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まだまだ田辺翔一
アルバイトの乱
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アルバイトの授業。
田辺「みなさんこんにちわ。これよりアルバイトの授業をはじめます。先生は絶対に誰にも言わないので校則をやぶり隠れてアルバイトをしている生徒は今すぐ挙手してください。」
井田「誰が言うかよー。先生ばかじゃーん。」
坂井「先生...残念だけど今年度からうちの学校ではアルバイトがOKになったのよ。だから生徒の弱味は握れないわ..残念だったわね。私もファミリーレストランでアルバイトをはじめたわ。」
田辺「坂井。どこでやっている。おまえのウェイター姿を見なければ俺はあの世へは行けない。」
澤「わたしもアルバイトはじめたんですよ!コンビニエンスストアで..先生は私のレジ姿...興味ないですか..?」
田辺「いいか、澤。男という生き物は2番目に好きな女にアプローチをかけるものなんだ。本命の女子には照れてそっけない態度をとるものなんだよ。おぼえておきなさい。」
坂井「....そんなの聞いたことないわ...それは先生だけでしょ...」
井田「まぁどーでもいいけどよー。それなら俺もアルバイトはじめよっかなー。」
田辺「井田よ。おまえになんのアルバイトができる。お前ができるのはせいぜい劇団のアルバイトでセリフすらもらえない木の役くらいだろう?」
井田「でぇきぃるよぉ~。コンビニに新聞配達、ファミレスだったら接客にキッチンなんでもこなしてやるぜ!」
坂井「アルバイト先では出会いがあるのよ。今年中に彼氏をつくることにしたの...」
田辺「そうか..やはり坂井は他の男のところへ行ってしまうんだな。わかったよ。残念だ。先生寂しい。辛い。涙がでてきた。川に飛び込んでやる。」
井田「泣いてる場合じゃないぞ..好きなら追いかけろよ。他の男に坂井とられちゃうぞ。」
田辺「追いかけはしない。好きにしなさい。お幸せに。」
坂井「...それで本当に好きだっていうの?私が他の男と付き合ってもなんとも思わないわけ?」
田辺「なんだ坂井。もしかしてお前正真正銘の面倒くさいタイプの女か?」
中田「はい!先生!」
田辺「何かようか?中谷。」
中田「ムラムラしてきました!」
田辺「了解。なぜ私が去っていくお前を追いかける...お前の事は好きだ。ゆえに好きに生きろ。以上。」
澤「先生はやきもちとかやかないんですか..?」
田辺「やくぞ。人並みに。だがそれがどうした。それにこう言っては申し訳ないが君たち生徒諸君が付き合う男などたかが知れている。大してかっこよくもなければ男らしくもない駅弁パスタ野郎になぜ私がヤキモチを焼くのだ。目を覚ませ。自惚れるな。」
坂井「なによ...先生よりイケメンで優しい男なんてごまんといるわよ。私はそうゆう人と付き合うわ。」
田辺「そうだぞ坂井。俺よりかっこいいやつなんてごまんといる。それでいい。私は私だ。それでは話を戻そう...私は高校生の時ファミレスで働いていた。しかしあまりにつまみ食いをしすぎて店長に呼ば出されることになり.....澤。座れ。教壇の前に立つなと2時間前坂井に説教していたのを見ていなかったのか。」
澤「....結局先生は坂井さんと私のどっちが好きなんですか...ハッキリさせてください。」
井田「まじかよ..またこのパターンかよ..」
田辺「教壇のまえに立って先生を困らそうとするのは最近の女子生徒たちの流行りか...?幼稚すぎるぞ。かまってくれないからとドアの前でおしっこをひっかけ気を引こうとする猫と同レベルだ。座れ、澤。」
澤「幼稚なのは先生の方でしょ...なんでその年にもなって女子の気持ちもわからないんですか..身のほどしらず!このボンクラ教師!」
井田「あーぁ...モテる男はつらいねぇ..」
田辺「モテるだと....勘違いするなよ...私は1ミクロンもモテなんかしない。ゆえに女子生徒の気持ちなどわからん。以上です。質問はあるか。」
澤「...先生が坂井さんより私のことを好きと言ってくれるまで私はここをどきません。ついでに抱きしめてください。」
井田「おい..澤のやつ正気か...坂井...さっきまでお前もあいつと同じことやってたんだぞ。」
坂井「わ、私は抱きしめてなんて言ってないわよ...それに私が怒る理由の方がよっぽど正当な理由だわ..」
田辺「澤。よく聞け。言ってる内容が女子ぽくて可愛く聞こえるがこれは脅迫だ。抱きしめろ。抱きしめなければこの建物もろとも爆破する。私にはそう聞こえる。これは立派なテロ行為だ。いよいよ国のテロ対策本部がだまっていないぞ。」
井田「抱きしめて収束すんならテロでもなんでもいいじゃん..w」
澤「て、テロだなんて...ひどい......うぅ..うわーーーん!!」
井田「あぁ.....しらね...」
澤は席についた。
田辺「えー最近教壇のまえに立ちはだかり授業を妨害するという悪質なテロ行為が増えてきていますがよい子のみんなは絶対に真似しないように。これでアルバイトの授業を終わります。では失礼する。」
これにてアルバイトの乱は無事?
幕を閉じたのでした。
めでたしめでたし。
田辺「みなさんこんにちわ。これよりアルバイトの授業をはじめます。先生は絶対に誰にも言わないので校則をやぶり隠れてアルバイトをしている生徒は今すぐ挙手してください。」
井田「誰が言うかよー。先生ばかじゃーん。」
坂井「先生...残念だけど今年度からうちの学校ではアルバイトがOKになったのよ。だから生徒の弱味は握れないわ..残念だったわね。私もファミリーレストランでアルバイトをはじめたわ。」
田辺「坂井。どこでやっている。おまえのウェイター姿を見なければ俺はあの世へは行けない。」
澤「わたしもアルバイトはじめたんですよ!コンビニエンスストアで..先生は私のレジ姿...興味ないですか..?」
田辺「いいか、澤。男という生き物は2番目に好きな女にアプローチをかけるものなんだ。本命の女子には照れてそっけない態度をとるものなんだよ。おぼえておきなさい。」
坂井「....そんなの聞いたことないわ...それは先生だけでしょ...」
井田「まぁどーでもいいけどよー。それなら俺もアルバイトはじめよっかなー。」
田辺「井田よ。おまえになんのアルバイトができる。お前ができるのはせいぜい劇団のアルバイトでセリフすらもらえない木の役くらいだろう?」
井田「でぇきぃるよぉ~。コンビニに新聞配達、ファミレスだったら接客にキッチンなんでもこなしてやるぜ!」
坂井「アルバイト先では出会いがあるのよ。今年中に彼氏をつくることにしたの...」
田辺「そうか..やはり坂井は他の男のところへ行ってしまうんだな。わかったよ。残念だ。先生寂しい。辛い。涙がでてきた。川に飛び込んでやる。」
井田「泣いてる場合じゃないぞ..好きなら追いかけろよ。他の男に坂井とられちゃうぞ。」
田辺「追いかけはしない。好きにしなさい。お幸せに。」
坂井「...それで本当に好きだっていうの?私が他の男と付き合ってもなんとも思わないわけ?」
田辺「なんだ坂井。もしかしてお前正真正銘の面倒くさいタイプの女か?」
中田「はい!先生!」
田辺「何かようか?中谷。」
中田「ムラムラしてきました!」
田辺「了解。なぜ私が去っていくお前を追いかける...お前の事は好きだ。ゆえに好きに生きろ。以上。」
澤「先生はやきもちとかやかないんですか..?」
田辺「やくぞ。人並みに。だがそれがどうした。それにこう言っては申し訳ないが君たち生徒諸君が付き合う男などたかが知れている。大してかっこよくもなければ男らしくもない駅弁パスタ野郎になぜ私がヤキモチを焼くのだ。目を覚ませ。自惚れるな。」
坂井「なによ...先生よりイケメンで優しい男なんてごまんといるわよ。私はそうゆう人と付き合うわ。」
田辺「そうだぞ坂井。俺よりかっこいいやつなんてごまんといる。それでいい。私は私だ。それでは話を戻そう...私は高校生の時ファミレスで働いていた。しかしあまりにつまみ食いをしすぎて店長に呼ば出されることになり.....澤。座れ。教壇の前に立つなと2時間前坂井に説教していたのを見ていなかったのか。」
澤「....結局先生は坂井さんと私のどっちが好きなんですか...ハッキリさせてください。」
井田「まじかよ..またこのパターンかよ..」
田辺「教壇のまえに立って先生を困らそうとするのは最近の女子生徒たちの流行りか...?幼稚すぎるぞ。かまってくれないからとドアの前でおしっこをひっかけ気を引こうとする猫と同レベルだ。座れ、澤。」
澤「幼稚なのは先生の方でしょ...なんでその年にもなって女子の気持ちもわからないんですか..身のほどしらず!このボンクラ教師!」
井田「あーぁ...モテる男はつらいねぇ..」
田辺「モテるだと....勘違いするなよ...私は1ミクロンもモテなんかしない。ゆえに女子生徒の気持ちなどわからん。以上です。質問はあるか。」
澤「...先生が坂井さんより私のことを好きと言ってくれるまで私はここをどきません。ついでに抱きしめてください。」
井田「おい..澤のやつ正気か...坂井...さっきまでお前もあいつと同じことやってたんだぞ。」
坂井「わ、私は抱きしめてなんて言ってないわよ...それに私が怒る理由の方がよっぽど正当な理由だわ..」
田辺「澤。よく聞け。言ってる内容が女子ぽくて可愛く聞こえるがこれは脅迫だ。抱きしめろ。抱きしめなければこの建物もろとも爆破する。私にはそう聞こえる。これは立派なテロ行為だ。いよいよ国のテロ対策本部がだまっていないぞ。」
井田「抱きしめて収束すんならテロでもなんでもいいじゃん..w」
澤「て、テロだなんて...ひどい......うぅ..うわーーーん!!」
井田「あぁ.....しらね...」
澤は席についた。
田辺「えー最近教壇のまえに立ちはだかり授業を妨害するという悪質なテロ行為が増えてきていますがよい子のみんなは絶対に真似しないように。これでアルバイトの授業を終わります。では失礼する。」
これにてアルバイトの乱は無事?
幕を閉じたのでした。
めでたしめでたし。
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