草食系男子の旦那を誘惑してみました

海

「うーみだー！！！」

8月上旬。良い感じに暑く、天候に恵まれやすいこの時期。クラゲが出てくる直前なので、このタイミングを逃すと今年はもう泳げなくなる。

という事で、みっちーの為にめちゃくちゃ際どい水着買っちゃいました！(ドヤ顔)

「……藍華」

「どう！？ムラムラしない！？」

「それ何カップ？B？」

ち   ょ   っ   と   ま   っ   た   。

「なんで私そこまで貧乳設定になってんの？？？おかしいよね？？？ちゃんとFよりのEくらいありますけど？？？」

「ごめんって」

いやーおかしいな、こんなハズじゃなかった。私の予定ではみっちーが「ちょっとそれ露出多すぎ……っ俺の上着貸すから着て？(照)」ってなるハズだったんですけどね。一切照れないしむしろ私を怒らせるという……こいつ、できるっ！

で、みっちーはシンプルに黒色で膝丈まであるフツーの水着か。上は白のパーカー着てるけど。

「んじゃ、そろそろ泳ぐかぁ」

そう言って上着のチャックが解放された瞬間、私は思わず目を疑った。

……腹筋綺麗に割れすぎじゃない！！！？？？てか細マッチョじゃん！！！やだもうどストライク！！！襲いたい！！！

「みっちーは上着必要だよ！」

「は？」

「そんな素晴らしいシックスパックを晒しちゃダメだよ！！！上着で隠さないと！！！理性保てなくなりそう！！！水着最高！！！半裸最強！！！萌える！！！可愛い！！！襲いたい！！！」

ここまで息継ぎ無しの私凄い(自画自賛)

「怖いよおねーさん、あと理性は保て」

「って事でちょっとトイレ行って脱いでくれる？」

「お前襲う気だろ」

「ちっ、バレたか」

「(海の家にいるナンパよりも藍華の方が危険かも……)」