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13 断罪への苦行
王宮の奥庭にある六角形のガゼボ。比較的涼しいルテティア国の夏風が爽やかなはずのそこは、今嫌な緊張に支配され、僕の身体を汗ばませている。
緊張の元は主に三カ所。僕とコンラッドを仲直りさせたい王妃の緊張と、あの日殺人未遂の現実を僕から突き付けられたコンラッドの緊張と、それから、身バレしないか心配でしょうがない…僕の緊張だ。
緩衝材は二人。第二王子のアレイスター、第三王子のチビっ子…誰だこれ?カンペカンペ…あ、トレヴァーくんか。
ここで説明しておこう。僕はちゃんと予習してきたのだ。
ルテティア国には三人の王子がいる。王妃の子がコンラッド。第二王子、第三王子は別々の側妃が産んだ息子である。
同性婚ありきのこの国では正妃の子も側妃の子も同じように継承権を持つが、その順位はこの場合、この場合…カンペ…ああそうそう、正妃の息子コンラッド、次が第二側妃の子、まだまだちっちゃいトレヴァーくんと続いて…そして最後が第三側妃の息子、コンラッドと同い年のアレイスターだ。
とは言え、この順位とは必ずしも順守される訳ではない。
当然だ。能無しを王にしたら国が傾いちゃうからね。不適当と判断されれば当然他が選ばれる。この継承順位とはあくまで〝何事も無ければ”という前提のもとだ。
え?コンラッド?
さあどうだろう…。ノベル内ではアーロンと手に手を取って国難を解決してたけど…。
成績は悪くない。剣の腕前もそこそこ。ほら一応ヒロインの相手役だから。
もしかしたら気安いコンラッドは、シャノンさえ絡まなければ庶民派の良い王様になるのかもしれない。けど、どうせ僕は社交界をぶっちぎる気でいるから奴がどんな王になろうがわりと本気でどうでもいい。
コンラッドがいくら気安い王子だろうと、しょせん゛庶民の気持ちが分かる風”なだけであって、奴はキングオブセレブ。今このメンバーの中で一番庶民なのは…ホント言うと僕である。
なんにせよ僕の断罪後にコンラッドとの接点は無い。
ニコールさんから聞き出した情報によると、アレイスターの母、第三側妃は元劇場の踊り子で、本来だったらどっかで囲われてただの愛人におさまるところを、王の一言で王宮に招き入れられ側妃となった、リアルシンデレラなのだとか。
とは言えただの平民ならまだしも劇場の踊り子…、大昔の踊り子とはウッフンアッハンがワンセットだったりする。
そのためアレイスターは王宮内での立場が非常~に低い。立場的には第一王女の入り婿、隣国の第三王子よりもずっと低い…
あー、だから無害な人を…でアレイスターになったのか。アレイスターは王妃のアウトオブ眼中って事ね。
怖いわ~、王家の裏側ってマジビビるわ~。ってか、王様…、踊り子を側妃にねじ込むとか…さすがコンラッドの父。血筋だわ~。
「よく来てくれたわねシャノン。具合はいかが?」
「おかげさまで大分…」
ゴクリ。あー…、病院の師長がこんな感じだったかも…。笑ってるようで笑ってない、何かをチェックする目。特にコンラッドを見る目ときたら、新入りの看護師さんを見るあの目と同じ…
「お妃教育に顔も出せないほど弱っていると聞いていたのだけど…、何でも平民街の貧民に支援を申し出たらしいわね」
「あれはただの気分転換…とでもいうか、ストレス解消です」
危ない危ない。断罪後の環境改善だってバレないようにしないと。万が一バレて追い出され先が変わったらマズイし。
「それは…本当なのですか母上?」
「コンラッド。あなた…そう言うところよ。アレイスター王子が知っているというのになぜ婚約者であるあなたが知らないのですか。この話はアレイスター王子から聞いたのです」
なんだと!第二王子め…、余計なことを…。よしっ!シャノン降臨!睨んでやる…キッ!
「…シャノン様。どうせいずれ知れることです。お隠しにならなくてもいいではありませんか」
「アレイスター、それはどういう事だ。なぜお前が知っている」
そうだ!どういう事だ!
「下町の管理を担っているのはバーナード伯爵です。そしてその下にいるのがスキッド地区に治療院を開いたモリセット子爵。バーナード伯の子息は私の側近なのでね。嗅ぎ回ったわけではありませんよ」
なんだ。じゃあアレイスターには筒抜け…ってことか。
このアレイスターときたら同級生のはずなのにノベル内に出てこない。…ってことは、きっと相当影が薄いんだろう。せっかくイケメンなのに髪色も中途半端なグレーだし。黒に染めたらいいのに。
「モリセット卿は大変感激しておられたようですよ。シャノン様が平民街の最奥に自ら足を踏み入れ、地区の改善に乗り出されたと」
「まあ!なんと立派な行い。素晴らしいですねシャノン。ですがあのような危険な場所に考えも無く足を踏み入れてはなりませんよ。あなたはこのルテティア国の王太子妃となる身なのですから」
考えも無く…、つまり考えがあれば良いってこと?
「よく考えたうえでのことです」
ん?空気感がざわついた気がする…。何が悪かったんだろう…。ああもうコワイ…、あんまりしゃべらないで黙ってお茶飲んでよう…
えーと、どれどれ。
僕の視線はアレイスターにガッツリ固定されている。いや、お茶会のマナーがね、よく分からなくってね。
だからって王妃様に視線が合うと何か話し振られそうだし。ましてやコンラッドの顔なんか見るのもイヤだし。ちびっこは見てもしようがないし。ってことで手本はアレイスター一択で。
「どうされましたかシャノン様」
「何がですか?アレイスター様」
「先程からその、視線を感じるのですが…」
「気のせいです」
「ですが…」
「自意識過剰です」
「そうですか…」
いつも思うのだがシャノンでいると本当に楽だ。何しろ高飛車に言い切っちゃえばいいんだから。
確かカップの取っ手に指を入れちゃいけないんだったよね。それから段々になったお菓子の皿には食べる順番が…、順番が…、あかん。ア、アレイスター!じぃぃぃ…
ふんふん。下の段から食べるのね。それから上の段。最上段に行くと見せかけて…横のスコーンかぁ!危ない危ない、フェイクに引っかかるところだった。
パンッ!「何かおっしゃいコンラッド!言うべきことがあるでしょう!」
ビクッ!
テーブルに叩きつけられる扇。怒れる王妃様の声。コ、コワ~…、さすがのコンラッドも母親には逆らえない。古今東西、息子とは母親に弱い生き物である。
「その、今までの振舞い…すまなかった。私の振舞いは婚約者として些か礼を欠いていたと思う。謝罪しよう」
「些かですむか!」って言えたらな…。こんな怖い人の前で言えないけど…。だいたい何を言ってもボロが出る気しかしない。ここはやっぱり…お口チャックで。
「コンラッド、それだけかしら」
「…これからは婚約者として君に敬意を払うつもりだ」
「……」
「許してはくれないのか…」
考えてるんだよ!ここは「許します」って高飛車に言うのがシャノンっぽいのか、「許しません!」って冷たく言い放つのがシャノンっぽいのか…。うーん、悩む。
「シャノン…、いくら『聖なる力』の神子候補であろうと、教会の侍祭などわたくしが認めません。安心して頂戴」
王妃様…僕の安心は断罪の向こう側にあるんだけど…
って言うか、お茶を濁すためにお茶を飲み過ぎてさっきからちょっと…、現在僕は膀胱の限界に挑戦中。でも10年通った王宮で、今更「トイレどこですか?」って聞けないよね…どうしよう…
あっ!アレイスターが席立った!これは…トイレかっ!多分トイレだ!じゃあ彼に付いてけば…
ガタッ!
「アレイスター様待って!」
「シャノン様…」
「僕も一緒に連れて行って!」
目を剥くお三方…。僕のなりふり構わない必死さはその場の全員に伝わったらしい…
緊張の元は主に三カ所。僕とコンラッドを仲直りさせたい王妃の緊張と、あの日殺人未遂の現実を僕から突き付けられたコンラッドの緊張と、それから、身バレしないか心配でしょうがない…僕の緊張だ。
緩衝材は二人。第二王子のアレイスター、第三王子のチビっ子…誰だこれ?カンペカンペ…あ、トレヴァーくんか。
ここで説明しておこう。僕はちゃんと予習してきたのだ。
ルテティア国には三人の王子がいる。王妃の子がコンラッド。第二王子、第三王子は別々の側妃が産んだ息子である。
同性婚ありきのこの国では正妃の子も側妃の子も同じように継承権を持つが、その順位はこの場合、この場合…カンペ…ああそうそう、正妃の息子コンラッド、次が第二側妃の子、まだまだちっちゃいトレヴァーくんと続いて…そして最後が第三側妃の息子、コンラッドと同い年のアレイスターだ。
とは言え、この順位とは必ずしも順守される訳ではない。
当然だ。能無しを王にしたら国が傾いちゃうからね。不適当と判断されれば当然他が選ばれる。この継承順位とはあくまで〝何事も無ければ”という前提のもとだ。
え?コンラッド?
さあどうだろう…。ノベル内ではアーロンと手に手を取って国難を解決してたけど…。
成績は悪くない。剣の腕前もそこそこ。ほら一応ヒロインの相手役だから。
もしかしたら気安いコンラッドは、シャノンさえ絡まなければ庶民派の良い王様になるのかもしれない。けど、どうせ僕は社交界をぶっちぎる気でいるから奴がどんな王になろうがわりと本気でどうでもいい。
コンラッドがいくら気安い王子だろうと、しょせん゛庶民の気持ちが分かる風”なだけであって、奴はキングオブセレブ。今このメンバーの中で一番庶民なのは…ホント言うと僕である。
なんにせよ僕の断罪後にコンラッドとの接点は無い。
ニコールさんから聞き出した情報によると、アレイスターの母、第三側妃は元劇場の踊り子で、本来だったらどっかで囲われてただの愛人におさまるところを、王の一言で王宮に招き入れられ側妃となった、リアルシンデレラなのだとか。
とは言えただの平民ならまだしも劇場の踊り子…、大昔の踊り子とはウッフンアッハンがワンセットだったりする。
そのためアレイスターは王宮内での立場が非常~に低い。立場的には第一王女の入り婿、隣国の第三王子よりもずっと低い…
あー、だから無害な人を…でアレイスターになったのか。アレイスターは王妃のアウトオブ眼中って事ね。
怖いわ~、王家の裏側ってマジビビるわ~。ってか、王様…、踊り子を側妃にねじ込むとか…さすがコンラッドの父。血筋だわ~。
「よく来てくれたわねシャノン。具合はいかが?」
「おかげさまで大分…」
ゴクリ。あー…、病院の師長がこんな感じだったかも…。笑ってるようで笑ってない、何かをチェックする目。特にコンラッドを見る目ときたら、新入りの看護師さんを見るあの目と同じ…
「お妃教育に顔も出せないほど弱っていると聞いていたのだけど…、何でも平民街の貧民に支援を申し出たらしいわね」
「あれはただの気分転換…とでもいうか、ストレス解消です」
危ない危ない。断罪後の環境改善だってバレないようにしないと。万が一バレて追い出され先が変わったらマズイし。
「それは…本当なのですか母上?」
「コンラッド。あなた…そう言うところよ。アレイスター王子が知っているというのになぜ婚約者であるあなたが知らないのですか。この話はアレイスター王子から聞いたのです」
なんだと!第二王子め…、余計なことを…。よしっ!シャノン降臨!睨んでやる…キッ!
「…シャノン様。どうせいずれ知れることです。お隠しにならなくてもいいではありませんか」
「アレイスター、それはどういう事だ。なぜお前が知っている」
そうだ!どういう事だ!
「下町の管理を担っているのはバーナード伯爵です。そしてその下にいるのがスキッド地区に治療院を開いたモリセット子爵。バーナード伯の子息は私の側近なのでね。嗅ぎ回ったわけではありませんよ」
なんだ。じゃあアレイスターには筒抜け…ってことか。
このアレイスターときたら同級生のはずなのにノベル内に出てこない。…ってことは、きっと相当影が薄いんだろう。せっかくイケメンなのに髪色も中途半端なグレーだし。黒に染めたらいいのに。
「モリセット卿は大変感激しておられたようですよ。シャノン様が平民街の最奥に自ら足を踏み入れ、地区の改善に乗り出されたと」
「まあ!なんと立派な行い。素晴らしいですねシャノン。ですがあのような危険な場所に考えも無く足を踏み入れてはなりませんよ。あなたはこのルテティア国の王太子妃となる身なのですから」
考えも無く…、つまり考えがあれば良いってこと?
「よく考えたうえでのことです」
ん?空気感がざわついた気がする…。何が悪かったんだろう…。ああもうコワイ…、あんまりしゃべらないで黙ってお茶飲んでよう…
えーと、どれどれ。
僕の視線はアレイスターにガッツリ固定されている。いや、お茶会のマナーがね、よく分からなくってね。
だからって王妃様に視線が合うと何か話し振られそうだし。ましてやコンラッドの顔なんか見るのもイヤだし。ちびっこは見てもしようがないし。ってことで手本はアレイスター一択で。
「どうされましたかシャノン様」
「何がですか?アレイスター様」
「先程からその、視線を感じるのですが…」
「気のせいです」
「ですが…」
「自意識過剰です」
「そうですか…」
いつも思うのだがシャノンでいると本当に楽だ。何しろ高飛車に言い切っちゃえばいいんだから。
確かカップの取っ手に指を入れちゃいけないんだったよね。それから段々になったお菓子の皿には食べる順番が…、順番が…、あかん。ア、アレイスター!じぃぃぃ…
ふんふん。下の段から食べるのね。それから上の段。最上段に行くと見せかけて…横のスコーンかぁ!危ない危ない、フェイクに引っかかるところだった。
パンッ!「何かおっしゃいコンラッド!言うべきことがあるでしょう!」
ビクッ!
テーブルに叩きつけられる扇。怒れる王妃様の声。コ、コワ~…、さすがのコンラッドも母親には逆らえない。古今東西、息子とは母親に弱い生き物である。
「その、今までの振舞い…すまなかった。私の振舞いは婚約者として些か礼を欠いていたと思う。謝罪しよう」
「些かですむか!」って言えたらな…。こんな怖い人の前で言えないけど…。だいたい何を言ってもボロが出る気しかしない。ここはやっぱり…お口チャックで。
「コンラッド、それだけかしら」
「…これからは婚約者として君に敬意を払うつもりだ」
「……」
「許してはくれないのか…」
考えてるんだよ!ここは「許します」って高飛車に言うのがシャノンっぽいのか、「許しません!」って冷たく言い放つのがシャノンっぽいのか…。うーん、悩む。
「シャノン…、いくら『聖なる力』の神子候補であろうと、教会の侍祭などわたくしが認めません。安心して頂戴」
王妃様…僕の安心は断罪の向こう側にあるんだけど…
って言うか、お茶を濁すためにお茶を飲み過ぎてさっきからちょっと…、現在僕は膀胱の限界に挑戦中。でも10年通った王宮で、今更「トイレどこですか?」って聞けないよね…どうしよう…
あっ!アレイスターが席立った!これは…トイレかっ!多分トイレだ!じゃあ彼に付いてけば…
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