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本編
王様な私は暇なので少しの間だけ脱走します
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私は誰も居ない無駄なほど広い部屋に置いてあるバカ高そうな、、、豪華で気品のある椅子に座っていた。
(暇だ、、、本当に暇だ。本も無いしテレビも無いしゲームも無いここで一週間ずっと居た事を褒めて欲しい。この家(城?)から出るのは不味いかなって思って一週間ずっとこの家から出なかったけど何もする事が無くて反対にストレスが溜まるよ)
「あの二人、今日も来るの遅いのかな?二人共自分の仕事が忙しいだろうから無理して毎日ここに来ないで良いって言った方が良いのかな?」
白夜と鈴雪は私の、、王の守護を任せられるくらい強い力を持っている。
その二人の仕事はあやかしの長達の主をしている。
何か起こると長達から相談や頼み事などされて色々と忙しいのだ。
(でも私はここに居るだけで1日中ずっと何もする事が無くてぼーっとしてるだけだもんな、、、ちょっとだけ外に出てみようかな?)
「んーと、、、うん、近くには誰も居ないな。よし、ちょっとだけ脱走しよう」
私はこの一週間ずっと暇で暇で仕方なかったので鈴雪と白夜が居ない時間に人間の時になかった感覚の力(妖力とか神力)を使ってみた。
まずはどうやって使うのかさっぱり分からなかったけど力があるのは感覚で分かるのでそれを引き出す為にどうするか考えた。
考えてる時に幽霊の時は体が軽く浮いていて姿も普通の人には見え無い様になってたなと思いその時(幽霊の時)の感覚を思い出した瞬間、幽霊の時と同じ様に体が軽く浮いて姿も透けていて普通の人には見え無いと思われる姿になっていた。
その時、白夜と鈴雪の二人が来たので焦って二人に見つかりたくないと思った瞬間に私の姿はもっと透けて二人には見え無い様になっていた。
その姿の時の私は存在感が一切感じられない様になるらしく二人にはいきなり私が消えた様に感じてかなり慌てて心配していた。
とても心配して私を探し回ってる二人を見て私は早く二人に安心してもらいたいと思ったら今度は姿が戻っていた。
かなり心配していたのだろう二人は私が姿を表した時は安堵してからどうして一瞬だけいきなり存在が消えたのか聞いてきたのでその時の私もよく分からなかったけど何となくその時の事を説明した。
『それは無意識に力を使ったのだろう』
『アヤ様は感覚や強く思うと無意識に力を使う事が出来るみたいだな』
『うーん、よく分からないけど幽霊の時の感覚を思い出したから無意識に力を使って幽霊の時と同じ様になってたの?それからいきなり二人が来てびっくりして二人に見つかりたくないって思ったから二人にも私の姿が見えなくなっり存在が感じられなくなったりしたの?』
『そうだ。アヤ様の力はとても強い、なので少し強く思うだけでそれを現実にしてしまうのだろう』
『つまりアヤ様は思うだけでほとんどの事を思い通りにしてしまう力があるって事だよ』
『力を使うなとは言わないがあまり心配はさせないでくれ』
『アヤ様が消えたのかと思った時は何で一緒に連れていってくれなかったのかと思うくらいは焦ったからな』
『ごめん。次からは気をつけて使うね?』
そう言うと二人は私の頭を撫でて優しく笑ってくれた。
(二人には心配かけたく無いから書き置きしてから脱走しよう。えっと“ちょっと外に行ってきます。夜になる前には帰って来るので心配しないでね”っとこれで良いかな?)
「じゃあ、行ってきます」
私は誰も居ない家に向かってそう言った後にかなり力があるあやかしにも見えない姿になって空に浮きながら初めて家の外に出た。
(あやかしの世界ってどんな所だろう?私を崇めてくれてる私の子供達はどんな感じで暮らしてるのかな?早く見てみたいな)
王様になった私は暇なので少しの間だけ脱走する事にしたのだけど、その時の私は気づかない間にあやかし達を自分の子供だと普通に思っていた。
(暇だ、、、本当に暇だ。本も無いしテレビも無いしゲームも無いここで一週間ずっと居た事を褒めて欲しい。この家(城?)から出るのは不味いかなって思って一週間ずっとこの家から出なかったけど何もする事が無くて反対にストレスが溜まるよ)
「あの二人、今日も来るの遅いのかな?二人共自分の仕事が忙しいだろうから無理して毎日ここに来ないで良いって言った方が良いのかな?」
白夜と鈴雪は私の、、王の守護を任せられるくらい強い力を持っている。
その二人の仕事はあやかしの長達の主をしている。
何か起こると長達から相談や頼み事などされて色々と忙しいのだ。
(でも私はここに居るだけで1日中ずっと何もする事が無くてぼーっとしてるだけだもんな、、、ちょっとだけ外に出てみようかな?)
「んーと、、、うん、近くには誰も居ないな。よし、ちょっとだけ脱走しよう」
私はこの一週間ずっと暇で暇で仕方なかったので鈴雪と白夜が居ない時間に人間の時になかった感覚の力(妖力とか神力)を使ってみた。
まずはどうやって使うのかさっぱり分からなかったけど力があるのは感覚で分かるのでそれを引き出す為にどうするか考えた。
考えてる時に幽霊の時は体が軽く浮いていて姿も普通の人には見え無い様になってたなと思いその時(幽霊の時)の感覚を思い出した瞬間、幽霊の時と同じ様に体が軽く浮いて姿も透けていて普通の人には見え無いと思われる姿になっていた。
その時、白夜と鈴雪の二人が来たので焦って二人に見つかりたくないと思った瞬間に私の姿はもっと透けて二人には見え無い様になっていた。
その姿の時の私は存在感が一切感じられない様になるらしく二人にはいきなり私が消えた様に感じてかなり慌てて心配していた。
とても心配して私を探し回ってる二人を見て私は早く二人に安心してもらいたいと思ったら今度は姿が戻っていた。
かなり心配していたのだろう二人は私が姿を表した時は安堵してからどうして一瞬だけいきなり存在が消えたのか聞いてきたのでその時の私もよく分からなかったけど何となくその時の事を説明した。
『それは無意識に力を使ったのだろう』
『アヤ様は感覚や強く思うと無意識に力を使う事が出来るみたいだな』
『うーん、よく分からないけど幽霊の時の感覚を思い出したから無意識に力を使って幽霊の時と同じ様になってたの?それからいきなり二人が来てびっくりして二人に見つかりたくないって思ったから二人にも私の姿が見えなくなっり存在が感じられなくなったりしたの?』
『そうだ。アヤ様の力はとても強い、なので少し強く思うだけでそれを現実にしてしまうのだろう』
『つまりアヤ様は思うだけでほとんどの事を思い通りにしてしまう力があるって事だよ』
『力を使うなとは言わないがあまり心配はさせないでくれ』
『アヤ様が消えたのかと思った時は何で一緒に連れていってくれなかったのかと思うくらいは焦ったからな』
『ごめん。次からは気をつけて使うね?』
そう言うと二人は私の頭を撫でて優しく笑ってくれた。
(二人には心配かけたく無いから書き置きしてから脱走しよう。えっと“ちょっと外に行ってきます。夜になる前には帰って来るので心配しないでね”っとこれで良いかな?)
「じゃあ、行ってきます」
私は誰も居ない家に向かってそう言った後にかなり力があるあやかしにも見えない姿になって空に浮きながら初めて家の外に出た。
(あやかしの世界ってどんな所だろう?私を崇めてくれてる私の子供達はどんな感じで暮らしてるのかな?早く見てみたいな)
王様になった私は暇なので少しの間だけ脱走する事にしたのだけど、その時の私は気づかない間にあやかし達を自分の子供だと普通に思っていた。
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