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やっぱり田辺翔一
幸福の乱
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幸福の授業。
田辺「ではこれより幸福の授業を始めます。唐突ですが先生はモテたいです。どうしたらいい。答えろ。井田。」
井田「もうもててんぢゃん。以上です。質問はあるか。」
田辺「井田よ...私の真似をするなら完全に似せたまえよ...クォリティが低すぎる」
坂井「先生はなんでモテたいのかしら...?モテたいっていう表現あまりにも抽象的すぎるわ...それにモテたいっていうのは女子生徒からってことで間違いないかしら...?」
田辺「さすがだ。坂井。素晴らしいクエスチョンだ。そう、なぜモテたいかというと先生は幸せになりたいからだ。あるいは女子生徒にモテるといい気分になれそうだからモテたいと言った。しかしな、実際モテるのと幸せになれることに関係はあるのか?どうだ。井田よ。」
井田「知らねーよー..,俺もてたことねぇもん...けどもしも彼女が何人もいたらとか考えたら...そりゃあ今よりは楽しいしいい気分になれんじゃねーかなぁ??」
田辺「よろしい。いいか井田よ。何人も彼女がいたら...あるいはお金もち等になったら幸せになれると我々人間は考える。しかしだ。お金もちになったこともない人間が金持ちが幸せだとなぜ言い切れる。ハッキリ言おう。所詮モテたら、金もちになったら幸せになれるなんていうのは今幸せを感じていない人間の勝手なイメージに過ぎない。空想だ。」
澤「勝手なイメージかもしれないですけど...でも私はお金持ちになりたいしモテモテにもなりたいんです!男の子からも女の子からも....」
田辺「澤よ。心配することなかれ。それは私も同じだ。私も金もちになりたいしモテモテになりたいぞ。」
井田「で..どうすんだよ。どうやって幸せになんの?宝くじ当てるまで根気強く買い続けろってことか?」
坂井「...でなんで今の話しを聞いて宝くじになるのよ...先生の話しきいてたの?」
井田「いやいや冗談だよ...でもそれじゃあうちらは幸せになんてなれないって言われてるような気がしてさぁ..」
田辺「幸せになりたいのか。井田よ。なら笑え。今すぐに。」
井田「お、おう..今すぐにか..ちょっと待ってよ..今すぐは無理だから家帰ったらテレビ見て笑うことにすることにするよ..」
田辺「そうか。別に構わんがお前はバラエティー番組を見ないと笑うことができないと言いたいんだな。残念だがそれでは遅い。学校が終わり家でテレビをつけるまであと何時間あると思ってる。まだ2時限目だぞ。それまでの時間お前は笑うこともなくただ死んだように不幸な気分で過ごすと言いたいんだな?」
井田「それはねぇーぜ。休み時間になったら友達と騒ぐし~。」
坂井「なんてゆうか先生の言いたい核心はなんなの?幸せになるのはそんなに難しいことじゃないと言いたいのかしら?」
田辺「では逆に聞くが幸せになるのは難しいのか?お前にとって幸せとはなんだ。ハンサムな駅弁パスタボーイと結婚することか?それよりも今なにか幸せな気分を味わえることをした方がずっと楽だと私は思うのだが。」
坂井「私は駅弁パスタボーイと結婚しなくても幸せな生き方を選ぶわよ..それにそんな変な名前の人と生きていくつもりもないけど...」
澤「でも私は将来結婚してお嫁さんになりたいと思ってるんです..」
田辺「かまわんよ。なんなら先生が相手に...」
中田「はい!先生!」
田辺「なんだ。」
中田「おじいちゃんが昨日麻薬デビューしました!」
田辺「それについては言及しない。では話を戻そう...テーマは幸福論だ。君たちは幸せになりたいと考える。だから一生懸命勉強しているわけだな。大学に行くために..資格を取って職業の選択肢を広げるために...そうやって私たちは幸せのために『何か』を目指している。それが自分磨きだってあり得るね。異性にモテるためにとか...」
坂井「私たちには目標や目的があるわ。それがたとえ学業と関係なくてもね...幸せを掴みたいから頑張るようなものね。」
田辺「結構です。最後に言うことがあるとすれば...青い鳥を私たちは捕まえたいんです。理由は幸せになりたいからです。笑いたいからです。時としてお金が無ければ笑うことすらできない。いいか?坂井。笑え。今すぐに。そうすればわざわざ偏差値の高い学校に合格しなくても幸せな気分になれるよ。では幸福の授業を終わります。失礼するよ。」
田辺「ではこれより幸福の授業を始めます。唐突ですが先生はモテたいです。どうしたらいい。答えろ。井田。」
井田「もうもててんぢゃん。以上です。質問はあるか。」
田辺「井田よ...私の真似をするなら完全に似せたまえよ...クォリティが低すぎる」
坂井「先生はなんでモテたいのかしら...?モテたいっていう表現あまりにも抽象的すぎるわ...それにモテたいっていうのは女子生徒からってことで間違いないかしら...?」
田辺「さすがだ。坂井。素晴らしいクエスチョンだ。そう、なぜモテたいかというと先生は幸せになりたいからだ。あるいは女子生徒にモテるといい気分になれそうだからモテたいと言った。しかしな、実際モテるのと幸せになれることに関係はあるのか?どうだ。井田よ。」
井田「知らねーよー..,俺もてたことねぇもん...けどもしも彼女が何人もいたらとか考えたら...そりゃあ今よりは楽しいしいい気分になれんじゃねーかなぁ??」
田辺「よろしい。いいか井田よ。何人も彼女がいたら...あるいはお金もち等になったら幸せになれると我々人間は考える。しかしだ。お金もちになったこともない人間が金持ちが幸せだとなぜ言い切れる。ハッキリ言おう。所詮モテたら、金もちになったら幸せになれるなんていうのは今幸せを感じていない人間の勝手なイメージに過ぎない。空想だ。」
澤「勝手なイメージかもしれないですけど...でも私はお金持ちになりたいしモテモテにもなりたいんです!男の子からも女の子からも....」
田辺「澤よ。心配することなかれ。それは私も同じだ。私も金もちになりたいしモテモテになりたいぞ。」
井田「で..どうすんだよ。どうやって幸せになんの?宝くじ当てるまで根気強く買い続けろってことか?」
坂井「...でなんで今の話しを聞いて宝くじになるのよ...先生の話しきいてたの?」
井田「いやいや冗談だよ...でもそれじゃあうちらは幸せになんてなれないって言われてるような気がしてさぁ..」
田辺「幸せになりたいのか。井田よ。なら笑え。今すぐに。」
井田「お、おう..今すぐにか..ちょっと待ってよ..今すぐは無理だから家帰ったらテレビ見て笑うことにすることにするよ..」
田辺「そうか。別に構わんがお前はバラエティー番組を見ないと笑うことができないと言いたいんだな。残念だがそれでは遅い。学校が終わり家でテレビをつけるまであと何時間あると思ってる。まだ2時限目だぞ。それまでの時間お前は笑うこともなくただ死んだように不幸な気分で過ごすと言いたいんだな?」
井田「それはねぇーぜ。休み時間になったら友達と騒ぐし~。」
坂井「なんてゆうか先生の言いたい核心はなんなの?幸せになるのはそんなに難しいことじゃないと言いたいのかしら?」
田辺「では逆に聞くが幸せになるのは難しいのか?お前にとって幸せとはなんだ。ハンサムな駅弁パスタボーイと結婚することか?それよりも今なにか幸せな気分を味わえることをした方がずっと楽だと私は思うのだが。」
坂井「私は駅弁パスタボーイと結婚しなくても幸せな生き方を選ぶわよ..それにそんな変な名前の人と生きていくつもりもないけど...」
澤「でも私は将来結婚してお嫁さんになりたいと思ってるんです..」
田辺「かまわんよ。なんなら先生が相手に...」
中田「はい!先生!」
田辺「なんだ。」
中田「おじいちゃんが昨日麻薬デビューしました!」
田辺「それについては言及しない。では話を戻そう...テーマは幸福論だ。君たちは幸せになりたいと考える。だから一生懸命勉強しているわけだな。大学に行くために..資格を取って職業の選択肢を広げるために...そうやって私たちは幸せのために『何か』を目指している。それが自分磨きだってあり得るね。異性にモテるためにとか...」
坂井「私たちには目標や目的があるわ。それがたとえ学業と関係なくてもね...幸せを掴みたいから頑張るようなものね。」
田辺「結構です。最後に言うことがあるとすれば...青い鳥を私たちは捕まえたいんです。理由は幸せになりたいからです。笑いたいからです。時としてお金が無ければ笑うことすらできない。いいか?坂井。笑え。今すぐに。そうすればわざわざ偏差値の高い学校に合格しなくても幸せな気分になれるよ。では幸福の授業を終わります。失礼するよ。」
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