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4.お兄様と第二王子
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宰相である父の行動と、伯爵夫人からの了承もあり婚約破棄は迅速に行われた。
その為、翌日の夜会までには誰もが知ることとなった。
そうなると…
次の夜会でアリスティアをエスコートするのはいったい誰だ!と噂がたつ。
もちろん、夜会のエスコートは3つ上のお兄様にお願いしている。
むしろ、妹を溺愛している兄は二つ返事しか返さない。婚約者が決まった時なんて、父と大喧嘩して大変だった…
そんなお兄様は、まだ婚約者を決めていない。
次期公爵であり次期宰相とも言われ、現在は第二王子殿下の側近であるお兄様は超がつく程の優良物件なのだ。
しかも、見た目が…
我が兄ながら、長身のイケメン!
蜜に群がる蜂のように女が寄ってくる。
そんな人達は、早々に婚約者を決めずにあちこちで楽しんでいる。
そもそも、この国は貞操観念がない。
むしろ、性に関しては寛大である。
ただし、それは婚約者をもたない独身だけだ。
婚約してもなお遊んでいる者は叩かれるが、独身であれば誰と何をしてもいい。
ちなみに、私も別に処女ではない。
婚約する前は、それなりに関係をもったこともある。
だからこそ、ノックスに"夫婦になるまで手を出さない"と言われた時は流石に困った。
今更すぎて…
まさか言い出した側が浮気をするなんて…ね。
そもそも、まだ遊び足りないのなら婚約しなければいいだけの話だ。
世間体もあるため、私もお兄様も浮気をせずに大人しくしていたとゆうのに…
そう。お兄様と私はそうゆう関係である。
そもそもは、お兄様が側近をしている第二王子殿下が原因だった。
彼がどうしても私を"抱きたい"と言ってきたのだ。しかも、その時はまだ処女だった為、王族との行為に恥じらいもあり何度もお断りしていたのだが…
あの王子は強行した。
ある日、お兄様に呼び出され執務室へ向かうと、お兄様は別室にいるからと何故か王子殿下の私室へと案内された。案内されるまま部屋に入ると、待っていたかのように王子殿下が後ろから抱きついてきた。
「ティア、君の初めてがほしい…」
と、甘い声に絆されて…
しっかりと初めてを捧げていました。
だって、この人…
王子様だけあってお兄様並みにカッコイイ!
美形を見慣れている私でさえ、胸がきゅん!っとなって、耳元で囁かれたらお腹の下がトロっと感じてしまうほどの色気を放っているのだから。
初めての情事が終わった後も、王子殿下は私のことを愛おしそうに何度も求めて…
その行為は、私が意識を飛ばすまで続いた…
いや正確には、意識がない私をひたすら抱き潰していたらしい…お兄様に止められるまで。
呼び出されていた事も、何も知らなかった兄が大慌てで飛び込んできて王子を激怒!
それでようやく開放された。
もともと二人は幼馴染の為、仲がいいのだが…あの時だけは、王子殿下を殴る勢いだったようで必死に周りが止めたそうだ。
それから、何度か王子殿下に呼ばれ自然と身体を寄せ合う仲になった。
そんな時、不意にお兄様が部屋に入ってきて私と王子の情事を見て「私も交ぜろ」と言い出したのだ。
初めは、兄妹で嫌だと突っぱねたが…
散々、女遊びをしている人のテクニックには抗えなかった。
というか、凄かった…
そして、そんな兄との行為に、羞恥心でいっぱいの私を見た王子殿下の興奮ぶりも半端なくて…
結局、私の婚約が決まるその日まで、3人の関係は続いたのだった。
その為、翌日の夜会までには誰もが知ることとなった。
そうなると…
次の夜会でアリスティアをエスコートするのはいったい誰だ!と噂がたつ。
もちろん、夜会のエスコートは3つ上のお兄様にお願いしている。
むしろ、妹を溺愛している兄は二つ返事しか返さない。婚約者が決まった時なんて、父と大喧嘩して大変だった…
そんなお兄様は、まだ婚約者を決めていない。
次期公爵であり次期宰相とも言われ、現在は第二王子殿下の側近であるお兄様は超がつく程の優良物件なのだ。
しかも、見た目が…
我が兄ながら、長身のイケメン!
蜜に群がる蜂のように女が寄ってくる。
そんな人達は、早々に婚約者を決めずにあちこちで楽しんでいる。
そもそも、この国は貞操観念がない。
むしろ、性に関しては寛大である。
ただし、それは婚約者をもたない独身だけだ。
婚約してもなお遊んでいる者は叩かれるが、独身であれば誰と何をしてもいい。
ちなみに、私も別に処女ではない。
婚約する前は、それなりに関係をもったこともある。
だからこそ、ノックスに"夫婦になるまで手を出さない"と言われた時は流石に困った。
今更すぎて…
まさか言い出した側が浮気をするなんて…ね。
そもそも、まだ遊び足りないのなら婚約しなければいいだけの話だ。
世間体もあるため、私もお兄様も浮気をせずに大人しくしていたとゆうのに…
そう。お兄様と私はそうゆう関係である。
そもそもは、お兄様が側近をしている第二王子殿下が原因だった。
彼がどうしても私を"抱きたい"と言ってきたのだ。しかも、その時はまだ処女だった為、王族との行為に恥じらいもあり何度もお断りしていたのだが…
あの王子は強行した。
ある日、お兄様に呼び出され執務室へ向かうと、お兄様は別室にいるからと何故か王子殿下の私室へと案内された。案内されるまま部屋に入ると、待っていたかのように王子殿下が後ろから抱きついてきた。
「ティア、君の初めてがほしい…」
と、甘い声に絆されて…
しっかりと初めてを捧げていました。
だって、この人…
王子様だけあってお兄様並みにカッコイイ!
美形を見慣れている私でさえ、胸がきゅん!っとなって、耳元で囁かれたらお腹の下がトロっと感じてしまうほどの色気を放っているのだから。
初めての情事が終わった後も、王子殿下は私のことを愛おしそうに何度も求めて…
その行為は、私が意識を飛ばすまで続いた…
いや正確には、意識がない私をひたすら抱き潰していたらしい…お兄様に止められるまで。
呼び出されていた事も、何も知らなかった兄が大慌てで飛び込んできて王子を激怒!
それでようやく開放された。
もともと二人は幼馴染の為、仲がいいのだが…あの時だけは、王子殿下を殴る勢いだったようで必死に周りが止めたそうだ。
それから、何度か王子殿下に呼ばれ自然と身体を寄せ合う仲になった。
そんな時、不意にお兄様が部屋に入ってきて私と王子の情事を見て「私も交ぜろ」と言い出したのだ。
初めは、兄妹で嫌だと突っぱねたが…
散々、女遊びをしている人のテクニックには抗えなかった。
というか、凄かった…
そして、そんな兄との行為に、羞恥心でいっぱいの私を見た王子殿下の興奮ぶりも半端なくて…
結局、私の婚約が決まるその日まで、3人の関係は続いたのだった。
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