290 / 497
4章 お爺ちゃんと生配信
254.お爺ちゃん達とvsヤマタノオロチ11
「喰らいつけ、ヘビー」
[キシャァアアアアアアア!!]
「シフト/ライダー」
虹首に向かってまっすぐ伸びていくヘビーの首の上を駆け上がり、向かってくるレーザーの雨をショートワープで切り抜けていく。まっすぐ虹首に向かうヘビー。私は邪魔をする桃首を天羽々斬で斬り伏せ、その隙間を縫って、虹首へとヘビーが至る。
ヘビーの食らいつき攻撃は桃首にも通用するが、時間の無駄だったので私がその役目を受け取った。そのあとヘビーの顎までまっすぐに走って虹首を両断する。
ジャスト1分、ヘビーは消滅し、私はショートワープでカメラの元まで戻った。
【なになになに!? 何今の】
【一瞬すぎてわかんなかった!】
【ただ何がやべーって、アキカゼさん、ヘビーの首の上を走ってなかった?】
【走ってたわね。重力無視だけではできない芸当よ、いつの間にそんなスキル覚えたのかしら?】
「スキルじゃないよ。あれはダンジョンの奥に眠ってたジョブの特性だ」
【そう、それは良いことを聞いたわ】
【新ジョブ?】
【確かブリーダーかライダーのどっちかだろ? 陣営スレに載ってた】
【それがテイマーの進化先? 俺レムリアだから詳しくない】
【そういえばライダーとかなんとか言ってたね】
【でもライダーならわざわざ名乗る必要ある?】
【その前にこの3日でテイマーのランクⅩに到達したってこと? それこそ無理っしょ】
【だなぁ、メカに比べたら比較的にランクを上げる難易度は低いものの、Ⅹは数日で終わる難易度じゃない】
【ブリーダー取った知り合いは1週間かかったって言ってたぞ】
【ランクⅩ達成者は探せばいるもんだな】
【ブリーダーって何やれるの?】
【パーティメンバーをテイムモンスターに固定して陣形が組める。要は同時召喚枠が取っ払われて同時に五体召喚できるそうだ】
【でもテイマーのランクⅩでそれは達成してるでしょ?】
【それは進化先のランクⅠで消えるから】
【マ?】
【マジ。テイマーのランクと進化先のランクは別物だ】
【マジかー(クソデカため息)】
【テイマーは人少なくていいよなー、逆にメカは人が居すぎてランクマッチしてるもん。早くⅩにしてトランサーになりたい】
【トランサーって何?】
【機体性能をリミットブレイクして自爆特攻させる奴。その分持てるメカの数も増えるから良いぞ。使用後は大破するのに目を瞑れば】
【まぢか】
【それ使ってファンネルごっこするんだ】
【メインじゃなくサブで使うのか!】
【ミサイルに使って任意でホーミングするのも面白そう】
【逆に一発一発狙うをつけるとか気が狂いそう。どこのニュータイプさんですか?】
【|◉〻◉)ハヤテさんならやってくれるって僕信じてました】
君、手のひら返すの早いね?
いや、さっきのはもちろん冗談だとわかっていたよ。
「ハヤテさん、それが隠し玉?」
ジキンさんが驚いた、と言わんばかりに声をかけてくる。
「くまくまー、くまも吃驚仰天したくま」
「そうでしょ? 実はジョブの特性はそれだけじゃないんだ」
「他には何があるんです?」
「実はEBPの消費が安い」
【えっ】
【えっ】
【えっ】
【ライダーならそうだな。バフがかかると召喚可能時間は倍になる。その分消費も倍だけど】
【あれ、それは安上がりの計算にならないのでは?】
「違うよ、テイマーのランクⅤを達成済みで例のダンジョンに行くと陣営としてのアップデートが始まるんだ。それを含めた成果だね。この場合は一度の召喚が一律30%消費する代わりに、回復速度を5倍にするというパッチが組まれてる。最初に茶番で使った時もそれが適用されてるから時間をかけてしまったんだ」
【なるほど】
【ならそれを使わなければよかったのでは?】
【逆転の発想】
「そうかな? 実質使いやすくなったよ?」
【でもライダーになったらテイムできなくない?】
【あっ】
【あっ】
【あっ】
【そうじゃん。進化したら元の能力失われるもんな】
【どゆこと?】
【進化はジョブごとに覚えられるスキルが変わるんだ。簡単に言えばテイマーならモンスターを取っ替え引っ替えできるが、モンスターの強さはそのまま。進化する事によって一匹に限定して超強化する方と数で陣形組んでみんなで強くなるタイプに派生する。だからテイマー系の進化はメンバーを決めてからじゃないとしちゃいけないんだよ】
【なにそれ地獄じゃん】
【そうだよ、じゃあ今回はテイムはしない配信なの?】
「いいや、するよ。むしろメインはそれだからね。ちなみに私の就いたジョブはテイマー/ライダーという特殊なものだ。テイマーのテイミング中はライダーの技能が封印される。逆もまた然り。使い勝手は難しいけど、私に取っては頗る相性がいいジョブだよ。お勧めはしないけどね!」
【え、テイマーとライダーの能力が同時に使えんの?】
【同時ではないってさっき言ってたじゃん】
【ん?】
【つまりどういう事だってばよ】
「確かに傍目で見ればすごそうに見えるかもしれない。けどね、そのかわりライダーの能力も自分のテイムした奴にのみ限るよ。相手のモンスターには使えない。それゆえの特殊ジョブだね」
【あー、そう言うやつね納得】
【説明プリーズ】
【単純にライダーの能力が半分死んでるんだ】
【詳しく】
【俺もジョブのヘルプ読んだだけだけど、ライダーはあらゆるモンスターの上を地上のように歩けるのがまず一つ】
【えっ、は?】
【なんじゃそら】
【そこに加えて敵なら足元のモンスターのデバフ、主に能力低下を引き起こせる。対してそれが味方なら能力強化のバフだ。つまりモンスターに乗った時に敵か味方で能力を変化出来るジョブなんだよ、ライダーって】
【あれ、普通に強くない?】
【強いぞ。ただしアキカゼさんのは敵に対するライド機能が利かない感じだ。味方は強化するけど敵の弱体化はしない感じだな】
【だから能力が半分死んでるのか】
【でも逆に言えばモンス取っ替え引っ替えできてテイムモンスを超強化できるのって強くね?】
【あれ? 有能じゃね?】
【俺もそう思う】
【どうしてお勧めしてくれないんだ?】
【単純に正当進化じゃないからじゃね? 進化先は当然次に進化先がある。でもそっちは非常に不安定かつ曖昧だ】
【あー……万能が故に派生先がないのか】
「まだ分からないけどね。ランクはテイマーのものにライダーのⅠがくっついてる状況だ。この先もライダーで行くのなら私はいいと思ってるよ。ブリーダーになりたい人は素直にそっちに行ったほうがいい。お勧めしない理由は大体そんなところだよ」
【場は既に発狂モードに入っていると言うのに、ここでのんびりお話ししてて良いんですか?】
【それ】
【会話しながら首落としてるのいつ見ても笑う】
【師父さんも参戦し始めたからの余裕だし?】
【でもライド中にテイムできないのは厄介かもな】
【モンスターの上に乗ってなきゃ良いんじゃないの?】
【無理。モンスターは地上と地続きと定義されるから重力がモンスターにも発生するから】
【あ、そう言うデメリットがあんのか】
【普通はデメリットにならないんだぞ? テイマー/ライダーだからこそのデメリットだな】
「知らなかった」
【本人知らなくて草】
【そこまで考察進んでないっしょ。俺らもまだライダーになったやついねーし】
【アキカゼさんの今後に期待】
【つってヘビー級のモンスターが通常マップにいるとは思えないけどな】
【それ。オロチくんだからこその活躍】
【分からんぞ? 陣営イベントの一発目からこの規模の運営だ、次はなにが来るかわからんし、用心はしておいた方が良さそう】
【いうてまだ今回の討伐済んでないんだから目の前のこと済ませようぜ】
【テイマーって最初なんのためにいるんだって思ってたけど、レイドボス捕獲できるって知ってから見る目変わったわ】
【そう考えるとジョブって陣営の特色強いんだよな】
【色々腑に落ちないことばっかだけどな】
【なんでアトランティスがエネミーやレイドをテイム出来るかとかな】
「あ、それは敵にアトランティスの裏切り者がいるからだよ。当時のアトランティスは二つの派閥に分かれてたって話だ」
【ちょっ】
【なんでそんな事実を雑談で話すかな?】
【この人の話、どこまでが冗談か掴めないんだよなー】
「その手の話もダンジョンの隠し部屋で聞けると思うから、みんなもぜひ探索してってね」
【しかもなんでもない風に暴露してったぞ?】
【この人の口の軽さには呆れるね。多分、それほどとくダネとも思ってないかだろう】
【発掘してきたネタを振り返ってみても衝撃の事実なんですが?】
【そりゃ一切姿の見えない敵が元アトランティス陣営だと知れたらな】
【じゃあテイムって?】
「エネミーに一部アトランティスの技術が使われてるからハッキングして乗っ取ってるだけのようだね。敵対した後に変化した技術までは流石にアトランティス陣営には残ってないから」
【ああ、討伐回数でテイム率が上がるのってつまり】
「それだけハッキングしてれば解析も済む頃だろうと私は踏んでいる」
【アトランティスはやっぱそっち分野だったか】
【そっちってどっち?】
【サイエンス、化学系統だよ。テイムなんてファンタジーなガワに騙されるところだった】
【|◉〻◉)え、僕もテイムされちゃう?】
【魚の人にアトランティスの技術が使われてればワンチャン】
【テイム以前にあんた既にクラメンじゃねーか!】
【|ー〻ー)ふ、よくぞ見破った! 褒めて遣わすぞ】
【見破った、じゃねーよ!】
【謎の上から目線】
【この人が入ってくるだけで話の脱線具合がすごいのなんなの?】
「むしろそれを期待してる私達がいるね」
【アキカゼさん公認だった】
【|◉〻<)テヘペロ!】
本当、彼女の掻き乱しっぷりは天下一品だね。
うっかりボロを出した時でもなんの話だったか有耶無耶にできるし。
いや、配信だから厳密にはできてはいないんだけどさ。
それでも雑談や冗談なんかで有耶無耶にできる。
だから彼女の作ってくれた隙に、今度こそ私のものになってもらうよ、ヤマタノオロチ!
[キシャァアアアアアアア!!]
「シフト/ライダー」
虹首に向かってまっすぐ伸びていくヘビーの首の上を駆け上がり、向かってくるレーザーの雨をショートワープで切り抜けていく。まっすぐ虹首に向かうヘビー。私は邪魔をする桃首を天羽々斬で斬り伏せ、その隙間を縫って、虹首へとヘビーが至る。
ヘビーの食らいつき攻撃は桃首にも通用するが、時間の無駄だったので私がその役目を受け取った。そのあとヘビーの顎までまっすぐに走って虹首を両断する。
ジャスト1分、ヘビーは消滅し、私はショートワープでカメラの元まで戻った。
【なになになに!? 何今の】
【一瞬すぎてわかんなかった!】
【ただ何がやべーって、アキカゼさん、ヘビーの首の上を走ってなかった?】
【走ってたわね。重力無視だけではできない芸当よ、いつの間にそんなスキル覚えたのかしら?】
「スキルじゃないよ。あれはダンジョンの奥に眠ってたジョブの特性だ」
【そう、それは良いことを聞いたわ】
【新ジョブ?】
【確かブリーダーかライダーのどっちかだろ? 陣営スレに載ってた】
【それがテイマーの進化先? 俺レムリアだから詳しくない】
【そういえばライダーとかなんとか言ってたね】
【でもライダーならわざわざ名乗る必要ある?】
【その前にこの3日でテイマーのランクⅩに到達したってこと? それこそ無理っしょ】
【だなぁ、メカに比べたら比較的にランクを上げる難易度は低いものの、Ⅹは数日で終わる難易度じゃない】
【ブリーダー取った知り合いは1週間かかったって言ってたぞ】
【ランクⅩ達成者は探せばいるもんだな】
【ブリーダーって何やれるの?】
【パーティメンバーをテイムモンスターに固定して陣形が組める。要は同時召喚枠が取っ払われて同時に五体召喚できるそうだ】
【でもテイマーのランクⅩでそれは達成してるでしょ?】
【それは進化先のランクⅠで消えるから】
【マ?】
【マジ。テイマーのランクと進化先のランクは別物だ】
【マジかー(クソデカため息)】
【テイマーは人少なくていいよなー、逆にメカは人が居すぎてランクマッチしてるもん。早くⅩにしてトランサーになりたい】
【トランサーって何?】
【機体性能をリミットブレイクして自爆特攻させる奴。その分持てるメカの数も増えるから良いぞ。使用後は大破するのに目を瞑れば】
【まぢか】
【それ使ってファンネルごっこするんだ】
【メインじゃなくサブで使うのか!】
【ミサイルに使って任意でホーミングするのも面白そう】
【逆に一発一発狙うをつけるとか気が狂いそう。どこのニュータイプさんですか?】
【|◉〻◉)ハヤテさんならやってくれるって僕信じてました】
君、手のひら返すの早いね?
いや、さっきのはもちろん冗談だとわかっていたよ。
「ハヤテさん、それが隠し玉?」
ジキンさんが驚いた、と言わんばかりに声をかけてくる。
「くまくまー、くまも吃驚仰天したくま」
「そうでしょ? 実はジョブの特性はそれだけじゃないんだ」
「他には何があるんです?」
「実はEBPの消費が安い」
【えっ】
【えっ】
【えっ】
【ライダーならそうだな。バフがかかると召喚可能時間は倍になる。その分消費も倍だけど】
【あれ、それは安上がりの計算にならないのでは?】
「違うよ、テイマーのランクⅤを達成済みで例のダンジョンに行くと陣営としてのアップデートが始まるんだ。それを含めた成果だね。この場合は一度の召喚が一律30%消費する代わりに、回復速度を5倍にするというパッチが組まれてる。最初に茶番で使った時もそれが適用されてるから時間をかけてしまったんだ」
【なるほど】
【ならそれを使わなければよかったのでは?】
【逆転の発想】
「そうかな? 実質使いやすくなったよ?」
【でもライダーになったらテイムできなくない?】
【あっ】
【あっ】
【あっ】
【そうじゃん。進化したら元の能力失われるもんな】
【どゆこと?】
【進化はジョブごとに覚えられるスキルが変わるんだ。簡単に言えばテイマーならモンスターを取っ替え引っ替えできるが、モンスターの強さはそのまま。進化する事によって一匹に限定して超強化する方と数で陣形組んでみんなで強くなるタイプに派生する。だからテイマー系の進化はメンバーを決めてからじゃないとしちゃいけないんだよ】
【なにそれ地獄じゃん】
【そうだよ、じゃあ今回はテイムはしない配信なの?】
「いいや、するよ。むしろメインはそれだからね。ちなみに私の就いたジョブはテイマー/ライダーという特殊なものだ。テイマーのテイミング中はライダーの技能が封印される。逆もまた然り。使い勝手は難しいけど、私に取っては頗る相性がいいジョブだよ。お勧めはしないけどね!」
【え、テイマーとライダーの能力が同時に使えんの?】
【同時ではないってさっき言ってたじゃん】
【ん?】
【つまりどういう事だってばよ】
「確かに傍目で見ればすごそうに見えるかもしれない。けどね、そのかわりライダーの能力も自分のテイムした奴にのみ限るよ。相手のモンスターには使えない。それゆえの特殊ジョブだね」
【あー、そう言うやつね納得】
【説明プリーズ】
【単純にライダーの能力が半分死んでるんだ】
【詳しく】
【俺もジョブのヘルプ読んだだけだけど、ライダーはあらゆるモンスターの上を地上のように歩けるのがまず一つ】
【えっ、は?】
【なんじゃそら】
【そこに加えて敵なら足元のモンスターのデバフ、主に能力低下を引き起こせる。対してそれが味方なら能力強化のバフだ。つまりモンスターに乗った時に敵か味方で能力を変化出来るジョブなんだよ、ライダーって】
【あれ、普通に強くない?】
【強いぞ。ただしアキカゼさんのは敵に対するライド機能が利かない感じだ。味方は強化するけど敵の弱体化はしない感じだな】
【だから能力が半分死んでるのか】
【でも逆に言えばモンス取っ替え引っ替えできてテイムモンスを超強化できるのって強くね?】
【あれ? 有能じゃね?】
【俺もそう思う】
【どうしてお勧めしてくれないんだ?】
【単純に正当進化じゃないからじゃね? 進化先は当然次に進化先がある。でもそっちは非常に不安定かつ曖昧だ】
【あー……万能が故に派生先がないのか】
「まだ分からないけどね。ランクはテイマーのものにライダーのⅠがくっついてる状況だ。この先もライダーで行くのなら私はいいと思ってるよ。ブリーダーになりたい人は素直にそっちに行ったほうがいい。お勧めしない理由は大体そんなところだよ」
【場は既に発狂モードに入っていると言うのに、ここでのんびりお話ししてて良いんですか?】
【それ】
【会話しながら首落としてるのいつ見ても笑う】
【師父さんも参戦し始めたからの余裕だし?】
【でもライド中にテイムできないのは厄介かもな】
【モンスターの上に乗ってなきゃ良いんじゃないの?】
【無理。モンスターは地上と地続きと定義されるから重力がモンスターにも発生するから】
【あ、そう言うデメリットがあんのか】
【普通はデメリットにならないんだぞ? テイマー/ライダーだからこそのデメリットだな】
「知らなかった」
【本人知らなくて草】
【そこまで考察進んでないっしょ。俺らもまだライダーになったやついねーし】
【アキカゼさんの今後に期待】
【つってヘビー級のモンスターが通常マップにいるとは思えないけどな】
【それ。オロチくんだからこその活躍】
【分からんぞ? 陣営イベントの一発目からこの規模の運営だ、次はなにが来るかわからんし、用心はしておいた方が良さそう】
【いうてまだ今回の討伐済んでないんだから目の前のこと済ませようぜ】
【テイマーって最初なんのためにいるんだって思ってたけど、レイドボス捕獲できるって知ってから見る目変わったわ】
【そう考えるとジョブって陣営の特色強いんだよな】
【色々腑に落ちないことばっかだけどな】
【なんでアトランティスがエネミーやレイドをテイム出来るかとかな】
「あ、それは敵にアトランティスの裏切り者がいるからだよ。当時のアトランティスは二つの派閥に分かれてたって話だ」
【ちょっ】
【なんでそんな事実を雑談で話すかな?】
【この人の話、どこまでが冗談か掴めないんだよなー】
「その手の話もダンジョンの隠し部屋で聞けると思うから、みんなもぜひ探索してってね」
【しかもなんでもない風に暴露してったぞ?】
【この人の口の軽さには呆れるね。多分、それほどとくダネとも思ってないかだろう】
【発掘してきたネタを振り返ってみても衝撃の事実なんですが?】
【そりゃ一切姿の見えない敵が元アトランティス陣営だと知れたらな】
【じゃあテイムって?】
「エネミーに一部アトランティスの技術が使われてるからハッキングして乗っ取ってるだけのようだね。敵対した後に変化した技術までは流石にアトランティス陣営には残ってないから」
【ああ、討伐回数でテイム率が上がるのってつまり】
「それだけハッキングしてれば解析も済む頃だろうと私は踏んでいる」
【アトランティスはやっぱそっち分野だったか】
【そっちってどっち?】
【サイエンス、化学系統だよ。テイムなんてファンタジーなガワに騙されるところだった】
【|◉〻◉)え、僕もテイムされちゃう?】
【魚の人にアトランティスの技術が使われてればワンチャン】
【テイム以前にあんた既にクラメンじゃねーか!】
【|ー〻ー)ふ、よくぞ見破った! 褒めて遣わすぞ】
【見破った、じゃねーよ!】
【謎の上から目線】
【この人が入ってくるだけで話の脱線具合がすごいのなんなの?】
「むしろそれを期待してる私達がいるね」
【アキカゼさん公認だった】
【|◉〻<)テヘペロ!】
本当、彼女の掻き乱しっぷりは天下一品だね。
うっかりボロを出した時でもなんの話だったか有耶無耶にできるし。
いや、配信だから厳密にはできてはいないんだけどさ。
それでも雑談や冗談なんかで有耶無耶にできる。
だから彼女の作ってくれた隙に、今度こそ私のものになってもらうよ、ヤマタノオロチ!
あなたにおすすめの小説
『病弱な幼馴染を優先してください』と言った妻が消えた翌日、夫は領地の会計書類が全て白紙になっていることに気づいた
歩人
ファンタジー
侯爵家に嫁いで五年。ルチアは夫エミルの領地会計・社交・使用人管理を全て一人で担ってきた。だがエミルはいつも幼馴染のアリーチェを優先する。「アリーチェは体が弱いんだ、お前とは違う」——その言葉を百回聞いた日、ルチアは微笑んで離縁届に署名した。「ええ、私は丈夫ですから。どうぞ幼馴染様をお大事に」。翌朝、エミルが目にしたのは——税務報告の締切、領民からの陳情の山、そして紅茶の淹れ方すら知らない自分。三ヶ月後、かつて「地味な妻」と呼ばれたルチアは、辺境伯の財務顧問として辣腕を振るっていた。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
無実の罪で謹慎中ですが、静かな暮らしが快適なので戻る気はありません
けろ
恋愛
王太子妃候補だった伯爵令嬢エレシア・ヴァレンティスは、ある日突然、身に覚えのない疑いをかけられ、婚約破棄と無期限謹慎を言い渡される。
外出禁止。職務停止。干渉禁止。
誰がどう見ても理不尽な処分――のはずだった。
けれどエレシアは、その命令を前にして気づいてしまう。
誰にも呼ばれない。誰にも期待されない。誰にも干渉されない。
それは、前世で決して手に入らなかった“静かな時間”そのものだと。
こうして始まった、誰にも邪魔されない穏やかな謹慎生活。
一方その頃、彼女を切り捨てた王城では、思わぬ方向へ事態が転がり始めて――?
これは、無実の罪で閉じ込められた令嬢が、皮肉にも理想の生活を手に入れてしまう物語。
叫ばず、争わず、ただ静かに距離を取ることで完成する、異色の婚約破棄ざまぁです。
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。