43 / 87
二章 続くよ何処までも
忍び寄ってくる悪意
しおりを挟む
スレが終わったあとはみんなで夕飯を食べた。
男の子2人は心配だからと言って泊まってくれた。
そして次の日に『グーくん』の知り合い?がやっているお祓いしてくれる所にみんなで行った。
そこで言われた事は
『妹さんの頬には少しだけ怨みの念がこびりついていたから祓ったぞ?コレで傷の治りも早いはずだ』
『ありがとうございます』
『で、問題はお姉さんの方だ』
『自分の?ああ、足首』
『おう、その足首には呪いがかけられてる。普通の人だったら痛みで転げ回るほどなんだが』
『少し痛いとたまに感じる事があるだけですが?』
『うん、お姉さんは体質的に呪いとかそういうのにはかかりづらいというか、かかっても数日すれば解かれているというか』
『特に問題ないって事ですか?』
『うん、まぁ、そうだな。必要なかっただろうが俺が祓ったから足首の跡ももう少ししたら消えるだろう』
『ありがとうございます』
『あと問題があるとしたらお前だな』
お祓いの人 (名前は教えてもらえなかった)は『パーくん』を指差してそう言った。
『お前はモテるだろう?』
『あ?まぁ、そうだな』
『お前に憑いてる女の生霊共が喧しい』
『んなの俺に言うなよ。俺はコイツ以外の女はお姉さん以外はどうでも良いからな』
『うっわ!モテ男のセリフだわ!ムカつくわ~!』
『本当の事を言っただけだ。女なんか喧しくて鬱陶しいだけだろ』
『うっわ~!けど、気をつけろよ?あまりに強すぎる思いは呪いになる』
『あ?』
『素人だろうと呪ったら穴二つだ。一つは呪った自分の穴だが、もう一つの穴は呪われた奴が入るとは限らねぇからな。守りたいもんがあるなら気をつけるこった』
『チッ、どうにもならねぇからこうなってるんだがな』
『そうだなコイツは本当に自分の恋人以外は眼中にねぇって態度を学校でもしてるからな。それでもコイツに勝手に惚れて自分のモノにしてぇって奴が後をたたねぇんだよ』
『あ~、、、モテ過ぎるのも考えモンだな。しかも対策ってか態度でそういうのを表してるってのに諦めねぇ女達も怖ーな。まぁ、またなんかあったらここに来いよ。対策を考えてやるから』
そうしてお祓いの人に人数分のお守りを貰って帰った。
そうして自分の足首の跡も妹の頬の傷も薄くなってきた時にそれは起こった。
『お姉ちゃん、あの女がなかなか現れないと思ってたら、あの女入院してるみたいなの』
『入院?』
『うん、話してる人の話を聞いてたらね?あの女、傷だらけで部屋で倒れてたみたいなの』
『傷だらけ?』
『うん、今は意識がないみたいで眠ってるみたいなんだけどね?話してる人の話では自分で付けたんじゃないかって』
『自分で?』
『うん、自殺をしようとしたんじゃないのかって話してた』
『あの女が自殺?』
『多分、いや、絶対に自殺しようとして付いた傷じゃないよ!私達を呪った代償じゃないかな?』
『多分、、、そうだろうね。お祓いの人も呪わば穴二つの事を言ってたからね。呪いが自分に還ったんじゃないかな?』
妹とそんな話をした夜の事だった。
ベットに充電してるスマホをかけた達磨を側に置いて眠っていた時だった。
『~、~、~、』
話し声が聞こえた気がした。
起き抜けのぼーっとした頭で側にいた達磨を抱えながら毛布を被ろうとした時、それはハッキリ聞こえた。
『8、9、10、もういいかい?』
“びちゃっ、びちゃっ”
聞こえた音は数を数える声と、、、濡れたような足音だった。
世界が歪んだ。
男の子2人は心配だからと言って泊まってくれた。
そして次の日に『グーくん』の知り合い?がやっているお祓いしてくれる所にみんなで行った。
そこで言われた事は
『妹さんの頬には少しだけ怨みの念がこびりついていたから祓ったぞ?コレで傷の治りも早いはずだ』
『ありがとうございます』
『で、問題はお姉さんの方だ』
『自分の?ああ、足首』
『おう、その足首には呪いがかけられてる。普通の人だったら痛みで転げ回るほどなんだが』
『少し痛いとたまに感じる事があるだけですが?』
『うん、お姉さんは体質的に呪いとかそういうのにはかかりづらいというか、かかっても数日すれば解かれているというか』
『特に問題ないって事ですか?』
『うん、まぁ、そうだな。必要なかっただろうが俺が祓ったから足首の跡ももう少ししたら消えるだろう』
『ありがとうございます』
『あと問題があるとしたらお前だな』
お祓いの人 (名前は教えてもらえなかった)は『パーくん』を指差してそう言った。
『お前はモテるだろう?』
『あ?まぁ、そうだな』
『お前に憑いてる女の生霊共が喧しい』
『んなの俺に言うなよ。俺はコイツ以外の女はお姉さん以外はどうでも良いからな』
『うっわ!モテ男のセリフだわ!ムカつくわ~!』
『本当の事を言っただけだ。女なんか喧しくて鬱陶しいだけだろ』
『うっわ~!けど、気をつけろよ?あまりに強すぎる思いは呪いになる』
『あ?』
『素人だろうと呪ったら穴二つだ。一つは呪った自分の穴だが、もう一つの穴は呪われた奴が入るとは限らねぇからな。守りたいもんがあるなら気をつけるこった』
『チッ、どうにもならねぇからこうなってるんだがな』
『そうだなコイツは本当に自分の恋人以外は眼中にねぇって態度を学校でもしてるからな。それでもコイツに勝手に惚れて自分のモノにしてぇって奴が後をたたねぇんだよ』
『あ~、、、モテ過ぎるのも考えモンだな。しかも対策ってか態度でそういうのを表してるってのに諦めねぇ女達も怖ーな。まぁ、またなんかあったらここに来いよ。対策を考えてやるから』
そうしてお祓いの人に人数分のお守りを貰って帰った。
そうして自分の足首の跡も妹の頬の傷も薄くなってきた時にそれは起こった。
『お姉ちゃん、あの女がなかなか現れないと思ってたら、あの女入院してるみたいなの』
『入院?』
『うん、話してる人の話を聞いてたらね?あの女、傷だらけで部屋で倒れてたみたいなの』
『傷だらけ?』
『うん、今は意識がないみたいで眠ってるみたいなんだけどね?話してる人の話では自分で付けたんじゃないかって』
『自分で?』
『うん、自殺をしようとしたんじゃないのかって話してた』
『あの女が自殺?』
『多分、いや、絶対に自殺しようとして付いた傷じゃないよ!私達を呪った代償じゃないかな?』
『多分、、、そうだろうね。お祓いの人も呪わば穴二つの事を言ってたからね。呪いが自分に還ったんじゃないかな?』
妹とそんな話をした夜の事だった。
ベットに充電してるスマホをかけた達磨を側に置いて眠っていた時だった。
『~、~、~、』
話し声が聞こえた気がした。
起き抜けのぼーっとした頭で側にいた達磨を抱えながら毛布を被ろうとした時、それはハッキリ聞こえた。
『8、9、10、もういいかい?』
“びちゃっ、びちゃっ”
聞こえた音は数を数える声と、、、濡れたような足音だった。
世界が歪んだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる