双子の転生先は双子でした

cc.

文字の大きさ
98 / 112
Chapter 2

93*前菜

しおりを挟む
 卑猥な身体を思う存分撫でまわし、脚先をしゃぶる様に舐めまわした男は、チュポンッと咥えていた指を離すと、ニタリと笑みを深めて女のドレスを大きく捲りあげた。
 そして、何の躊躇いもなくドレスに隠された秘所に向かって頭を突っ込んだ。
 そして、幸せそうに少し蒸せた匂いを胸いっぱいに吸い込むと、自身の履いていたズボンへと手をかけた、その時…


 ___コンコン。

「お取り込み中のところ失礼致します」


 そう言って、許可なく扉が開かれる音に男は不機嫌さを露わにした。

「誰も入るなと言ったはずだが…?」

 "貴様死にたいのか?"

 まるで、そう続くかのような殺気が一瞬のうちに立ち上がった。
 しかし、ここの侍女たちは慣れているかのように淡々と言葉を続ける。

「寝屋の準備が整いましたが、如何なさいますか?」と。

 その問いかけに、男は一瞬悩む素振りを見せたものの、すぐ様目の前のご馳走に視線を向けて応えた。

「…今宵は、ここで良い」

 今すぐにでも、飛びかかりそうな男を前に、侍女は恰も当然のように頷き確認する。

「かしこまりました。
 では、ご用意したものは払下げでよろしいですか?
 それとも、一旦初夜の準備を整える間のとされますか?」

「…初夜?」

 侍女の問いに、虚を突かれたように目を見開くと黙ったまま侍女の話を促した。

「はい。失礼ながら、こちらまでの移動で大変汚れていらっしゃいます。況してや、そちらの方は未だ真っさらな身と伺っております。
 故に、是非とも美しく磨き上げ着飾らせたお姿の方が、一段と初夜を堪能できるかと…」

「くっくっくっ…!それは、いい!
 では、湯浴みをさせて磨き上げてこい!
 どうせ今のままでは、壊しかねないからな…」

 そう言うと、男は横たわる女の頬を愛おしそうにひと撫でし部屋を後にした。

 だだっ広い廊下を歩き、向かう先はこの男のために用意された寝屋だ。
 ちなみに、先ほど居た場所は紛れもないこの男の寝室である。

 部屋の前に立ち「開けろ」と言えば、中から従者が恭しく頭を下げて扉を開ける。
 そして、男が入ったのち「ごゆるりとお過ごしくださいませ」と言って、そっと扉を閉めた。
 先程までいた寝室よりも、二回りほど小さな部屋の中には、先ほどと同様に大きなベッドが鎮座していた。
 そして、この部屋の壁には鎖で繋がれている女が3人と、ベッドの上でクネクネと腰を揺らす女が2人…今か今かと男の到着を待っていた。

 正直なところ、全く気分は乗らないのだが、愛しい女の匂いを存分に堪能した後のお預けに、男のモノは爆発寸前だった。
 その為、普段なら少しは可愛がる女達をこの時だけは完全なる"性欲処理"として見ていた。

 最早、触れることすら煩わしい。

 男は、ベッドに腰をかけるとすぐ様側にいた女の頭を掴み、いきり勃つ己を咥えさせた。
 あまりの勢いに、豊かな金髪の女からは嗚咽があがった。しかし、そんな男にの要望に必死に応えようと、懸命に頭を動かし吸い付く金髪の女に男は無情にいい放った。

「代われ」

 それでも、男の腰にしがみ付くように口での奉仕を続ける金髪の女は、腰をフリフリと揺らし懸命にアピールを続けた。

 "貴方の子種を下さい" と。

 この金髪女は知っていた。
 であれば、ここら辺で男も女の身体に触れて強めの愛撫を始め、互いに抱き合いながら高め合うことを…

 しかし、残念な事に…今回だけは、その予想は大きく外れる事になった。

「きゃーっ!」

 甲高い叫び声と共に、男のモノが女の口から飛び出した。
 そして、髪を鷲掴みにされて、ベッドの下に放り落とされたのだ。ベッドの下では、頭を抱えて女が蹲っていた。身体に痛みがあるのだろう。女は、小刻みに震えている様子だった。
 しかし、男はそんな女に目もくれず、もう1人の燃えるような赤い髪の女を引き倒すと、そのまま背後から躊躇なく押し込んだ。
 当然、赤い髪の女は「っいたっ!」と叫び声をあげたが、この男が気遣うはずもなく…
 女は、ベッドの上に赤い髪を散らしながら男の気が済むまで揺さぶられ続けた。

 そして、一度目の射精が済むと男は壁に繋がれた女達を1人づつベッドへと引入れ、お互いを舐めさせ合わせた。
 そして、3人いっぺんに己のモノを舐めさせながら赤髪の女の胸を揉みしだき、金髪の女には自分の代わりに赤髪の女の蜜壷から溢れ出る子種を舐め取らせた。
 そして、二度目の射精を3人の女達の顔に向かって撒き散らした。
満足そうに「ふぅ」と息を吐いたものの、男のそれは未だ己の存在を見せつけるかのように勃ち上がったままだった。男は、ベッドの上ではぁはぁと息を乱している女たちに向かって誇示するように声を投げかけた。

「コレが欲しいか?」

男がそう言えば、与え続けられた快楽にヘロヘロになった赤髪の女も、ベッド下へと投げ捨てられ震えていた女も、うっとりとした表情で顔を上げた。
その表情に、男は「フッ…」と小馬鹿にしたように笑うと、金髪の女を自身の上へと招き入れ下からゆっくりと突き上げながらこう呟いた。

「欲しければ自ら搾り取れ」

その言葉に感化されるように、その艶やかな金髪と豊満な胸を振り乱しながら女は懸命に腰を振り喘ぎ続けた。

「あっ♡んあぁ!あぅっ…んっ!いいっ…んんっ!!」

「おい…締めろ」

女が必死に快楽に抗いつつ腰を振る間も、男は容赦無く女を追い詰めていく。
パンッ!と、お尻を叩く乾いた音が響けば、女は「ヒィっ!」と声を上げた。
そして、もう我慢ならないと下からズンッと打ち上げると、女は声にならない声で達してしまった。
ガクガクと震える身体を気遣うこともなく、男はぎゅっと収縮する蜜壺を思う存分堪能し、しっかりと女の中に三度目の射精を終えた。

しおりを挟む
感想 15

あなたにおすすめの小説

私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました

放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。 だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。 「彼女は可哀想なんだ」 「この子を跡取りにする」 そして人前で、平然と言い放つ。 ――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」 その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。 「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」

【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです

白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。 ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。 「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」 ある日、アリシアは見てしまう。 夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを! 「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」 「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」 夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。 自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。 ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。 ※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。

王女殿下のモラトリアム

あとさん♪
恋愛
「君は彼の気持ちを弄んで、どういうつもりなんだ?!この悪女が!」 突然、怒鳴られたの。 見知らぬ男子生徒から。 それが余りにも突然で反応できなかったの。 この方、まさかと思うけど、わたくしに言ってるの? わたくし、アンネローゼ・フォン・ローリンゲン。花も恥じらう16歳。この国の王女よ。 先日、学園内で突然無礼者に絡まれたの。 お義姉様が仰るに、学園には色んな人が来るから、何が起こるか分からないんですって! 婚約者も居ない、この先どうなるのか未定の王女などつまらないと思っていたけれど、それ以来、俄然楽しみが増したわ♪ お義姉様が仰るにはピンクブロンドのライバルが現れるそうなのだけど。 え? 違うの? ライバルって縦ロールなの? 世間というものは、なかなか複雑で一筋縄ではいかない物なのですね。 わたくしの婚約者も学園で捕まえる事が出来るかしら? この話は、自分は平凡な人間だと思っている王女が、自分のしたい事や好きな人を見つける迄のお話。 ※設定はゆるんゆるん ※ざまぁは無いけど、水戸○門的なモノはある。 ※明るいラブコメが書きたくて。 ※シャティエル王国シリーズ3作目! ※過去拙作『相互理解は難しい(略)』の12年後、 『王宮勤めにも色々ありまして』の10年後の話になります。 上記未読でも話は分かるとは思いますが、お読みいただくともっと面白いかも。 ※ちょいちょい修正が入ると思います。誤字撲滅! ※小説家になろうにも投稿しました。

義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話

よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。 「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

勝手にサインしろと仰いましたので、廃嫡書類に国璽を押して差し上げました

鷹 綾
恋愛
「確認? 面倒だ。適当にサインして国璽を押しておけ」 そう言ったのは、王太子アレス。 そう言われたのは、公爵令嬢レイナ・アルヴェルト。 外交も財政も軍備も―― すべてを裏で処理してきたのは彼女だった。 けれど功績はすべて王太子のもの。 感謝も敬意も、ただの一度もない。 そして迎えた舞踏会の夜。 「便利だったが、飾りには向かん」 公開婚約破棄。 それならば、とレイナは微笑む。 「では業務も終了でよろしいですね?」 王太子が望んだ通り、 彼女は“確認”をやめた。 保証を外し、責任を返し、 そして最後に―― 「ご確認を」と差し出した書類に、 彼は何も読まずに署名した。 国は契約で成り立っている。 確認しない者に、王の資格はない。 働きたくない公爵令嬢と、 責任を理解しなかった王太子。 静かな契約ざまぁ劇、開幕。 ---

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!

ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。 ※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。

赤貧令嬢の借金返済契約

夏菜しの
恋愛
 大病を患った父の治療費がかさみ膨れ上がる借金。  いよいよ返す見込みが無くなった頃。父より爵位と領地を返還すれば借金は国が肩代わりしてくれると聞かされる。  クリスタは病床の父に代わり爵位を返還する為に一人で王都へ向かった。  王宮の中で会ったのは見た目は良いけど傍若無人な大貴族シリル。  彼は令嬢の過激なアプローチに困っていると言い、クリスタに婚約者のフリをしてくれるように依頼してきた。  それを条件に父の医療費に加えて、借金を肩代わりしてくれると言われてクリスタはその契約を承諾する。  赤貧令嬢クリスタと大貴族シリルのお話です。

処理中です...