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国王誕生日
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アンゴラス帝国 帝都キャルツ
毎年、国王誕生日になると催し物が出され、道端は屋台で埋め尽くされる。その隙間を子供達が駆け巡る。
「次は、アイス食べよ。アイスどこかな?」アリシアがクローディアを引っ張りながら言う。
「ちょっと休憩しよ。食べ過ぎたのに走りすぎて…。気持ち悪い。」クローディアはうずくまる。
「何言ってるの?まだ、全然食べてないじゃん。」
「あんだけ食べといてよくそんなことが言えるわね。」クローディアは呆れる。
「食べ物が嫌なら…。あの屋台はどう?」アリシアは1つの屋台を指差す。黒弓危機一発と書かれている。
「何あれ?すごい列だね。」クローディアは首をかしげる。
「面白そう。行ってみよ♪」クローディアを引っ張りながらアリシアは走り出す。
「えっ、一回1800ガレスって書いてない?高っ!」
----------------------
屋台にはたくさんの矢、奴隷の入った樽があった。樽には小さい穴があり、その周りに矢が何本か刺さっている。
「おじさん、これどうやるの?」アリシアが言う。。
「お嬢ちゃんの客とは珍らしいのぉ。矢をあの樽に射って、奴隷に刺さればお嬢ちゃんの勝ち。賞品獲得じゃ。」年配の男は言う。
「簡単じゃん。」アリシアが言う。
「そーかな、穴小さすぎない?」
「賞品って何?」クローディアが聞く。
「これじゃよ。」男は台の上に乗った杖を持ち上げる。
「これは!もしかして…」
「そうじゃ。デュラン社製の杖、グウェイン377じゃ。」
「本物?本当に本物?」二人はすかさず聞く。
「もちろんじゃ。偽物を使ったとなれば2度と商売が出来なくなるからのぉ。」老人は言う。
「樽に鉄板の無いところって本当にあるんだよね。」クローディアが言う。
「もちろんじゃ。終わったあと確認してもよいぞ。」
「よーし、まず私からね♪どこかな?どこかな?」いつの間にか剣を取ったアリシアが笑顔を覗かせ迷っている。
「止めてくれ、頼む。止めてくれ。故郷に子供を残して来たんだ。死にたくない。お願いだ。」男は汗と涙を浮かべ懇願する。
「お嬢ちゃん、がんばれー」
「屋台を破産させてやんな!」野次馬がこえをかける。
「ここだ!てりゃっ!」アリシアが掛け声と共に矢を放つが…
「ボスッ」と鈍い音がして矢は樽に刺さる。
「うゎーー。ガックリ。」アリシアのテンションがみるみる下がっていく。
「次は私だね。」クローディアが弓を取る。
「外せー。外せー。」アリシアが言う。
「うるさいアリシア。それ!」勢いよく矢が放たれる。そして
「ジュパッ」と何かが切れる音がする。
「えっ!」クローディアは目をひんむいて驚く。樽の中の奴隷は口から血を吐き、白目を剥いて痙攣している。
「やったー!」クローディアは喜びのあまり雄叫びををあげる。周りから歓声が起こる。
「おお、おめでとう。もう賞品を持ってかれるとはな。」老人が少し残念そうに言う。
「どうぞ!」クローディアは杖を受けとる。
「いいな、いいな、ちょっと触らせて。」アリシアが杖を触ろうとする。
「だめ。」体を捻り、それをかわす。
「クローディアのケチ。」
「ケチで結構。ああ、もうこんな時間だよ。早く行かなきゃ始まっちゃう。」
「まぁ、野蛮人の死ぬとこが見れたってだけで我慢してあげるか。」二人は魔道灯の照らす道を再び歩き始めるのだった。
----------------------
すっかり暗くなり窓からの光と魔道灯のみが道を照らす。しかし、それはメインイベントが始まるまでのことだ。
「ほわぁーー、綺麗♪」
「ホント!」帝都各所より爛々と輝く炎の玉が打ち上げられる。それはまるで暗闇に咲く華のようであった。
「ねぇ、アリシア。私ね引っ越すことになったんだ。」クローディアはとうとう話を切り出す。
「えっ!嘘、嘘だよね!また私を驚かそうとしてるんでしょ。もうその手には乗らないってば。」アリシアは言う。しかし、クローディアは首を横に振る。
「本当なの。お父様が失脚して、どこかの衛星国に左遷されるみたいなの。だから、だから…」クローディアは言葉を紡ごうとするが、それは叶わない。
「やだよ、やだよ!クローディア、どこにも行かないで!」アリシアも泣き出し始める。
「アリシア、これをあげるわ。欲しかったんでしょ。私の分身だと思って大事にしてね。」クローディアはもらったばかりの杖を差し出す。
「こんな杖よりクローディアの方がいいよ!」アリシアら泣きじゃくる。
「ごめんね、クローディア。今日のことは絶対忘れないわ。」
「ちょっと待ってね。」アリシアはポケットの中を漁り始める。
「あった!クローディアはこれを私の分身だと想ってね!」アリシアはネックレスをクローディアに押し付けながら言う。
「何でネックレスなんて持ち歩いてるのよ?それに大人のサイズじゃない。」クローディアは首をかしげる。
「お母様の形見なの。大事にしてね!」アリシアは泣くのを止め、無理やり笑顔を作って言う。
「何考えてるのよ!こんなの受けとれないわよ!」
「ううん。クローディアに持っていて欲しいの。お願い。受け取って!」クローディアは少し考えた後で言う。
「じゃあ、お互い一時的に預かっておくっていうのはどう?また会えた日に交換するってことで。」
「それいいね!絶対また会おうね!約束だよ♪」アリシアは涙を拭きながら言う。
「うん、約束。ただ、会う前にアリシアが杖を壊してしまいそうで怖いわね。」クローディアが笑いながら言う。
「何よそれー。」アリシアは頬を膨らませながら言う。少女達の上には、きらびやかな炎が輝いていた。
-----------------------
リジー邸
「ただいま。本当に長い式典だったよ。あれ、アリシアは?」毎日帰ってくると飛び付いてくるというのに。少し大人になってしまったのだろうか?少し寂しい。
「ご級友が引っ越してしまわれるとのことで、寝室で布団を被って泣いております。」家令のエーブラハムが答える。
「そうか。かわいそうに…。」
「私もなんとかしようとはしたのですが…」エーブラハムが言う。
「分かっているさ、娘を励ますのは親の役目だ。」リジーはアリシアの寝室へ足早に向かう。
------------------------
「アリシア、入るよ。」リジーは扉を開ける。
白で統一された可愛らしい家具が並ぶ綺麗な部屋。猫足のついた白いベッドの上に大きく膨らんだ布団がある。
「お父様、うわーーん」布団が空を飛び、中から小さな生き物が飛び出してくる。
「アリシア、聞いたよ。大変だったんだね。」リジーはアリシアを抱き締めながら言う。
「ウグッ!グスン!クローディアのお父様が左遷させられるんだって。お父様の力で何とか出来ないの?」アリシアはリジーの目をジーっと見つめる。
「内務省関連ならなんとかできないこともないけど…」娘の要望で人事を変えるなんてことあってはならないが、こんな顔で見つめられれば仕方がない。
「軍務相のアイルって人みたい。なんとかできない?」つぶらな瞳をこちらに向けてくる。しかし、そればかりはどうにもできない。
「アイルの失敗のせいで、沢山の人が死んじゃったんだ。それに皇帝陛下直々のご命令なんだ。残念だけど、お父さんには何にもできない。」アリシアの目元にまた涙が溜まり始める。
「うわーーん」
「ごめんよ、アリシア。」アリシアがアイルの子供と親友だともっと早くに知っていれば。全ては後の祭りだ。
「私とアリシアの仲を引き裂くだなんて…。皇帝陛下なんて大嫌い!」アリシアは大声で叫ぶ。
「そんな事言ってはいけないよアリシア。今日はフルーツタルトがまだ残ってたね。一緒に食べよう。」リジーは機嫌をとろうとするがアリシアはまた布団の中に潜り込んでしまった。アリシアは丸2日間すね続けた。大量の宿題のが課せられていることを思い出したのは、登校中のことだった。
毎年、国王誕生日になると催し物が出され、道端は屋台で埋め尽くされる。その隙間を子供達が駆け巡る。
「次は、アイス食べよ。アイスどこかな?」アリシアがクローディアを引っ張りながら言う。
「ちょっと休憩しよ。食べ過ぎたのに走りすぎて…。気持ち悪い。」クローディアはうずくまる。
「何言ってるの?まだ、全然食べてないじゃん。」
「あんだけ食べといてよくそんなことが言えるわね。」クローディアは呆れる。
「食べ物が嫌なら…。あの屋台はどう?」アリシアは1つの屋台を指差す。黒弓危機一発と書かれている。
「何あれ?すごい列だね。」クローディアは首をかしげる。
「面白そう。行ってみよ♪」クローディアを引っ張りながらアリシアは走り出す。
「えっ、一回1800ガレスって書いてない?高っ!」
----------------------
屋台にはたくさんの矢、奴隷の入った樽があった。樽には小さい穴があり、その周りに矢が何本か刺さっている。
「おじさん、これどうやるの?」アリシアが言う。。
「お嬢ちゃんの客とは珍らしいのぉ。矢をあの樽に射って、奴隷に刺さればお嬢ちゃんの勝ち。賞品獲得じゃ。」年配の男は言う。
「簡単じゃん。」アリシアが言う。
「そーかな、穴小さすぎない?」
「賞品って何?」クローディアが聞く。
「これじゃよ。」男は台の上に乗った杖を持ち上げる。
「これは!もしかして…」
「そうじゃ。デュラン社製の杖、グウェイン377じゃ。」
「本物?本当に本物?」二人はすかさず聞く。
「もちろんじゃ。偽物を使ったとなれば2度と商売が出来なくなるからのぉ。」老人は言う。
「樽に鉄板の無いところって本当にあるんだよね。」クローディアが言う。
「もちろんじゃ。終わったあと確認してもよいぞ。」
「よーし、まず私からね♪どこかな?どこかな?」いつの間にか剣を取ったアリシアが笑顔を覗かせ迷っている。
「止めてくれ、頼む。止めてくれ。故郷に子供を残して来たんだ。死にたくない。お願いだ。」男は汗と涙を浮かべ懇願する。
「お嬢ちゃん、がんばれー」
「屋台を破産させてやんな!」野次馬がこえをかける。
「ここだ!てりゃっ!」アリシアが掛け声と共に矢を放つが…
「ボスッ」と鈍い音がして矢は樽に刺さる。
「うゎーー。ガックリ。」アリシアのテンションがみるみる下がっていく。
「次は私だね。」クローディアが弓を取る。
「外せー。外せー。」アリシアが言う。
「うるさいアリシア。それ!」勢いよく矢が放たれる。そして
「ジュパッ」と何かが切れる音がする。
「えっ!」クローディアは目をひんむいて驚く。樽の中の奴隷は口から血を吐き、白目を剥いて痙攣している。
「やったー!」クローディアは喜びのあまり雄叫びををあげる。周りから歓声が起こる。
「おお、おめでとう。もう賞品を持ってかれるとはな。」老人が少し残念そうに言う。
「どうぞ!」クローディアは杖を受けとる。
「いいな、いいな、ちょっと触らせて。」アリシアが杖を触ろうとする。
「だめ。」体を捻り、それをかわす。
「クローディアのケチ。」
「ケチで結構。ああ、もうこんな時間だよ。早く行かなきゃ始まっちゃう。」
「まぁ、野蛮人の死ぬとこが見れたってだけで我慢してあげるか。」二人は魔道灯の照らす道を再び歩き始めるのだった。
----------------------
すっかり暗くなり窓からの光と魔道灯のみが道を照らす。しかし、それはメインイベントが始まるまでのことだ。
「ほわぁーー、綺麗♪」
「ホント!」帝都各所より爛々と輝く炎の玉が打ち上げられる。それはまるで暗闇に咲く華のようであった。
「ねぇ、アリシア。私ね引っ越すことになったんだ。」クローディアはとうとう話を切り出す。
「えっ!嘘、嘘だよね!また私を驚かそうとしてるんでしょ。もうその手には乗らないってば。」アリシアは言う。しかし、クローディアは首を横に振る。
「本当なの。お父様が失脚して、どこかの衛星国に左遷されるみたいなの。だから、だから…」クローディアは言葉を紡ごうとするが、それは叶わない。
「やだよ、やだよ!クローディア、どこにも行かないで!」アリシアも泣き出し始める。
「アリシア、これをあげるわ。欲しかったんでしょ。私の分身だと思って大事にしてね。」クローディアはもらったばかりの杖を差し出す。
「こんな杖よりクローディアの方がいいよ!」アリシアら泣きじゃくる。
「ごめんね、クローディア。今日のことは絶対忘れないわ。」
「ちょっと待ってね。」アリシアはポケットの中を漁り始める。
「あった!クローディアはこれを私の分身だと想ってね!」アリシアはネックレスをクローディアに押し付けながら言う。
「何でネックレスなんて持ち歩いてるのよ?それに大人のサイズじゃない。」クローディアは首をかしげる。
「お母様の形見なの。大事にしてね!」アリシアは泣くのを止め、無理やり笑顔を作って言う。
「何考えてるのよ!こんなの受けとれないわよ!」
「ううん。クローディアに持っていて欲しいの。お願い。受け取って!」クローディアは少し考えた後で言う。
「じゃあ、お互い一時的に預かっておくっていうのはどう?また会えた日に交換するってことで。」
「それいいね!絶対また会おうね!約束だよ♪」アリシアは涙を拭きながら言う。
「うん、約束。ただ、会う前にアリシアが杖を壊してしまいそうで怖いわね。」クローディアが笑いながら言う。
「何よそれー。」アリシアは頬を膨らませながら言う。少女達の上には、きらびやかな炎が輝いていた。
-----------------------
リジー邸
「ただいま。本当に長い式典だったよ。あれ、アリシアは?」毎日帰ってくると飛び付いてくるというのに。少し大人になってしまったのだろうか?少し寂しい。
「ご級友が引っ越してしまわれるとのことで、寝室で布団を被って泣いております。」家令のエーブラハムが答える。
「そうか。かわいそうに…。」
「私もなんとかしようとはしたのですが…」エーブラハムが言う。
「分かっているさ、娘を励ますのは親の役目だ。」リジーはアリシアの寝室へ足早に向かう。
------------------------
「アリシア、入るよ。」リジーは扉を開ける。
白で統一された可愛らしい家具が並ぶ綺麗な部屋。猫足のついた白いベッドの上に大きく膨らんだ布団がある。
「お父様、うわーーん」布団が空を飛び、中から小さな生き物が飛び出してくる。
「アリシア、聞いたよ。大変だったんだね。」リジーはアリシアを抱き締めながら言う。
「ウグッ!グスン!クローディアのお父様が左遷させられるんだって。お父様の力で何とか出来ないの?」アリシアはリジーの目をジーっと見つめる。
「内務省関連ならなんとかできないこともないけど…」娘の要望で人事を変えるなんてことあってはならないが、こんな顔で見つめられれば仕方がない。
「軍務相のアイルって人みたい。なんとかできない?」つぶらな瞳をこちらに向けてくる。しかし、そればかりはどうにもできない。
「アイルの失敗のせいで、沢山の人が死んじゃったんだ。それに皇帝陛下直々のご命令なんだ。残念だけど、お父さんには何にもできない。」アリシアの目元にまた涙が溜まり始める。
「うわーーん」
「ごめんよ、アリシア。」アリシアがアイルの子供と親友だともっと早くに知っていれば。全ては後の祭りだ。
「私とアリシアの仲を引き裂くだなんて…。皇帝陛下なんて大嫌い!」アリシアは大声で叫ぶ。
「そんな事言ってはいけないよアリシア。今日はフルーツタルトがまだ残ってたね。一緒に食べよう。」リジーは機嫌をとろうとするがアリシアはまた布団の中に潜り込んでしまった。アリシアは丸2日間すね続けた。大量の宿題のが課せられていることを思い出したのは、登校中のことだった。
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