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まだまだ田辺翔一
自然災害の乱
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自然災害の授業。
田辺「はい。ではこれより自然災害の授業をはじめます。大変申し訳ないのですが先生は原子力発電には反対していません。以上です。文句のある生徒はこちらまでお電話ください。070-127......」
井田「ちょいたんまー。なんで原発に賛成なんだよー。先生は原発がどれだけ危ないか知らないのかよー。」
田辺「井田よ。私は賛成とも言っていないぞ...お前の耳はどこについている。朝玄関にでも置き忘れたのか?」
坂井「私も原発には反対だわ...地震大国の日本にこれだけ原発があるのはおかしいことだわ...」
田辺「坂井。お前が好きだ。愛している。結婚しよう。子供は2人欲しい。ただその前になぜ原発に反対するのかお前の意見を聞こう。内容によっては婚約破棄する。」
坂井「..なんで私達結婚することになってるのよ...それに..リスクが高いからよ。それだけだわ。」
田辺「なるほどな。じゃあつまるところ反対派の意見が増えれば君たちはこの国から原発がいずれはなくなると...そう考えているわけだな?では訪ねよう。今現在日本では原発がほとんど稼働停止になっている。しかし原発自体はまだある。54基だ。しかも大地震がいつおきてもおかしくない。どうすればいい。答えろ井田。4文字で。」
井田「.....がんばる..?」
中田「はい!先生!」
田辺「what?nakayan.」
中田「お母さんが不倫しました!」
田辺「先生とだ。原発事故はまたどこかで起きる。今年中にまた起こるだろう。しかし前向きに考えるならば答えは「がんばる」ではない。自然エネルギーにシフトすることを考えることだ。」
井田「なんで俺だけ4文字なんだよー」
坂井「そうね..電気も個人で買う時代になってるしね..」
澤「でも...また大きい地震が来ちゃったら..先生..私こわいです..」
田辺「澤..先生も地震こわいよ..でも来るものはきちゃうんだ..防ぎようがないんだよ。今のうちにスクワットして備えておきなさい。」
坂井「南海トラフ地震はいつおきてもおかしくないと言われているわ。」
井田「どうすんだよー。俺まだ死にたくねぇよー。どうにかしてくれよ先生ー。」
田辺「いいか豚ども。何かあったときにお前たちは大人を頼ろうとする。それは大いに結構。しかしだ。大人という生き物と君たち高校生との違いはなんだ。長く生きているか否かの違いだけだぞ。それもたかだか10年か20年の違いだけ...大人のほうがより答えを知っているような気がするか?大人の方がより怖いものがないように見えるか?答えはNOだ。君たちと何も変わらない。もっと言えば君たち高校生より我々大人の方が臆病だ。そして愚かだ。」
坂井「....豚どもが気になって他の言葉があまり耳に入らなかったけれど...そうね..たしかに..それに私たちももう高校2年生。17歳と言えばもう立派な大人だわ。」
田辺「女子生徒はいまのうち災害時にも頼れるイケメンでタフガイな彼氏を作っておくといいよ。ストリートファイター2でいうところのザンギエフといったところかな。男子生徒はそれに応えられるよう今のうちにライザップに通っておきなさい。私はその間に海外に避難しておくよ。これで自然災害の授業は終わりだ。失礼する。」
これにて自然災害の乱は無事
幕を閉じたのでした。
めでたしめでたし。
田辺「はい。ではこれより自然災害の授業をはじめます。大変申し訳ないのですが先生は原子力発電には反対していません。以上です。文句のある生徒はこちらまでお電話ください。070-127......」
井田「ちょいたんまー。なんで原発に賛成なんだよー。先生は原発がどれだけ危ないか知らないのかよー。」
田辺「井田よ。私は賛成とも言っていないぞ...お前の耳はどこについている。朝玄関にでも置き忘れたのか?」
坂井「私も原発には反対だわ...地震大国の日本にこれだけ原発があるのはおかしいことだわ...」
田辺「坂井。お前が好きだ。愛している。結婚しよう。子供は2人欲しい。ただその前になぜ原発に反対するのかお前の意見を聞こう。内容によっては婚約破棄する。」
坂井「..なんで私達結婚することになってるのよ...それに..リスクが高いからよ。それだけだわ。」
田辺「なるほどな。じゃあつまるところ反対派の意見が増えれば君たちはこの国から原発がいずれはなくなると...そう考えているわけだな?では訪ねよう。今現在日本では原発がほとんど稼働停止になっている。しかし原発自体はまだある。54基だ。しかも大地震がいつおきてもおかしくない。どうすればいい。答えろ井田。4文字で。」
井田「.....がんばる..?」
中田「はい!先生!」
田辺「what?nakayan.」
中田「お母さんが不倫しました!」
田辺「先生とだ。原発事故はまたどこかで起きる。今年中にまた起こるだろう。しかし前向きに考えるならば答えは「がんばる」ではない。自然エネルギーにシフトすることを考えることだ。」
井田「なんで俺だけ4文字なんだよー」
坂井「そうね..電気も個人で買う時代になってるしね..」
澤「でも...また大きい地震が来ちゃったら..先生..私こわいです..」
田辺「澤..先生も地震こわいよ..でも来るものはきちゃうんだ..防ぎようがないんだよ。今のうちにスクワットして備えておきなさい。」
坂井「南海トラフ地震はいつおきてもおかしくないと言われているわ。」
井田「どうすんだよー。俺まだ死にたくねぇよー。どうにかしてくれよ先生ー。」
田辺「いいか豚ども。何かあったときにお前たちは大人を頼ろうとする。それは大いに結構。しかしだ。大人という生き物と君たち高校生との違いはなんだ。長く生きているか否かの違いだけだぞ。それもたかだか10年か20年の違いだけ...大人のほうがより答えを知っているような気がするか?大人の方がより怖いものがないように見えるか?答えはNOだ。君たちと何も変わらない。もっと言えば君たち高校生より我々大人の方が臆病だ。そして愚かだ。」
坂井「....豚どもが気になって他の言葉があまり耳に入らなかったけれど...そうね..たしかに..それに私たちももう高校2年生。17歳と言えばもう立派な大人だわ。」
田辺「女子生徒はいまのうち災害時にも頼れるイケメンでタフガイな彼氏を作っておくといいよ。ストリートファイター2でいうところのザンギエフといったところかな。男子生徒はそれに応えられるよう今のうちにライザップに通っておきなさい。私はその間に海外に避難しておくよ。これで自然災害の授業は終わりだ。失礼する。」
これにて自然災害の乱は無事
幕を閉じたのでした。
めでたしめでたし。
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