チートな転生農家の息子は悪の公爵を溺愛する

kozzy

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204の裏側で 仲良し兄弟

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「兄さん兄さん、見てよこのお腹。この冬食べすぎて少し太っちゃったよ。母さんがあんまり食べろ食べろって言うから…」

「少しくらいふっくらしてるほうが良いだろ。そういやアレクシもボタンがきついって言ってたな」

「母さん張り切りすぎだって!」
「お前がガリガリになって戻ってきたから心配したんだろ。食ってやれよ」

「分かってるよ…。だから残さず食べて、それでこうやって必死に運動してんじゃん」
「それ運動なのか?ほら、反動つけんなって!バカ!もっと意識するんだよ!そんなやり方じゃ筋肉なんかつかないぞ!」

「う、うるさ…って言うか、なんで兄さんは剛腕スキルの持ち主なのに細マッチョなの⁉」

「細マッチョ…、何だそれ。」

「しまった、兄さんは転生魂だけど現代人じゃなかった…。しなやかな筋肉って事だよ。ちょちょ、触ってもいい?お…おお…!ふわっとして固い…」
「そうか?けど父さんだってよく食べよく働くわりにすっきりしてるだろ。あれで背中とか結構すごい。」

「まぁ…。う~ん…筋肉つけてもムキムキに見えないのは家系か…。えっ?僕の筋肉は?」

「それよりお前、ユーリウス様の毒の小瓶どうしたんだ。あんなの放置したら危ないだろ」

「軽くスルーされた…。えっと、一本は母さんが教会に持ってっちゃったんだよ。祭事用の銀の道具類が締まってある宝物庫に」
「何!何だってあんなとこに!」

「えーと、母さん、この辺じゃぁ誰も銀製品なんて持ってないから教会の道具だと思ったみたいで…、いつの間にか持ってかれて鍵かけられちゃって…。宝物庫から勝手に持ちだしたのかってすごく怒られた。違うって言ったのに…」

「ああ、怒った母さんは人の話聞かないからな。」

「でもまぁ良いかと思って。だってあそこはルチア様の生家だからって暮れの掃除以外基本誰も入らないじゃん。ここには施しや救いが必要な人も居ないし。マァの村は御神木が神様になってるから教会なんか形だけだもんね。」

「そういやそうか。」
「って言っても臨時ね。どうせワルプルギスのお祭りに宝物庫開けるでしょ?兄さんそん時持ち出して隠しといてよ。」

「いいけど、もう一本はどうしたんだ?」

「黒い方は僕が持ってる。見てよ。このパウサントの香木を組んだ箱。カッコよくない?これの中にホワイトセージを敷き詰めてしまってある。箱は仕掛けになってるから簡単には開かないよ。灰色のほうも同じ仕掛け箱にしまおうと思って作ってたら母さんが…」

「なるほどな。しょうがないな、母さんもお前も」

「僕も!?ま、まぁいいや。とにかく箱だけは完成させとくから仕舞っといてよ。」

「分かった分かった。…よし!それじゃぁ気を取り直して運動するか!アレクシも一緒に!」
「マジで?…巻き添えにするの止めてやりなよ…」

「なんでだ?アレクシも筋肉足りて無いだろ。上背はあるのにもったいない」
「上背が無かったらもったいなく無いの⁉」

「ほらアッシュ、外行くぞ!おーいアレクシー!」



「…またスルーされた…」









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