ダンジョン美食倶楽部

双葉 鳴

文字の大きさ
156 / 173

156話 ダンジョン生活生配信 2

しおりを挟む
 この前生配信したアーカイブには、あれからいくつもの反応があった。
 避難者の情報が知れて助かったという声から、自作自演じゃないかという心無い声。

 自分が安全圏にいるからと、現場の声をドキュメントドラマのように取り扱う声も少なくない。
 つまりはそんな事実はなく、やらせではないか? と言うことだ。

 何せ俺たちの行動は世界的に収束しつつあるダンジョン封鎖事件を、蒸し返す類のものだったからだ。

 けれど、風化仕掛けた情報を強烈に思い起こさせることに成功した。
 皆が、いまだにダンジョンに閉じ込められていて、助けを求めてる。

 避難者の声。ランクによって分別される人たち。
 いつ襲ってくるかわからないモンスターに怯えて暮らす日々。
 衣食住の安定。
 泥水を啜ってでも生きながらえようとする覚悟。

 ここが現代日本と地続きなのかと現実を目の当たりにさせられれば、嘘だと思い込みたくなるのも仕方がない事だろう。

 何せダンジョンは遠い昔に掌握し、今はもう人類がダンジョンを統括してると信じて疑わぬ人が多いからだ。

 しかし当然、行方不明者の帰りを待つ家族からは元気な姿を見られて安心した、などの声が多く寄せられる。

 そうなってくると、当然要望は偏るもので……

「え、遭難者の専用インタビュー枠を作ってほしい?」

 遭難者の家族の要望の多くは、一場面の切り抜きではなく、枠をとってのメッセージを伝えるコーナーを作って欲しいと言うものだった。

 それで自分の気持ちを落ち着かせるのだろうが、一体何人の遭難者がいると思ってるのだろうか?

 もちろん、その要望にお応えたとして。
 こちらになんら見返りは発生しない類のお願いである。
 なぜそんな要望が通ると思うのだろうか?
 これがわからない。

「っつー要望が多いってだけだな。それすらやらせみたいに世間は受け取ってる。挽回するには、そう言うコーナーがあったほうがいいんじゃないかってことを言ってきてる」

「面倒、っていうか。個人でやるもんじゃないの、そういうのは? 公の場面でやっていいものなの? 晒し上げみたいにならない?」

「無論、そんな無理難題は通らないとわかってて要望出してるんだよ、こう言う連中は。こっちがその気になればラッキーってやつだ」

 ヨッちゃんはそんな人たちをダンジョンセンターで扱ってきたんだなぁ。
 俺にアドバイスを送る姿は、どこか疲れ切っていた。

 うーん、ダメ元かぁ。

 そもそも俺個人がそこまでしてやる義理もないと思うのだが?
 周囲は俺も遭難者であるって認識がないのだろうか?
 おかしいなぁ。

 確かにダンジョンに出入りできるが、だからって自分一人で世界を救えると思えるほど自惚れてない。
 それは北海道事変で嫌と言うほど自覚した。

 俺が救える命は有限だ。目の前にいる人に限る。
 世界各地で起きる異変やモンスターパニックに対し、俺個人は無力だ。

 そんなこと、言われなくてもわかるだろうに。
 みんな、一介の料理人をなんだと思ってるんだ?
 都合よく考えすぎだろう。

「人っていうのは超人はなんでも願いを叶える願望器だと思い込む性質がある。轟美玲を見てみろ。まるで新しい新興宗教の教主様みたいな扱いだったろ?」

「で、海外に逃亡しちゃったから、近場にいる俺に頼ってると?」

「人間ってのは欲深い生き物でね。自分さえ良ければ他の連中はどうだっていいと思う奴はごまんと居る。オレもそのうちの一人だ」

 ヨッちゃんが言うと説得力あるなぁ。

「まぁ、やる義理はないよなぁ」

「そもそも、オレたちがそれを受けても遭難者側からしたらプライベートもへったくれもないわけだろ? 誰が受けるんだ? ダンジョンから出られるわけでもないのに。そりゃ、心配する家族の気持ちもわかるさ。じゃあ、お前らが直接会いにこいって話だよ。全部オレ達に任せっきりなのもどうかと思うぜ?」

「それもそうだな。一応こんな話が持ち上がってるって相談して、乗り気だったら枠取るって感じでいいんじゃないか?」

「意外だな。ポンちゃん、この要望受けるのか?」

「いや、それがどれだけ難しいことかを知らしめるために一回だけやる。もちろん、今の自分を人前に見せたくない人もいるだろうから、家族に対してのアピールもするつもりだ。個人でやってんだ。何でもかんでもやれるわけないだろ?」

「まぁ、それが妥当だな。で、もちろんメインは?」

「飯だが?」

「お酒は?」

「飲まないで美食倶楽部が務まるものか。もちろん解禁だ」

「いやっほー!」

 俺たちは調理してて、それを食いにきた遭難者のレポート枠を作る。
 そう言う方針で行くことにした。

 俺は作り手、ヨッちゃんは賑やかし。
 コメント欄で、この企画のダメ出しも行う。

 当然企画立案者は表に出てきてもらう。
 名前だって公表するつもりだ。

 匿名性?
 そんなものは知らない。

 誰かを突き動かそうって言うんだ。
 自分だけ蚊帳の外でいられるなんて思われたら、それこそ第二、第三の無茶振り企画が送られてくるからな。
 心を鬼にして実行した。

「はい、と言うわけでして。今日は昨日と同じFランクダンジョンに来ています」

 <コメント>
 :初手、天麩羅の揚がる音~
 :ジュワァアアア
 :カシュッ
 :こんな場面でビール開ける奴がいるか
 :朝っぱらなんだよなぁ

「ダンジョンに朝も昼もないので」

 <コメント>
 :正論
 :昼も夜もないの間違いか?
 :意味は同じでしょ
 :しっかし、相変わらずうまそうな飯作ってんのよ
 :匂いだけで酒が進む
 :平日なんだよなぁ

「いい匂いだな、インタビューの受付ってのはここかい?」

「はい。突然コメントくれって言ってもお困りでしょう。料理を召し上がりながらごゆっくりしてください。お酒もご用意してますよ」

「至れり尽くせりだな。じゃあ、日本酒を」

「ヨッちゃん、お冷や」

「あいよー。このまま酌するぜぇ」

「と、ととと」

 あと少しで溢れてしまうほど。
 表面張力で溢れる手前まで注ぐ。
 熱々の天ぷらにはお冷が合う。

 無論、ぬる燗も捨てがたいが、この場においてのルールは俺たちなので、それに従ってもらう形だ。

 インタビュー第一号の狭間さんはここ、Fランクダンジョン近くに住んでいた一般人のおじさんだ。

 総合ステータスはDと高いが、戦闘経験が一切なく、モンスターを倒すのも一苦労したという。

 最初こそ総合ステータスの高さを槍玉に挙げられ、壁役なんかもこなしたが、自分に力があるとわかってからはここのリーダー役を務めるようになったと言う話だ。

 年齢的も俺たちより一回り上の四十代。

 体力的にも落ちてきてるが、ダンジョンという窮地でがむしゃらに活動することで全盛期を思い出したのだと語った。

 若かりし頃の武勇伝でもないが、酒を飲みながら語る狭間さんは次第に饒舌になっていった。
 天ぷらを食べ進める手も早くなり、結局時間いっぱいまで喋り倒した。

 そんなやりとりの様子を見ていた遭難者達。

 最初こそは遠巻きに見ていたが、カメラの前で自分の感想を言うだけで天ぷら食べ放題という魅力に負けて、次第にその数を増やしていった。

 無論、食い気だけで緊張を上回ることは少なく、言葉少なめにフェードアウトする人もちらほら。
 
 しかしそこで生きてくるのが社会経験。
 Fランクとなると子供も多いが、それ以外にも引率者の大人も含まれる。

 大人はお酒の力でついつい武勇伝を語りたがる。
 そして今の状況の不満点を逐一挙げていく。

 男で我慢できるからと、女性はその限りではないことはよくあることだ。生理問題とか、こんな場面では拭いきれない欠点となる。

 ヨッちゃんも女性なのだが「慣れた」の一言で済ますからおかしい。
 みんながみんなヨッちゃんのように慣れてくれたらいいが、それこそ無理難題だろう。

 <コメント>
 :この企画、早々に倒れてる気がするが気のせいか?
 :立案者誰だよ
 :足立区の美作家一同
 :名前出しちゃっていいのかよ!
 :総合ステBのお金持ちらしいね、情報は概要欄に載ってるよ
 :いつもの風景で安心した
 :Bか、それゆえの傲慢さが出ちゃったかー
 :企画した人の家族のところに行ってなくて草
 :企画したからって、そのまま行くわけないでしょ
 :ポンちゃん達にとって、優先して救出するのはFからなんだよなー
 :美食倶楽部にそもそもそんなお願い通じるわけないんよ
 :それもそう
 :《美作左近》おい! なに人のプライベート情報勝手に公開してんだ!
 :このキチっぷりである
 :企画した時点で共犯なんよなぁ
 :共犯にした上で家族の情報出さないって本当ですか?

「え、企画をいただいたから、やってみましたってフリですよ。全てのダンジョンを回るなんて無理でしょ。そもそも、全国にダンジョンがいくつあると思ってるんです?」

 <コメント>
 :これは正論
 :総合ステBならさ、自分で行けるんじゃない?
 :それか、お金出して兵隊送り込むとかできんでしょ
 :戻ってこなかったら、お金払わなくていいやん
 :それ、信用失うやーつ
 :総合BならDフォン持ってるんじゃない?
 :最近Dフォンの通信量、値上げ傾向にあるらしいよ
 :え、まさかそれを払うのが嫌でこんな企画を?
 :草
 :恥も外聞もないのかよwww
 :匿名で送ったから安心だと思ったのかな?
 :なんで総合ステ上回る相手に、そんな要望通ると思ったんだよwww
 
「ちなみに、この企画が好評だったら継続していくんで、安心してください。お望み通り、全ダンジョンをまわっていきますよ!」

 無論、評判が良くないか飽きたら打ち切る所存である。
 食料は有限だから、仕方ないね。

 <コメント>
 :上位ランクほったらかしで草
 :まぁ、探索者の上位ランカーなんて上積み中の上積みだしな
 :ランクCですらコネ持ってなきゃ成れない時点でお察しだろ
 :それで救出が遅れた北海道という地域があるんですが
 :あれ規模の災害だろ、今回
 :そりゃ政府も揉み消したくなるわ
 :実際、なんも解決してないんよな
 :今回動員したダンジョンデリバリーっていうの? あれの働きって何?
 :ダンジョン素材の回収班だぞ?
 :需要に対して供給のストップをなんとかしたのがそれ
 :ダンジョン側の需要は最高潮に達してるのに、無視してるの人の心とかないのか?
 :地上に残った大を救うために、取り残された小を切り捨てたんやろ
 :それが為政者のやることかよ
 :取り残されてるの、最高戦力なんよなぁ
 :そんなことで国防大丈夫?
 :他国に付け入る隙を与えない?
 :あ、だからその事実をもみ消したかった?
 :そう考えると辻褄は合うのか
 :戦力封鎖中という事実は変わらない
 :それ、もしかして国外も同様ってことはない?
 :あっ(察し)
 :世界中で戦力が封鎖された?
 :なぁ、もしかして捨てられたのって……地上の方じゃね?
 :いやぁ、ははは まさか、そんな……嘘だよね?
 :嘘だと言ってよ、バーニィ
 :みんな自分の発言に責任持ちましょうねー
 :ここまで陰謀論で草

 想定外のツッコミで、コメント欄はパニックになった。
 おかしいなぁ。

 みんな陰謀論好きすぎない?
 そんな事実はどこにもないのにね。
しおりを挟む
感想 485

あなたにおすすめの小説

ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。

夜兎ましろ
ファンタジー
 高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。  ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。  バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。

狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~

一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。 しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。 流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。 その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。 右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。 この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。 数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。 元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。 根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね? そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。 色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。 ……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!

俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~

シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。 目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。 『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。 カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。 ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。 ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。

『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』

チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。 その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。 「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」 そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!? のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。

平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~

金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。 そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。 カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。 やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。 魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。 これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。 エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。 第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。 旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。 ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載

異世界帰りの俺、現代日本にダンジョンが出現したので異世界経験を売ったり配信してみます

内田ヨシキ
ファンタジー
「あの魔物の倒し方なら、30万円で売るよ!」  ――これは、現代日本にダンジョンが出現して間もない頃の物語。  カクヨムにて先行連載中です! (https://kakuyomu.jp/works/16818023211703153243)  異世界で名を馳せた英雄「一条 拓斗(いちじょう たくと)」は、現代日本に帰還したはいいが、異世界で鍛えた魔力も身体能力も失われていた。  残ったのは魔物退治の経験や、魔法に関する知識、異世界言語能力など現代日本で役に立たないものばかり。  一般人として生活するようになった拓斗だったが、持てる能力を一切活かせない日々は苦痛だった。  そんな折、現代日本に迷宮と魔物が出現。それらは拓斗が異世界で散々見てきたものだった。  そして3年後、ついに迷宮で活動する国家資格を手にした拓斗は、安定も平穏も捨てて、自分のすべてを活かせるはずの迷宮へ赴く。  異世界人「フィリア」との出会いをきっかけに、拓斗は自分の異世界経験が、他の初心者同然の冒険者にとって非常に有益なものであると気づく。  やがて拓斗はフィリアと共に、魔物の倒し方や、迷宮探索のコツ、魔法の使い方などを、時に直接売り、時に動画配信してお金に変えていく。  さらには迷宮探索に有用なアイテムや、冒険者の能力を可視化する「ステータスカード」を発明する。  そんな彼らの活動は、ダンジョン黎明期の日本において重要なものとなっていき、公的機関に発展していく――。

ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ

高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。 タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。 ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。 本編完結済み。 外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。

なんとなく歩いてたらダンジョンらしき場所に居た俺の話

TB
ファンタジー
岩崎理(いわさきおさむ)40歳バツ2派遣社員。とっても巻き込まれ体質な主人公のチーレムストーリーです。

処理中です...