 / 173
84話 ダンジョンブレイク【函館】1
しおりを挟む
北海道への道中は、途中いくつかの妨害に見舞われた。
モンスターそのものによる妨害ではなく、モンスターによって傷つけられた二次災害。
水漏れによる錆、腐食、瓦礫の撤去などだ。
ここは探索者同士が力を合わせてなんとかバスが通れる道を作った。
水漏れはヨッちゃんの魔法で氷結。
瓦礫は俺の包丁で砂になるまで切り刻んだ。
素材の腐食は俺の熟成乾燥とヨッちゃんの風魔法で削ぎ落とし、新たに氷結魔法で糊付け。
そこへ他の探索者が岩の魔法で新たな補強をしてくれた。
これで数日は持つだろうが、俺たちの帰りに間に合うかどうか。
「こんなところでもお手柄だな」
「たまたまなんとかなるスキルを持ち合わせていただけですよ。適材適所というでしょう?」
「それで後方サポートが主軸ですって言われても誰も信じねぇからな?」
「これは序列一位の貫禄だわ」
「本人にその気が一切ないのが逆に悔やまれるな」
宴会を通してすっかり仲良くなった一行と、盛り上がりながら幾つもの障害を取り除く。
途中空を飛んだりしながら、なんとか北海道へたどりつく。
そこはまるで氷結された都市だった。
観光都市としての顔から一転、地獄の様相を醸し出している。
「お待ちしておりました。話は奥で。街の中はモンスターがうろついていますし落ち着きませんから、ご足労ですがご一緒ください」
案内人が俺たちの前を先導する。
通されたのは函館市民会館。
ここが青森との中継地点として探索者によって死守されてる最南端防衛戦との事である。
中には夥しい数の負傷者、避難者が詰め込まれており。
バスの到着と同時に乗り込もうとする姿もあった。
我先にと逃げ出そうとする者、帰りをじっと待つ者と人々の感情は様々だ。
そして疲弊してるのは何も避難者のみではない。
探索者も同様に終わりの見えない戦いに明け暮れていた。
そこでは何度もアタックしては返り討ちにされた探索者が堆く積まれていた。
中には死体もあるだろう。
そんな場所で一緒に食事をしてれば気も滅入るというものだ。
動かなくなった仲間にエールを送りながら、次の作戦に連れて行こうとするものたちもいた。
疲弊してるなんて、もんじゃない。
ここは探索者というだけで勝てない戦いを強いられている人たちの収容所だった。
「話は聞いています。奪われた場所も多いと聞きます。戦況は?」
「劣勢と言って差し支えないでしょう。なにぶん数が多い。こちらの一般人も総合ステA以上で揃えて防衛しておりましたが、中には前線を離れて久しいご老体も多く、まだ実践も経験してない若者の負傷者が増加の一方です。すでに道内の病院はパンクしており、ベッドの数も不足してれば医者も薬も間に合わない始末でして」
「多少食料も持ち込みましたが……」
「焼け石に水、でしょうね。長期戦が見込まれます。そしてモンスター側も一枚岩ではない」
「それは長を失っても、士気が変わらないと?」
「残念ながら。モンスターの種類によってその思惑は違うようです」
なんてこった。
ボスを倒せば雑魚は勢いを失うものと思っていた。
皆もそう思ったのだろう、ボスを倒してさっさと終わらせようとしていた『タイガース』の掛布さんが苦い顔をした。
でも所々おかしい点がある。
ダンジョン側がこうまで人類に攻め入るだろうか? と言う疑問点。
オリンはダンジョンを守護者と人類の魔法がエネルギーを生む為の施設だと言い切った。
しかしここで行われているのは一方的な蹂躙。
いや、攻略と言っても過言ではない。
力を持った守護者が、人類に牙を向けたとも取れるが。
「キュ(どうも第二管理者殿が寝こけておるようじゃの)」
なんで?
「キュッ(あのお方はぐうたらで、普段はダンジョンの運営をドールに任せて自身は眠りこけておるのだ。ドールと言うのは分け身じゃな。妾のこのスライムボディもドールじゃ。本来なら大事なダンジョンの管理を放って置くなど言語道断なのじゃが、なまじ権限だけ持っておるのでナンバーが下の妾たちの言うことなど聞かんのじゃ。困ったお方じゃよ)」
なんとなく理解する。
つまり、本人はねぼすけで、自身の分体を作って管理させていた。
で、暴走。
起こるべくして起きた事件なのか。
と言うかその言い方だと頻繁に起きてるみたいに聞こえるが、気のせいか?
ダンジョン管理者あるあるみたいに言うオリン。
それを笑えばいいのか、悲しめばいいのかもわからない。
なんて迷惑な管理者なんだ。
故郷を夢見てるマスターが可哀想だと思わないのか?
なんともいえない実情を前に、契約者の俺が出来ることは一つ。
第二ダンジョン代行者を叩き起こすことくらいか。
でも待てよ?
俺が成ったように、第二ダンジョンの代行者にも契約者がいるんじゃないのか?
「キュ(居るかもしれんが、あのお方が相手では契約者の方が不憫じゃの)」
なんと諦め切った声色か。大きなため息と共にオリンの感情が流れ込んでくる。
確かに普段から寝てて、一切相手にしてくれない契約者とかどうにもならないもんな。
「ポンちゃん、オリンはなんて?」
ヨッちゃんが内緒話するように耳打ちしてくる。
怪しがられるからやめなさい。
「なんでも、ここの店主は弟子に任せきりで店を切り盛りして本人は寝こけてるらしい」
「あん?」
「俺たちのミッションは店主を叩き起こして、暴走した弟子を冷静にさせることにあるって事だ。つまりはいつも通りってことだな」
「なるほど、よくわからん」
俺も言っててよくわかんなくなったが、いつも通りと思っておけばいい。
モンスターを見つけたらその場で食材に加工。
飯を作って戦線維持。
今回は消費してくれる人数が多いので作り甲斐があるって事だ。
「今回は飯を割り振る人数が多い。それなりに酷使すると思うがついて来れるか?」
「は? 誰に物を言ってるんだ。あと50発はぶっ放せるぜ?」
それは心強い限りである。
「取り敢えず、まずはこの人たちの活力を取り戻しますかね、ヨッちゃん、周囲の氷とかせるか?」
「別に問題ねぇけど、これはモンスターの襲撃を遅らせるトラップの類じゃねぇの?」
「そうなんですか?」
案内人に尋ねると、これはモンスターの仕業だと聞かされた。
寒さに慣れてる道民達がこうも参るほどの気温。
モンスターの動きを遅くするためとはいえ、自分達にまで被害を被るなんて手は打たない。
「じゃあ、相手は氷の魔法を使うモンスターがいるって事ですか?」
「いえ」
「では何が?」
「相手が操ってくるのは天候、あるいは気候です」
なんだって!?
「じゃあこの異常な寒さはモンスターの魔法じゃなく気温操作による弊害だと?」
そんなモンスター聞いたことがない。
「ですのでこちらも対処のしようがなく」
「じゃあ、今この場で温めても?」
「すぐに元に戻ってしまうでしょう」
ならそれは無駄に相手を警戒させてしまうことになるか。
どうしたものかと頭を悩ませる。
手っ取り早く倒す以外の選択肢が無数にある場合、どれから対処していいのかわからないのは困るな。
ダンジョン攻略のようなわかりやすさがないと、実力はあってもなにをしたらいいかわからない探索者は多いぞ?
役割分担するにしても、優先順位は絶対にあるからね。
「俺たちは取り敢えず前線に突っ込んだ怪我人の回収、だな」
「そんな勝手な真似していいのか?」
「どっちにしろ、後手後手に回り過ぎれば積むって言うのは見りゃわかるじゃん。それにオリンがいる限り、撤退は容易だ」
「まぁ、な。じゃあそれで行きますか」
俺たちは遊撃部隊へと組み込まれた。
高橋さんや掛布さんは俺に後方で避難民受け入れを担当して欲しそうにしてたが、この異変は後回しにすればするほど厄介なのは誰もが予感してる。
ならば突破力のある俺たちに任せようと言う気になってくれたようだ。
取り敢えず、異変の原因を突き止めて対処。
後続に繋げましょうかね。
こんなに寒いと後から来る探索者の士気にも関わるし、せっかく作った熱々の飯も冷めるから。
最終的にそこを心配するのは後にも先にも俺たちぐらいだろう。
モンスターそのものによる妨害ではなく、モンスターによって傷つけられた二次災害。
水漏れによる錆、腐食、瓦礫の撤去などだ。
ここは探索者同士が力を合わせてなんとかバスが通れる道を作った。
水漏れはヨッちゃんの魔法で氷結。
瓦礫は俺の包丁で砂になるまで切り刻んだ。
素材の腐食は俺の熟成乾燥とヨッちゃんの風魔法で削ぎ落とし、新たに氷結魔法で糊付け。
そこへ他の探索者が岩の魔法で新たな補強をしてくれた。
これで数日は持つだろうが、俺たちの帰りに間に合うかどうか。
「こんなところでもお手柄だな」
「たまたまなんとかなるスキルを持ち合わせていただけですよ。適材適所というでしょう?」
「それで後方サポートが主軸ですって言われても誰も信じねぇからな?」
「これは序列一位の貫禄だわ」
「本人にその気が一切ないのが逆に悔やまれるな」
宴会を通してすっかり仲良くなった一行と、盛り上がりながら幾つもの障害を取り除く。
途中空を飛んだりしながら、なんとか北海道へたどりつく。
そこはまるで氷結された都市だった。
観光都市としての顔から一転、地獄の様相を醸し出している。
「お待ちしておりました。話は奥で。街の中はモンスターがうろついていますし落ち着きませんから、ご足労ですがご一緒ください」
案内人が俺たちの前を先導する。
通されたのは函館市民会館。
ここが青森との中継地点として探索者によって死守されてる最南端防衛戦との事である。
中には夥しい数の負傷者、避難者が詰め込まれており。
バスの到着と同時に乗り込もうとする姿もあった。
我先にと逃げ出そうとする者、帰りをじっと待つ者と人々の感情は様々だ。
そして疲弊してるのは何も避難者のみではない。
探索者も同様に終わりの見えない戦いに明け暮れていた。
そこでは何度もアタックしては返り討ちにされた探索者が堆く積まれていた。
中には死体もあるだろう。
そんな場所で一緒に食事をしてれば気も滅入るというものだ。
動かなくなった仲間にエールを送りながら、次の作戦に連れて行こうとするものたちもいた。
疲弊してるなんて、もんじゃない。
ここは探索者というだけで勝てない戦いを強いられている人たちの収容所だった。
「話は聞いています。奪われた場所も多いと聞きます。戦況は?」
「劣勢と言って差し支えないでしょう。なにぶん数が多い。こちらの一般人も総合ステA以上で揃えて防衛しておりましたが、中には前線を離れて久しいご老体も多く、まだ実践も経験してない若者の負傷者が増加の一方です。すでに道内の病院はパンクしており、ベッドの数も不足してれば医者も薬も間に合わない始末でして」
「多少食料も持ち込みましたが……」
「焼け石に水、でしょうね。長期戦が見込まれます。そしてモンスター側も一枚岩ではない」
「それは長を失っても、士気が変わらないと?」
「残念ながら。モンスターの種類によってその思惑は違うようです」
なんてこった。
ボスを倒せば雑魚は勢いを失うものと思っていた。
皆もそう思ったのだろう、ボスを倒してさっさと終わらせようとしていた『タイガース』の掛布さんが苦い顔をした。
でも所々おかしい点がある。
ダンジョン側がこうまで人類に攻め入るだろうか? と言う疑問点。
オリンはダンジョンを守護者と人類の魔法がエネルギーを生む為の施設だと言い切った。
しかしここで行われているのは一方的な蹂躙。
いや、攻略と言っても過言ではない。
力を持った守護者が、人類に牙を向けたとも取れるが。
「キュ(どうも第二管理者殿が寝こけておるようじゃの)」
なんで?
「キュッ(あのお方はぐうたらで、普段はダンジョンの運営をドールに任せて自身は眠りこけておるのだ。ドールと言うのは分け身じゃな。妾のこのスライムボディもドールじゃ。本来なら大事なダンジョンの管理を放って置くなど言語道断なのじゃが、なまじ権限だけ持っておるのでナンバーが下の妾たちの言うことなど聞かんのじゃ。困ったお方じゃよ)」
なんとなく理解する。
つまり、本人はねぼすけで、自身の分体を作って管理させていた。
で、暴走。
起こるべくして起きた事件なのか。
と言うかその言い方だと頻繁に起きてるみたいに聞こえるが、気のせいか?
ダンジョン管理者あるあるみたいに言うオリン。
それを笑えばいいのか、悲しめばいいのかもわからない。
なんて迷惑な管理者なんだ。
故郷を夢見てるマスターが可哀想だと思わないのか?
なんともいえない実情を前に、契約者の俺が出来ることは一つ。
第二ダンジョン代行者を叩き起こすことくらいか。
でも待てよ?
俺が成ったように、第二ダンジョンの代行者にも契約者がいるんじゃないのか?
「キュ(居るかもしれんが、あのお方が相手では契約者の方が不憫じゃの)」
なんと諦め切った声色か。大きなため息と共にオリンの感情が流れ込んでくる。
確かに普段から寝てて、一切相手にしてくれない契約者とかどうにもならないもんな。
「ポンちゃん、オリンはなんて?」
ヨッちゃんが内緒話するように耳打ちしてくる。
怪しがられるからやめなさい。
「なんでも、ここの店主は弟子に任せきりで店を切り盛りして本人は寝こけてるらしい」
「あん?」
「俺たちのミッションは店主を叩き起こして、暴走した弟子を冷静にさせることにあるって事だ。つまりはいつも通りってことだな」
「なるほど、よくわからん」
俺も言っててよくわかんなくなったが、いつも通りと思っておけばいい。
モンスターを見つけたらその場で食材に加工。
飯を作って戦線維持。
今回は消費してくれる人数が多いので作り甲斐があるって事だ。
「今回は飯を割り振る人数が多い。それなりに酷使すると思うがついて来れるか?」
「は? 誰に物を言ってるんだ。あと50発はぶっ放せるぜ?」
それは心強い限りである。
「取り敢えず、まずはこの人たちの活力を取り戻しますかね、ヨッちゃん、周囲の氷とかせるか?」
「別に問題ねぇけど、これはモンスターの襲撃を遅らせるトラップの類じゃねぇの?」
「そうなんですか?」
案内人に尋ねると、これはモンスターの仕業だと聞かされた。
寒さに慣れてる道民達がこうも参るほどの気温。
モンスターの動きを遅くするためとはいえ、自分達にまで被害を被るなんて手は打たない。
「じゃあ、相手は氷の魔法を使うモンスターがいるって事ですか?」
「いえ」
「では何が?」
「相手が操ってくるのは天候、あるいは気候です」
なんだって!?
「じゃあこの異常な寒さはモンスターの魔法じゃなく気温操作による弊害だと?」
そんなモンスター聞いたことがない。
「ですのでこちらも対処のしようがなく」
「じゃあ、今この場で温めても?」
「すぐに元に戻ってしまうでしょう」
ならそれは無駄に相手を警戒させてしまうことになるか。
どうしたものかと頭を悩ませる。
手っ取り早く倒す以外の選択肢が無数にある場合、どれから対処していいのかわからないのは困るな。
ダンジョン攻略のようなわかりやすさがないと、実力はあってもなにをしたらいいかわからない探索者は多いぞ?
役割分担するにしても、優先順位は絶対にあるからね。
「俺たちは取り敢えず前線に突っ込んだ怪我人の回収、だな」
「そんな勝手な真似していいのか?」
「どっちにしろ、後手後手に回り過ぎれば積むって言うのは見りゃわかるじゃん。それにオリンがいる限り、撤退は容易だ」
「まぁ、な。じゃあそれで行きますか」
俺たちは遊撃部隊へと組み込まれた。
高橋さんや掛布さんは俺に後方で避難民受け入れを担当して欲しそうにしてたが、この異変は後回しにすればするほど厄介なのは誰もが予感してる。
ならば突破力のある俺たちに任せようと言う気になってくれたようだ。
取り敢えず、異変の原因を突き止めて対処。
後続に繋げましょうかね。
こんなに寒いと後から来る探索者の士気にも関わるし、せっかく作った熱々の飯も冷めるから。
最終的にそこを心配するのは後にも先にも俺たちぐらいだろう。
23
あなたにおすすめの小説
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
異世界帰りの俺、現代日本にダンジョンが出現したので異世界経験を売ったり配信してみます
内田ヨシキ
ファンタジー
「あの魔物の倒し方なら、30万円で売るよ!」
――これは、現代日本にダンジョンが出現して間もない頃の物語。
カクヨムにて先行連載中です!
(https://kakuyomu.jp/works/16818023211703153243)
異世界で名を馳せた英雄「一条 拓斗(いちじょう たくと)」は、現代日本に帰還したはいいが、異世界で鍛えた魔力も身体能力も失われていた。
残ったのは魔物退治の経験や、魔法に関する知識、異世界言語能力など現代日本で役に立たないものばかり。
一般人として生活するようになった拓斗だったが、持てる能力を一切活かせない日々は苦痛だった。
そんな折、現代日本に迷宮と魔物が出現。それらは拓斗が異世界で散々見てきたものだった。
そして3年後、ついに迷宮で活動する国家資格を手にした拓斗は、安定も平穏も捨てて、自分のすべてを活かせるはずの迷宮へ赴く。
異世界人「フィリア」との出会いをきっかけに、拓斗は自分の異世界経験が、他の初心者同然の冒険者にとって非常に有益なものであると気づく。
やがて拓斗はフィリアと共に、魔物の倒し方や、迷宮探索のコツ、魔法の使い方などを、時に直接売り、時に動画配信してお金に変えていく。
さらには迷宮探索に有用なアイテムや、冒険者の能力を可視化する「ステータスカード」を発明する。
そんな彼らの活動は、ダンジョン黎明期の日本において重要なものとなっていき、公的機関に発展していく――。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる