【完結】浮気した婚約者を捨てた公爵令嬢は想いを寄せられていた男達に溺愛される

cc.

文字の大きさ
13 / 91

13.月夜の交わり

しおりを挟む
「ぁっ…!んんーっ!もぉ…だぁめっ…いっ、くぅーーーっ!」

もう何度目の絶頂だろうか。

欲望の吐口にするかの様に、激しく打ちつけたかと思えば、時に甘やかす様にゆっくり優しく攻め続ける。
そんな彼に翻弄されて、アリスティアはもうクタクタになっていた。

手足に力が入らず、ガクガクと震えてくる。
ロイドの首に腕を回し、必死に身体を支えようとしていた。

しかし、ロイドは嬉々として止まらない。
彼だって、もう何度も達している程なのに…
鍛えているせいか、無駄に体力だけはあるようで…全然疲れをみせない。
むしろ、行為が続くに連れどんどん長くなっている気がしてならない。

「髪崩れたらやばいよな?」と言って自分の上に乗せ下から突き上げ続ける。

もう、すでに激しすぎて髪型どころではないのだが…
そう思っていると、ふと今の自分の姿が、さっきの一心不乱に腰を振っていた令嬢と重なった。
そして同時に羞恥心が芽生えた。

「ぁ、ぁ、っこれ…いゃぁ…」

「っは、…なにがっ?」

「や、やっ…あんっ…んっーんっ!」

ズッズッズッズッ…

気持ち良さそうに腰を動かすロイドに、何度も体位を変えてほしいと縋り付くものの「めっちゃ締まるから無理!」と断られた。

それでも、ひたすらイヤイヤっ!と訴えると、チッと舌打ちをし無理やり口を塞さがれた。
ロイドの舌が口内を暴れ回る。
ピチャピチャクチュ…ちゅっ、と口付に意識を向けさせる様に蹂躙させられていく。
蕩けるような口付けをそっと離され、つーっと糸が引く。
アリスティアを見つめている瞳がすっと細くなり…
満面の笑みでこう言った。

「さっきの女と重なって興奮したの?」と。

カーーーッと顔が熱くなる。

(こいつ、気づいてて…わざと)

流石に、誤魔化せないと思い「してません!」と口を尖らせて答え、フイっと顔を横に逸らした。
その様子にロイドは、クスクスと笑いながら…

「お前の方が、よっぽど淫乱でエロいから安心しろ!」

そう言って、ズンっと最奥に突き入れた。

アリスティアの胸に顔を埋め、柔らかな膨らみを堪能しつつ奥に打ちつける動きを早めていく。

そして、抱きしめるアリスティアの耳元で優しく囁く。

「っはぁ、アリスティア…
一緒にイクぞっ、、、んっ!…っはぁ」

意外なほどの甘い声に、アリスティアはロイドと一緒に快楽に身を委ね…果てた。


その後、整えてはみたものの…
ロイドにしてもアリスティアにしても、人前に出れる状態ではなくなった為、そのまま夜会会場を後にした。




あれ以来、ロイドとは一切関係を持っていない。
あの後、すぐに婚約したこともあり、何事もなかったように過ごしていた。


____そうは。
しおりを挟む
感想 26

あなたにおすすめの小説

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!

gacchi(がっち)
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ? 王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。 国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから! 12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

結婚初夜、「何故彼女が死んでお前が生きているんだ」と夫に言われました

ましゅぺちーの
恋愛
侯爵令嬢のアリサは婚約者だった王太子テオドールと結婚した。 ちょうどその半年前、アリサの腹違いの妹のシアは不慮の事故で帰らぬ人となっていた。 王太子が婚約者の妹のシアを愛していたのは周知の事実だった。 そんな彼は、結婚初夜、アリサに冷たく言い放った。 「何故彼女が死んでお前が生きているんだ」と。

婚約破棄された公爵令嬢ですが、戻らなかっただけです

鷹 綾
恋愛
王太子カイル殿下から、社交界の場で婚約破棄を言い渡された公爵令嬢リュシエンヌ。 理由は―― 「王太子妃には華が必要だから」。 新たに選ばれたのは、愛らしく無邪気な義妹セシリア。 誰もが思った。 傷ついた令嬢は泣き、縋り、やがて戻るのだと。 けれどリュシエンヌは、ただ一言だけ告げる。 「戻りません」 彼女は怒らない。 争わない。 復讐もしない。 ただ――王家を支えるのをやめただけ。 流通は滞り、商会は様子を見始め、焦った王太子は失点を重ねる。 さらに義妹の軽率な一言が決定打となり、王太子妃候補の座は静かに消えた。 強いざまあとは、叫ぶことではない。 自らの選択で、自らの立場を削らせること。 そして彼女は最後まで戻らない。 支えない。 奪わない。 ――選ばれなかったのではない。 彼女が、選ばなかったのだ。 これは、沈黙で勝つ公爵令嬢の物語。

王妃を蔑ろにし、愛妾を寵愛していた王が冷遇していた王妃と入れ替わるお話。

ましゅぺちーの
恋愛
王妃を蔑ろにして、愛妾を寵愛していた王がある日突然その王妃と入れ替わってしまう。 王と王妃は体が元に戻るまで周囲に気づかれないようにそのまま過ごすことを決める。 しかし王は王妃の体に入ったことで今まで見えてこなかった愛妾の醜い部分が見え始めて・・・!? 全18話。

愛人を選んだ夫を捨てたら、元婚約者の公爵に捕まりました

由香
恋愛
伯爵夫人リュシエンヌは、夫が公然と愛人を囲う結婚生活を送っていた。 尽くしても感謝されず、妻としての役割だけを求められる日々。 けれど彼女は、泣きわめくことも縋ることもなく、静かに離婚を選ぶ。 そうして“捨てられた妻”になったはずの彼女の前に現れたのは、かつて婚約していた元婚約者――冷静沈着で有能な公爵セドリックだった。 再会とともに始まるのは、彼女の価値を正しく理解し、決して手放さない男による溺愛の日々。 一方、彼女を失った元夫は、妻が担っていたすべてを失い、社会的にも転落していく。 “尽くすだけの妻”から、“選ばれ、守られる女性”へ。 静かに離婚しただけなのに、 なぜか元婚約者の公爵に捕まりました。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

処理中です...