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イヴァーノの事情 ⑨
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「そ、それで今日はどこへ行くんだ」
「あ、ああ。このもっと奥に滝があるらしい。誰も来ない場所だ。そこでお前を撮りたいと…思って…」
昨夜のことが実に気恥しい…。この僕としたことが人前で涙を流すなんて。失態だ!
いろんな感情がないまぜになって…僕は僕が思う以上に傷ついていたらしい。けど心の傷に向き合えたのはこの世界に居るからだ。
貴族の権威も社交界もない世界。ここにはありのままでも好きだと言ってくれる人がいる。
僕にそう言った当人であるオーキ。気恥しいのは彼も同じなのだろう。何しろこの高貴なる僕にあれだけ叱責されたのだ。身の置き場が無くなっても無理はない。
黙って数歩先を歩くオーキは振り返りもしないで、それでもポツリポツリと言葉を探す。
「イブ。昨日の言葉…胸に響いた。今の俺は依頼料が安いから、それだけで選ばれる駆け出しカメラマンだ。だからって…余計なプライドは捨てても誇りは捨てちゃダメだな」
「誇りを捨てるのは自分を捨てるも同じことだ」
「それで手に入れた仕事は俺の人生において糧にならない…か。お前のいう通りだ」
「うむ。精進して上等なカメラマンを目指すのだぞ」
「だな」
なんだろう?何か言いかけては止め、止めてはまた口を開き、そうして口にしたのがこの言葉だ。
「…俺のために泣くとは思わなかった」
「そんなんじゃない」
ぼくはただ…踏みにじられたオーキの姿に大馬鹿だった自分自身を重ねただけだ。僕の欲しかった〝公爵夫人”の座こそが僕を最も惨めにするものだったなんて…ジワ…
フルフル…、全ては過去の話だ。どうせもうあそこは僕の場所じゃない。
そうだ。イブキは〝コスプレイヤー”。なりたい自分になれる男だ。きっと僕より上手くやる。
「ありがとうイブ」
ゴシ「かまわない。困ったことがあったら僕に言え」ニコ「特別にオーキだけは助けてやる」
「ははっ、心強いよ」
振り返ったオーキはちょうどこの山道に差し込む木漏れ日のような…とても晴れやかな顔をしていた。
「平気かイブ」
「…平気じゃない。手を貸せオーキ」
「ほら、もうそこだ」
グイッと引っ張り込まれたそこはゴツゴツとした岩が山肌から剥き出しになった場所。その何段にも重なった岩々の間を白波をたてて水が流れ落ちていく。
「見事だ…。実に芸術的な水の力…。岩をえぐり水しぶきを上げ…幾つも分岐し形を変えながら、それでも真っ直ぐ流れを描く。水の全てがここにはあるのだな」
どれほどその水の流れに見惚れていただろう。気付けばカメラを降ろしたオーキがものも言わずじっと僕を見ていた。
「もう撮らないのか?」
「…たまにはファインダー越しじゃないお前を見ていたくてな」
モジ「…休憩するか?朝用意してもらっていただろう?」
「そうだな」
オーキは宿の女将に昼食を申し付けていた。袋に入れられた〝おにぎり”。これはヨーコもよく僕の昼食に、と作り置きしている。「伊吹が居る時は楽だったのになー」とぼやきながら。
その昼おにぎりを片手に、それでもオーキはカメラの画面を確認している。
カメラを覗き込むオーキの顔。僕は…
はっ!ブルブル!この右手はなんだ!手を引っ込めろ僕!
「ほら見てみろ」
ゴホ「僕の写真か?」
「いい表情だろ?俺の好きな顔だ」
ポッ「お前…、まあいい」
オーキがそれほど僕を好きだというなら仕方ない。人の感情を止められはしないのだから。そう、いくらでも僕を好きになるがいい!
「イブこっち向いて。アップで撮ってやる」
「接写か…」
パシャ パシャ パシャ
イブキの肌は僕の器に相応しいよく手入れされた滑らかな肌だ。接写など恐れるに足りん!
……いや。
「見せてみろ!…あっ!ライス!ライスが頬についてるじゃないか!消せ!」
「だめだ!ははっ、これは俺のコレクションだからな」
「ほ、他のは…」
「あ…」
「あっ!」
そこに現れたのは先ほどの滝を見つめる僕と同じ顔をした、でもほんのり頬を染めた接写で…その視線はまっすぐにカメラのレンズに向けられている。レンズの先、僕が見つめるのは…
待て!オーキはなんて言った?
『お前は気に入ったもの好きなものを観る時…何とも言えない良い表情するんだよ』
カァァァァァ!こ、これじゃあ僕がオーキを好きで気に入ってるみたいじゃないか…
ば、馬鹿な!僕がオーキを好きなんじゃない!
『俺の好きな顔だ』
オーキが僕を好いている!そうだろう?
はっっ!ぼ、僕はオーキの想いに答えを返すべきなのか…
高位貴族である僕と労働者階級のオーキ。本来ならば身分違いの二人。けど…
こ、ここはサルディーニャじゃない。異世界の…チキュの…ニホンだ。
今の僕は大貴族の子息じゃなく…アッパー階級の…着せ替えを趣味とする平民位の息子で…そこに何の障壁があろう?
そうだ!僕は…今の僕はイブキだ!なりたい自分になれる〝コスプレイヤー”だ!
ドッドッドッ…
「…オーキ。し、仕方ないな。その…目を瞑れ」
「え?何いきなり?」
「いいから瞑れ!」
「こうか?」
チュゥ…
公爵家の嫁になるべく今まで大切に守ってきた口づけ…けどオーキになら…
僕を可愛いと…初めてそう言ってくれたオーキになら…
「お前がいい」そう言ってくれたオーキになら…
「ありのままのお前でいい」そう言ってくれたオーキになら…全部あげてもいい!だってここは異世界だから!公爵夫人?願い下げだ!
ドッドッドッ…、…なんとか言え!
「参ったな…こういう経験はないんだけどね」
なに!お前…二十歳も超えてて口づけもまだだったのか!
「そ、そうか!」パァァァァ「僕もだ!同じだな!」
「うっ!可愛すぎだろ…いいさ!お前が男でもなんでも…手放しちゃだめだって気がする!」
「えっ?」
「なんか…ああもう!我慢できないって!」
「わっ!」
ドサ
「ん…んむ……」
オーキ!?え?はじめてにしちゃ、ちょ、ちょっと!あ…し、舌が…
クチュ「ん…ふ…んんん…」チュ…
あ…
も、もう終わりか…。う…でも…
もう一度したいって言ったらはしたないって思われるだろうか…
「イブ…好きだ…。自分でもよくわからないけどお前が好きだ」
いきなりの告白。いや…それらしいことは言われ続けてきたが…やっぱりこう、改まって言われると嬉しいものだな…
ポッ「その…いいだろう。許可する…」
「お前は?」
「ぼ、ぼく」
「あー、いい。何も言うな」
え?
パシャ
「お前の気持ちならこれが一番正確だからな」
その後画面を確認したオーキは…
正確に僕の望みを読み当てもう一度情熱的に口づけをした。
「あ、ああ。このもっと奥に滝があるらしい。誰も来ない場所だ。そこでお前を撮りたいと…思って…」
昨夜のことが実に気恥しい…。この僕としたことが人前で涙を流すなんて。失態だ!
いろんな感情がないまぜになって…僕は僕が思う以上に傷ついていたらしい。けど心の傷に向き合えたのはこの世界に居るからだ。
貴族の権威も社交界もない世界。ここにはありのままでも好きだと言ってくれる人がいる。
僕にそう言った当人であるオーキ。気恥しいのは彼も同じなのだろう。何しろこの高貴なる僕にあれだけ叱責されたのだ。身の置き場が無くなっても無理はない。
黙って数歩先を歩くオーキは振り返りもしないで、それでもポツリポツリと言葉を探す。
「イブ。昨日の言葉…胸に響いた。今の俺は依頼料が安いから、それだけで選ばれる駆け出しカメラマンだ。だからって…余計なプライドは捨てても誇りは捨てちゃダメだな」
「誇りを捨てるのは自分を捨てるも同じことだ」
「それで手に入れた仕事は俺の人生において糧にならない…か。お前のいう通りだ」
「うむ。精進して上等なカメラマンを目指すのだぞ」
「だな」
なんだろう?何か言いかけては止め、止めてはまた口を開き、そうして口にしたのがこの言葉だ。
「…俺のために泣くとは思わなかった」
「そんなんじゃない」
ぼくはただ…踏みにじられたオーキの姿に大馬鹿だった自分自身を重ねただけだ。僕の欲しかった〝公爵夫人”の座こそが僕を最も惨めにするものだったなんて…ジワ…
フルフル…、全ては過去の話だ。どうせもうあそこは僕の場所じゃない。
そうだ。イブキは〝コスプレイヤー”。なりたい自分になれる男だ。きっと僕より上手くやる。
「ありがとうイブ」
ゴシ「かまわない。困ったことがあったら僕に言え」ニコ「特別にオーキだけは助けてやる」
「ははっ、心強いよ」
振り返ったオーキはちょうどこの山道に差し込む木漏れ日のような…とても晴れやかな顔をしていた。
「平気かイブ」
「…平気じゃない。手を貸せオーキ」
「ほら、もうそこだ」
グイッと引っ張り込まれたそこはゴツゴツとした岩が山肌から剥き出しになった場所。その何段にも重なった岩々の間を白波をたてて水が流れ落ちていく。
「見事だ…。実に芸術的な水の力…。岩をえぐり水しぶきを上げ…幾つも分岐し形を変えながら、それでも真っ直ぐ流れを描く。水の全てがここにはあるのだな」
どれほどその水の流れに見惚れていただろう。気付けばカメラを降ろしたオーキがものも言わずじっと僕を見ていた。
「もう撮らないのか?」
「…たまにはファインダー越しじゃないお前を見ていたくてな」
モジ「…休憩するか?朝用意してもらっていただろう?」
「そうだな」
オーキは宿の女将に昼食を申し付けていた。袋に入れられた〝おにぎり”。これはヨーコもよく僕の昼食に、と作り置きしている。「伊吹が居る時は楽だったのになー」とぼやきながら。
その昼おにぎりを片手に、それでもオーキはカメラの画面を確認している。
カメラを覗き込むオーキの顔。僕は…
はっ!ブルブル!この右手はなんだ!手を引っ込めろ僕!
「ほら見てみろ」
ゴホ「僕の写真か?」
「いい表情だろ?俺の好きな顔だ」
ポッ「お前…、まあいい」
オーキがそれほど僕を好きだというなら仕方ない。人の感情を止められはしないのだから。そう、いくらでも僕を好きになるがいい!
「イブこっち向いて。アップで撮ってやる」
「接写か…」
パシャ パシャ パシャ
イブキの肌は僕の器に相応しいよく手入れされた滑らかな肌だ。接写など恐れるに足りん!
……いや。
「見せてみろ!…あっ!ライス!ライスが頬についてるじゃないか!消せ!」
「だめだ!ははっ、これは俺のコレクションだからな」
「ほ、他のは…」
「あ…」
「あっ!」
そこに現れたのは先ほどの滝を見つめる僕と同じ顔をした、でもほんのり頬を染めた接写で…その視線はまっすぐにカメラのレンズに向けられている。レンズの先、僕が見つめるのは…
待て!オーキはなんて言った?
『お前は気に入ったもの好きなものを観る時…何とも言えない良い表情するんだよ』
カァァァァァ!こ、これじゃあ僕がオーキを好きで気に入ってるみたいじゃないか…
ば、馬鹿な!僕がオーキを好きなんじゃない!
『俺の好きな顔だ』
オーキが僕を好いている!そうだろう?
はっっ!ぼ、僕はオーキの想いに答えを返すべきなのか…
高位貴族である僕と労働者階級のオーキ。本来ならば身分違いの二人。けど…
こ、ここはサルディーニャじゃない。異世界の…チキュの…ニホンだ。
今の僕は大貴族の子息じゃなく…アッパー階級の…着せ替えを趣味とする平民位の息子で…そこに何の障壁があろう?
そうだ!僕は…今の僕はイブキだ!なりたい自分になれる〝コスプレイヤー”だ!
ドッドッドッ…
「…オーキ。し、仕方ないな。その…目を瞑れ」
「え?何いきなり?」
「いいから瞑れ!」
「こうか?」
チュゥ…
公爵家の嫁になるべく今まで大切に守ってきた口づけ…けどオーキになら…
僕を可愛いと…初めてそう言ってくれたオーキになら…
「お前がいい」そう言ってくれたオーキになら…
「ありのままのお前でいい」そう言ってくれたオーキになら…全部あげてもいい!だってここは異世界だから!公爵夫人?願い下げだ!
ドッドッドッ…、…なんとか言え!
「参ったな…こういう経験はないんだけどね」
なに!お前…二十歳も超えてて口づけもまだだったのか!
「そ、そうか!」パァァァァ「僕もだ!同じだな!」
「うっ!可愛すぎだろ…いいさ!お前が男でもなんでも…手放しちゃだめだって気がする!」
「えっ?」
「なんか…ああもう!我慢できないって!」
「わっ!」
ドサ
「ん…んむ……」
オーキ!?え?はじめてにしちゃ、ちょ、ちょっと!あ…し、舌が…
クチュ「ん…ふ…んんん…」チュ…
あ…
も、もう終わりか…。う…でも…
もう一度したいって言ったらはしたないって思われるだろうか…
「イブ…好きだ…。自分でもよくわからないけどお前が好きだ」
いきなりの告白。いや…それらしいことは言われ続けてきたが…やっぱりこう、改まって言われると嬉しいものだな…
ポッ「その…いいだろう。許可する…」
「お前は?」
「ぼ、ぼく」
「あー、いい。何も言うな」
え?
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